闇の中の光 まとめ読み
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何考えてんだろオレ
エルザにキョーミがあるとかさ
王子なのにカッコ悪
疲れてんのか?
そのエルザはというと数時間前に任務に行った
あいつを見るから調子が狂うんだ
今日は部屋でまったりしとこっと
ところが、もうすぐオレの部屋というところで邪魔が入った
「ベルちゃ~ん。ちょっと付き合ってもらうわよ」
「はぁ?ちょ、放せって」
「あーあー、なーんにも聞こえないわ」
いきなりルッスーリアが話しかけてきた
つか王子の腕鷲掴みとかあり得なくね?
しかも、やっぱその筋肉はただの飾り付けじゃなかったようで力強ぇし
あれよこれよという間にバルコニーに連れてこられた
そこにはきっちりと3人分のお茶や焼き菓子が用意されていた
ん?3人分?
王子とルッスーリアと……誰だ
「って、マーモンかよ」
「ベルも無理やり連れてこられたのかい?」
「何で逃げなかったんだよ」
「タダで高い焼き菓子くれるらしいからね。これ高級銘菓だし」
そう言ってさっさっと焼き菓子を口に運ぶマーモン
チッ、今日はまったりしようと思った途端にこれかよ
ま、用意してあるやつが高級銘菓だからいっか
そこらへんの安いやつだったら即サボテンだな
「さ、ゆっくり恋のお話でもしましょ」
「帰る」
「ダ・メ・よ」
また同じ側の腕をがっちりと掴まれた
ホントに痛いんだけど
力というか筋肉に任せて掴むのやめろって
オレはルッスーリアの手を振り払った
「触んな。ここにいりゃいいんだろ」
「そうそう。で、いきなりだけどベルちゃんてエルザちゃんのことどう思ってるの?」
「やっぱ帰る」
「もう諦めなよ」
マーモンがお茶を手に取りながらそう言った
よく見ると紅茶じゃなくてレモネードだし
ルッスーリアも用意周到だな
って、焼き菓子半分なくなってるし
どんだけ食ってんだよ
オレはため息をつきながら座り、テーブルに置いてある焼き菓子を1枚ほうばった
お、高級銘菓だけあって中々いい味してんじゃん
マーモンがサクサク食べ進めるのも納得
「それよりさー、ルッスーリア臭いんだけど。お茶の香りが台無しじゃん」
「んもう、失礼ね!香水よ、香水。この間一緒に行ったところのやつよ」
「エルザには買ってやったのに王子には何もなかったやつか」
「男性用の店もオープンしたらしいから買ってあげましょうか」
「いらねーよ」
あれ?おっかしいな
とりあえずエルザのことを忘れる為に部屋でまったりしたかったんじゃねえの?
オレ今、自らあいつの名前出したし
……あー、やめやめ
オレはわざと音を立ててお茶をすすった
マーモンが下品だと言うのが聞こえた
いちいちうるせーっての
大体、何でオレはあいつのこと気にしなきゃなんねえんだよ
それはきっとヴァリアーに女がいないから物珍しいだけだ
ま、どうすぐ飽きるのが関の山だろうけどさ
……あいつ何でヴァリアーに入ったんだ?
女は結婚したいって願望があるから入隊してくることはない
女としての幸せを掴むってやつ?
ここにはそんな幸せなんて存在しない
任務に失敗すりゃ消される
それでなくても危ない任務ばっかりだし、いつ命を落とすのか分からない
そんな理由から女をスカウトすることはほとんどないのに何で──?
しかもボス自らのスカウト
「ちょっと!ベルちゃん、聞いてる?」
「いんや全然。やっぱオレ眠いから抜けるわ」
オレは今度は引き止められる前にバルコニーから立ち去った
立ち去った後に2人が何かを話してたけど、関係ないね
寝よ寝よ
エルザにキョーミがあるとかさ
王子なのにカッコ悪
疲れてんのか?
そのエルザはというと数時間前に任務に行った
あいつを見るから調子が狂うんだ
今日は部屋でまったりしとこっと
ところが、もうすぐオレの部屋というところで邪魔が入った
「ベルちゃ~ん。ちょっと付き合ってもらうわよ」
「はぁ?ちょ、放せって」
「あーあー、なーんにも聞こえないわ」
いきなりルッスーリアが話しかけてきた
つか王子の腕鷲掴みとかあり得なくね?
しかも、やっぱその筋肉はただの飾り付けじゃなかったようで力強ぇし
あれよこれよという間にバルコニーに連れてこられた
そこにはきっちりと3人分のお茶や焼き菓子が用意されていた
ん?3人分?
王子とルッスーリアと……誰だ
「って、マーモンかよ」
「ベルも無理やり連れてこられたのかい?」
「何で逃げなかったんだよ」
「タダで高い焼き菓子くれるらしいからね。これ高級銘菓だし」
そう言ってさっさっと焼き菓子を口に運ぶマーモン
チッ、今日はまったりしようと思った途端にこれかよ
ま、用意してあるやつが高級銘菓だからいっか
そこらへんの安いやつだったら即サボテンだな
「さ、ゆっくり恋のお話でもしましょ」
「帰る」
「ダ・メ・よ」
また同じ側の腕をがっちりと掴まれた
ホントに痛いんだけど
力というか筋肉に任せて掴むのやめろって
オレはルッスーリアの手を振り払った
「触んな。ここにいりゃいいんだろ」
「そうそう。で、いきなりだけどベルちゃんてエルザちゃんのことどう思ってるの?」
「やっぱ帰る」
「もう諦めなよ」
マーモンがお茶を手に取りながらそう言った
よく見ると紅茶じゃなくてレモネードだし
ルッスーリアも用意周到だな
って、焼き菓子半分なくなってるし
どんだけ食ってんだよ
オレはため息をつきながら座り、テーブルに置いてある焼き菓子を1枚ほうばった
お、高級銘菓だけあって中々いい味してんじゃん
マーモンがサクサク食べ進めるのも納得
「それよりさー、ルッスーリア臭いんだけど。お茶の香りが台無しじゃん」
「んもう、失礼ね!香水よ、香水。この間一緒に行ったところのやつよ」
「エルザには買ってやったのに王子には何もなかったやつか」
「男性用の店もオープンしたらしいから買ってあげましょうか」
「いらねーよ」
あれ?おっかしいな
とりあえずエルザのことを忘れる為に部屋でまったりしたかったんじゃねえの?
オレ今、自らあいつの名前出したし
……あー、やめやめ
オレはわざと音を立ててお茶をすすった
マーモンが下品だと言うのが聞こえた
いちいちうるせーっての
大体、何でオレはあいつのこと気にしなきゃなんねえんだよ
それはきっとヴァリアーに女がいないから物珍しいだけだ
ま、どうすぐ飽きるのが関の山だろうけどさ
……あいつ何でヴァリアーに入ったんだ?
女は結婚したいって願望があるから入隊してくることはない
女としての幸せを掴むってやつ?
ここにはそんな幸せなんて存在しない
任務に失敗すりゃ消される
それでなくても危ない任務ばっかりだし、いつ命を落とすのか分からない
そんな理由から女をスカウトすることはほとんどないのに何で──?
しかもボス自らのスカウト
「ちょっと!ベルちゃん、聞いてる?」
「いんや全然。やっぱオレ眠いから抜けるわ」
オレは今度は引き止められる前にバルコニーから立ち去った
立ち去った後に2人が何かを話してたけど、関係ないね
寝よ寝よ