闇の中の光 まとめ読み
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目を覚ましたエルザは状況を把握するまでに少し手間取ったようだった
四肢が拘束された状態で幹部全員が揃っている会議室に居りゃそうなるっしょ
けど、意識もはっきりしてきたところで自分が置かれている状況を理解したらしい
先に言葉を放ったのはボスだった
「気分はどうだ?」
「……して」
「あ?」
「殺して」
何言ってんだこいつ、建前と本音がバラバラじゃん
死を望んでるけど死を欲していない
今のエルザはそんな感じだ
ちぐはぐ過ぎて笑える
「手に負えなくなったらそうするが、てめぇはまだまだ利用価値がある。死ぬのは勝手だが、簡単には殺しはしねぇ」
「でもっ……!」
「異論は、ねぇな?」
「ししっ、さんせー」
「エルザちゃんいないといないとむさ苦しいしね~」
「ボスの仰せの通りに」
「決まりだね」
「う"お"ぉい!命拾いしたなぁ!」
オレたちの後押しがなくても、ボスの鋭い眼光で戦意喪失してたっぽいけどな
あれに逆らうのは王子でもちょっとキツい
気を取り戻して暴れられたら困るからという理由で拘束されていたエルザが解放され、臨時会議は終了した
ボスとエルザは部屋に残り、あとは部屋を出た
自室に戻ろうとしてたらオカマに引き留められた
「ねぇベルちゃん、さっきのエルザちゃんどう思う?」
「どうって、なんか色々ちぐはぐで笑えたかな」
「よねぇ。入隊してからも私たちに関わりたいようで関わりたくない、仲間になりたいようでなりたくないって感じだし」
「思い返してみればそうかも」
「というわけでベルちゃん、あとはよろしくね。あの子あなたにはなついてるっぽいし。任せたわ」
「はぁ?よろしくって何だよ。何で王子が」
最後まで言い終わる前にルッスーリアは去って行った
意味わかんね
楽しいことは好きだけど、メンドーなことはマジ勘弁
人に指図される筋合いはない
任せたわじゃねーよあのカマまじサボテンにしてやる
ま、本気のエルザと一戦交えてみたいとは思うけど
王子が動くかどうかはその時の気分次第
四肢が拘束された状態で幹部全員が揃っている会議室に居りゃそうなるっしょ
けど、意識もはっきりしてきたところで自分が置かれている状況を理解したらしい
先に言葉を放ったのはボスだった
「気分はどうだ?」
「……して」
「あ?」
「殺して」
何言ってんだこいつ、建前と本音がバラバラじゃん
死を望んでるけど死を欲していない
今のエルザはそんな感じだ
ちぐはぐ過ぎて笑える
「手に負えなくなったらそうするが、てめぇはまだまだ利用価値がある。死ぬのは勝手だが、簡単には殺しはしねぇ」
「でもっ……!」
「異論は、ねぇな?」
「ししっ、さんせー」
「エルザちゃんいないといないとむさ苦しいしね~」
「ボスの仰せの通りに」
「決まりだね」
「う"お"ぉい!命拾いしたなぁ!」
オレたちの後押しがなくても、ボスの鋭い眼光で戦意喪失してたっぽいけどな
あれに逆らうのは王子でもちょっとキツい
気を取り戻して暴れられたら困るからという理由で拘束されていたエルザが解放され、臨時会議は終了した
ボスとエルザは部屋に残り、あとは部屋を出た
自室に戻ろうとしてたらオカマに引き留められた
「ねぇベルちゃん、さっきのエルザちゃんどう思う?」
「どうって、なんか色々ちぐはぐで笑えたかな」
「よねぇ。入隊してからも私たちに関わりたいようで関わりたくない、仲間になりたいようでなりたくないって感じだし」
「思い返してみればそうかも」
「というわけでベルちゃん、あとはよろしくね。あの子あなたにはなついてるっぽいし。任せたわ」
「はぁ?よろしくって何だよ。何で王子が」
最後まで言い終わる前にルッスーリアは去って行った
意味わかんね
楽しいことは好きだけど、メンドーなことはマジ勘弁
人に指図される筋合いはない
任せたわじゃねーよあのカマまじサボテンにしてやる
ま、本気のエルザと一戦交えてみたいとは思うけど
王子が動くかどうかはその時の気分次第