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《其ノ参》人の優しさ好意をこの上なく大切にすべし
❀
土方さんと沖田くんという真選組の幹部に
挟まれてしまった私。なんとかトリップ女だということはふたりに分かってもらえたんだけど、問題はもちろん次から次へとやって来るわけであって…
「お前本当にどうすんだ」
「これから行く宛は…なんてンなのある訳無いですよねィ」
「…うーん」
確かに…行く宛もない。お金もない。
あるのはガラクタ携帯だけ。
…こんな状態でこの世界で生きろだなんて、とんでもねえ無理ゲーですよ神様。
そのとき、私は重要なことに気付いた。
…あれ、この人たちってもしかしなくても
善良なお巡りさんだよね?
市民の平和を守るのがお仕事だよね?
…頼んでみようじゃないか。
その頼みっていうのは。
「…土方さん、沖田くん。
お願いします。
此処に…真選組に住まわせてください。」
地べたに頭を付けて土下座し、厚かましいにも程があるお願いをする。
困ったときは迷わず土下座、助けを求めよお巡りさん…っていうしきたりが私の世界にはあるからね。
「…それは悪ィが無理な話だな」
「土方さん…」
「助けてやりてェのは山々だが…
此処はテメーも知っての通り男だらけの
むさ苦しい屯所だ。
何か問題があってからじゃあ遅い」
な、なんて優しいの…。
ただ単に私を煙たがってるわけじゃない。
土方さんは私を心配してくれてるんだ。
そんな彼の大人な優しさを胸いっぱいに噛み締めていると…
「でも土方さん、こんな色気もクソも無ェ女、他の隊士が襲うはずねーと思うんですがねェ」
「…お前さっき上玉って言ってなかったか?
っつーか話が分かんなくなるから黙ってろテメーは。」
沖田くんにディスられました。まあ、事実だから別に良いんだけどさ…。でも出会って数分でそーんな直球どストライクで私の胸に言葉のナイフぶっ刺さんでもええやーん…。
「ほら見ろ、名前のオーラがとんでもねえ負のオーラになっちまってやがる」
「…別にイイデスヨー。
私なんか色気のいの字もないどこにでもいる平凡女」
「ということなんで土方さん、俺はこういうMっ気のある女なら大歓迎ですぜ」
「テメーの意見でどーこーって話じゃねーんだよッッッ!」
半ば呆れ気味で沖田くんにツッコミを入れる土方さん。既に本日2本目の煙草をふかし始めると、私をじっと見つめてまた口を開いた。
「…とにかくだ。
俺はそういうことも含めてお前を此処に置くことは無理だと思ってる。
取り敢えず今日は泊めるから…宿を探せ。俺も出来る限りのことはしてやっからよ。」
「ひ、土方さんっ…」
私はあなたの優しさをどれだけ身に感じれば良いのでしょうか。あなたと暮らせないのはかなり残念ですけど、もう私は充分です。
沖田くんはかなり胡散臭いとでも言いたげな顔だけど、そんなこと関係ないわ!
「…あの、土方さん。
最後にお願い聞いてもらってもいいですか?」
「なんだ、言ってみろ」
「〇〇〇〇させろとかじゃないんですかィ」
「…沖田くんは黙ってて」
そう、私のお願いはそんな不純なことなんかじゃない。まさに可愛くて純粋な女の子らしいお願いなのである。
私は胸いっぱいに息を吸って、土方さんを見詰めた。
「…私に、かぶき町を案内して貰えませんか?」
結論 : 最後の思い出に散歩しようぜ。
完。
( んまい棒50本な コーンポタージュで )
( 沖田くん、三途の川の入り口はあちらですよ )
❀
土方さんと沖田くんという真選組の幹部に
挟まれてしまった私。なんとかトリップ女だということはふたりに分かってもらえたんだけど、問題はもちろん次から次へとやって来るわけであって…
「お前本当にどうすんだ」
「これから行く宛は…なんてンなのある訳無いですよねィ」
「…うーん」
確かに…行く宛もない。お金もない。
あるのはガラクタ携帯だけ。
…こんな状態でこの世界で生きろだなんて、とんでもねえ無理ゲーですよ神様。
そのとき、私は重要なことに気付いた。
…あれ、この人たちってもしかしなくても
善良なお巡りさんだよね?
市民の平和を守るのがお仕事だよね?
…頼んでみようじゃないか。
その頼みっていうのは。
「…土方さん、沖田くん。
お願いします。
此処に…真選組に住まわせてください。」
地べたに頭を付けて土下座し、厚かましいにも程があるお願いをする。
困ったときは迷わず土下座、助けを求めよお巡りさん…っていうしきたりが私の世界にはあるからね。
「…それは悪ィが無理な話だな」
「土方さん…」
「助けてやりてェのは山々だが…
此処はテメーも知っての通り男だらけの
むさ苦しい屯所だ。
何か問題があってからじゃあ遅い」
な、なんて優しいの…。
ただ単に私を煙たがってるわけじゃない。
土方さんは私を心配してくれてるんだ。
そんな彼の大人な優しさを胸いっぱいに噛み締めていると…
「でも土方さん、こんな色気もクソも無ェ女、他の隊士が襲うはずねーと思うんですがねェ」
「…お前さっき上玉って言ってなかったか?
っつーか話が分かんなくなるから黙ってろテメーは。」
沖田くんにディスられました。まあ、事実だから別に良いんだけどさ…。でも出会って数分でそーんな直球どストライクで私の胸に言葉のナイフぶっ刺さんでもええやーん…。
「ほら見ろ、名前のオーラがとんでもねえ負のオーラになっちまってやがる」
「…別にイイデスヨー。
私なんか色気のいの字もないどこにでもいる平凡女」
「ということなんで土方さん、俺はこういうMっ気のある女なら大歓迎ですぜ」
「テメーの意見でどーこーって話じゃねーんだよッッッ!」
半ば呆れ気味で沖田くんにツッコミを入れる土方さん。既に本日2本目の煙草をふかし始めると、私をじっと見つめてまた口を開いた。
「…とにかくだ。
俺はそういうことも含めてお前を此処に置くことは無理だと思ってる。
取り敢えず今日は泊めるから…宿を探せ。俺も出来る限りのことはしてやっからよ。」
「ひ、土方さんっ…」
私はあなたの優しさをどれだけ身に感じれば良いのでしょうか。あなたと暮らせないのはかなり残念ですけど、もう私は充分です。
沖田くんはかなり胡散臭いとでも言いたげな顔だけど、そんなこと関係ないわ!
「…あの、土方さん。
最後にお願い聞いてもらってもいいですか?」
「なんだ、言ってみろ」
「〇〇〇〇させろとかじゃないんですかィ」
「…沖田くんは黙ってて」
そう、私のお願いはそんな不純なことなんかじゃない。まさに可愛くて純粋な女の子らしいお願いなのである。
私は胸いっぱいに息を吸って、土方さんを見詰めた。
「…私に、かぶき町を案内して貰えませんか?」
結論 : 最後の思い出に散歩しようぜ。
完。
( んまい棒50本な コーンポタージュで )
( 沖田くん、三途の川の入り口はあちらですよ )