闇の中の光 まとめ読み
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夜遅くから女の子が1人でどこに行くつもりなんだろう、とか思われていたんだろうな
だが、タクシーの運転手はそれを深く聞いてこなかった
そんな彼に料金を払い、車から降りて駅に向かった
そして、駅で夜行列車のチケットを買った
発車まであと30分
これならタクシーに乗らなくても間に合ったかも
そう思いつつ、体ごと真後ろに向きをかえた
怪しい人は、誰もいない
おかしいな、タクシーに乗っている時からずっと気配を感じていたのに
休暇中とはいえ、職業柄、いつどこで命を狙われるか分からない
発車までの30分間は列車で過ごしておこうかな
ホームにいるよりは安全……とは言い切れないが、混乱は防げるだろう
いきなり射撃でもしてきたら、一般客の混乱は必至
逃げ惑う人の中で私を撃とうとして、他の人に当たったら大変だ
私はチケットを駅員に見せ、いよいよ列車に乗った
1人でいることを不審がられたけど、案外すんなりと乗れた
列車内は思ったより広かった
私の部屋はどこだ
探すのに時間がかかる
あったあった、ここだ
扉の取っ手を握り、横にスライドさせた
ヴァリアー本部の自室の半分くらいの広さというところかな
いや、あれと比べちゃいけないな
それにしても、1人部屋にして正解だった
一般客に迷惑をかけずにすむし、何より部屋に入って来る人をいちいち気にせずにすむ
とりあえず、私は床に腰を下ろした
謎の追跡者を気にしながら夜を過ごさないといけないのか
もう慣れっこだけど
しかも、一晩なんて短いほうだ
なんて思ったその瞬間、謎の追跡者の気配が消えた
かなり集中しても気配が読みにくい
かなりの手練れだ
私を狙ってくるのなら、他の乗客が寝静まった真夜中だろう
ていうか、一体何の目的で私を?
何にせよ、長い夜になりそうだ
だが、タクシーの運転手はそれを深く聞いてこなかった
そんな彼に料金を払い、車から降りて駅に向かった
そして、駅で夜行列車のチケットを買った
発車まであと30分
これならタクシーに乗らなくても間に合ったかも
そう思いつつ、体ごと真後ろに向きをかえた
怪しい人は、誰もいない
おかしいな、タクシーに乗っている時からずっと気配を感じていたのに
休暇中とはいえ、職業柄、いつどこで命を狙われるか分からない
発車までの30分間は列車で過ごしておこうかな
ホームにいるよりは安全……とは言い切れないが、混乱は防げるだろう
いきなり射撃でもしてきたら、一般客の混乱は必至
逃げ惑う人の中で私を撃とうとして、他の人に当たったら大変だ
私はチケットを駅員に見せ、いよいよ列車に乗った
1人でいることを不審がられたけど、案外すんなりと乗れた
列車内は思ったより広かった
私の部屋はどこだ
探すのに時間がかかる
あったあった、ここだ
扉の取っ手を握り、横にスライドさせた
ヴァリアー本部の自室の半分くらいの広さというところかな
いや、あれと比べちゃいけないな
それにしても、1人部屋にして正解だった
一般客に迷惑をかけずにすむし、何より部屋に入って来る人をいちいち気にせずにすむ
とりあえず、私は床に腰を下ろした
謎の追跡者を気にしながら夜を過ごさないといけないのか
もう慣れっこだけど
しかも、一晩なんて短いほうだ
なんて思ったその瞬間、謎の追跡者の気配が消えた
かなり集中しても気配が読みにくい
かなりの手練れだ
私を狙ってくるのなら、他の乗客が寝静まった真夜中だろう
ていうか、一体何の目的で私を?
何にせよ、長い夜になりそうだ