闇の中の光 まとめ読み
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やっとエルザを見つけてヴァリアーに連れ戻そうとしたら、いきなり苦しみ始めた
そして両手で自分の体を押さえつけた
まるで何かを必死に押さえつけるように
「おい、どうしたんだよ。王子が聞いてんだからさっさと答えろよ」
と言ってみたものの、どうやらオレの声は聞こえていないらしい
どうすることもできずにただ立ち尽くしていると、エルザはひざまつき、頭を抱えた
そしてついに意識を失ったらしく、地面に突っ伏した
ったく、メンドクセーやつ
まぁ、無駄に抵抗して暴れられるよりマシか
その方が手間も省けるし
エルザを担ごうと近づいたその時、ふいにエルザが立ち上がった
なんだよいきなり、起きてるならそう言えよ、ビビるつっーの
「……お前は、ベルフェゴールか?」
「は?」
起き上がって第一声がそれって何だよ
意味不明すぎて呆気にとられているとエルザが、いや、エルザの姿をしたそいつが再び喋りだした
「どうやらそのようだな。主人はお前のことを信頼している。主人がそれに気づいているかは分からんがな」
「テメー誰だよ。つか主人って何の話してるわけ?」
体はエルザだけど、中身は全くの別人──
オレが問いかけても、そいつはそれを無視して近寄ってきた
エルザより動きも機敏じゃないし、殺気も微塵も感じられないからオレは身動きせず目だけでそいつを追った
いきなり攻撃されようが返り討ちにする自信はある、っつーかそうできる自信しかない
が、オレの予想は外れた
そいつは我が主人を頼むぞと言って、オレに倒れかかってきた
操り人形の糸を一斉に切ったような、そんな感じだった
主人がエルザを指していることはなんとなく分かったけど、終止意味不明だっつーの
意識を取り戻したらぜってー問い詰めてやる
そして両手で自分の体を押さえつけた
まるで何かを必死に押さえつけるように
「おい、どうしたんだよ。王子が聞いてんだからさっさと答えろよ」
と言ってみたものの、どうやらオレの声は聞こえていないらしい
どうすることもできずにただ立ち尽くしていると、エルザはひざまつき、頭を抱えた
そしてついに意識を失ったらしく、地面に突っ伏した
ったく、メンドクセーやつ
まぁ、無駄に抵抗して暴れられるよりマシか
その方が手間も省けるし
エルザを担ごうと近づいたその時、ふいにエルザが立ち上がった
なんだよいきなり、起きてるならそう言えよ、ビビるつっーの
「……お前は、ベルフェゴールか?」
「は?」
起き上がって第一声がそれって何だよ
意味不明すぎて呆気にとられているとエルザが、いや、エルザの姿をしたそいつが再び喋りだした
「どうやらそのようだな。主人はお前のことを信頼している。主人がそれに気づいているかは分からんがな」
「テメー誰だよ。つか主人って何の話してるわけ?」
体はエルザだけど、中身は全くの別人──
オレが問いかけても、そいつはそれを無視して近寄ってきた
エルザより動きも機敏じゃないし、殺気も微塵も感じられないからオレは身動きせず目だけでそいつを追った
いきなり攻撃されようが返り討ちにする自信はある、っつーかそうできる自信しかない
が、オレの予想は外れた
そいつは我が主人を頼むぞと言って、オレに倒れかかってきた
操り人形の糸を一斉に切ったような、そんな感じだった
主人がエルザを指していることはなんとなく分かったけど、終止意味不明だっつーの
意識を取り戻したらぜってー問い詰めてやる