闇の中の光 まとめ読み
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ぐるぐるぐる
真っ暗で何も見えない、上も下も左も右も分からない
けど、何だかぐるぐる回ってるような気がする
あぁ、またあの夢か
ということは下方には例のごとく死人の手が待ち受けている
もういっそのこと捕まって終わりにしたい
そうすれば苦痛から解放され楽になれるだろうか
それとも、より大きな苦痛に悩まされるのだろうか
誰も巻き込まないのであればそれはそれでいいか
《だめよ、貴女はまだ死んではいけない。やるべきことが残っているんでしょう?》
……確かに、やるべきことはある
その為にあの日から今まで生きてきたと言っても過言じゃない
けど──
悪夢から解放されて、目に写ったのは白い天井
あー、医務室か
え?医務室!?
「やーっとお目覚めかよ。ここまで運んで来たのオレだぜ?感謝しろよ?」
「ベル……?って、私そんなこと頼んでないし」
「いーや頼まれたね。んで、『主人』って何?」
「っ!」
そうか、出てきたのか
ベルは全く知らないからきょとんと、そしてどこかイライラしてるようにも見える
話さなきゃ
どうして私がこう思ったのか分からないけど、言わないといけない気がした
私は覚悟を決めた
「話せることは話す。質問はまとめて聞くから」
「黙って聞いとけってことか。ししし、なっまいきー」
私の体験や感情は記憶の香水によって伝わったはず
だから、私が話すべきことはモンティーユ村に受け継がれる能力と呪いについて
真っ暗で何も見えない、上も下も左も右も分からない
けど、何だかぐるぐる回ってるような気がする
あぁ、またあの夢か
ということは下方には例のごとく死人の手が待ち受けている
もういっそのこと捕まって終わりにしたい
そうすれば苦痛から解放され楽になれるだろうか
それとも、より大きな苦痛に悩まされるのだろうか
誰も巻き込まないのであればそれはそれでいいか
《だめよ、貴女はまだ死んではいけない。やるべきことが残っているんでしょう?》
……確かに、やるべきことはある
その為にあの日から今まで生きてきたと言っても過言じゃない
けど──
悪夢から解放されて、目に写ったのは白い天井
あー、医務室か
え?医務室!?
「やーっとお目覚めかよ。ここまで運んで来たのオレだぜ?感謝しろよ?」
「ベル……?って、私そんなこと頼んでないし」
「いーや頼まれたね。んで、『主人』って何?」
「っ!」
そうか、出てきたのか
ベルは全く知らないからきょとんと、そしてどこかイライラしてるようにも見える
話さなきゃ
どうして私がこう思ったのか分からないけど、言わないといけない気がした
私は覚悟を決めた
「話せることは話す。質問はまとめて聞くから」
「黙って聞いとけってことか。ししし、なっまいきー」
私の体験や感情は記憶の香水によって伝わったはず
だから、私が話すべきことはモンティーユ村に受け継がれる能力と呪いについて