闇の中の光 まとめ読み
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ベルの後ろを歩き、図書館へ向かった
そして図書館の奥の方にある本棚の前で立ち止まった
「ここにある本を退かせばっと、ほら、パスワード入力するやつあんだろ」
ベルは分厚い本を退かしながら言った
確かに入力画面と10個の数字のボタンがある
ここにさっきスクアーロに教えてもらった8桁を入力すればいいのか
えーっとどれどれ……14159265か
私はメモ用紙に従ってパスワードを入力した
すると、本棚が静かに左右に動き、地下へと続く階段が現れた
私はその階段に5~6段足を踏み入れ、そして1回止まった
「何でついて来るの?」
「エルザにキョーミがあるから。つーかスクアーロにはありがとうって言うのに王子には何もなしかよ」
「……ここまで案内してくれてありがとう」
「どーも」
何なんだこの人は
中々掴みどころがない
私に興味って、一体私のどこに興味があるのだろう
とりあえず必要な資料を探さないといけないから止めた足を再び動かした
しばらくすると資料が入れてある本棚がずらりと並んでいる場所に出た
広い場所なようだけどせわしなく並ぶ本棚のせいで狭く見える
それに普段使われていない地下室だけあって埃っぽい
「うっわ、やっぱここ埃っぽいな。オレ一抜けた」
「え、ここまで来たから手伝ってくれるのかと思った」
「王子がそんなことするわけねーじゃん」
そう言って来た道を戻って行った
本当にベルの行動は読めない
大抵の人間は似たような行動をすると思い込んでいたけど、ここにいるのはそんな考え方に当てはまらない人ばっかり
普通ではない行動というかなんというか
ボスが不機嫌になって物を投げまくるのが最たる例だ
「……あ、これか」
目の前の本棚の一角に任務に関する資料があった
危うく見逃すところだった
人間がどうのこうの言ってる場合じゃない
私は資料を手に取り、中身を確認する
そこには今回の標的が所属しているファミリーの詳細が記載されていた
よし、これで必要なものは揃った
私は早く任務を済ますために埃っぽい地下資料室から出た
この場所にとあるモノがあることも知らずに……
そして図書館の奥の方にある本棚の前で立ち止まった
「ここにある本を退かせばっと、ほら、パスワード入力するやつあんだろ」
ベルは分厚い本を退かしながら言った
確かに入力画面と10個の数字のボタンがある
ここにさっきスクアーロに教えてもらった8桁を入力すればいいのか
えーっとどれどれ……14159265か
私はメモ用紙に従ってパスワードを入力した
すると、本棚が静かに左右に動き、地下へと続く階段が現れた
私はその階段に5~6段足を踏み入れ、そして1回止まった
「何でついて来るの?」
「エルザにキョーミがあるから。つーかスクアーロにはありがとうって言うのに王子には何もなしかよ」
「……ここまで案内してくれてありがとう」
「どーも」
何なんだこの人は
中々掴みどころがない
私に興味って、一体私のどこに興味があるのだろう
とりあえず必要な資料を探さないといけないから止めた足を再び動かした
しばらくすると資料が入れてある本棚がずらりと並んでいる場所に出た
広い場所なようだけどせわしなく並ぶ本棚のせいで狭く見える
それに普段使われていない地下室だけあって埃っぽい
「うっわ、やっぱここ埃っぽいな。オレ一抜けた」
「え、ここまで来たから手伝ってくれるのかと思った」
「王子がそんなことするわけねーじゃん」
そう言って来た道を戻って行った
本当にベルの行動は読めない
大抵の人間は似たような行動をすると思い込んでいたけど、ここにいるのはそんな考え方に当てはまらない人ばっかり
普通ではない行動というかなんというか
ボスが不機嫌になって物を投げまくるのが最たる例だ
「……あ、これか」
目の前の本棚の一角に任務に関する資料があった
危うく見逃すところだった
人間がどうのこうの言ってる場合じゃない
私は資料を手に取り、中身を確認する
そこには今回の標的が所属しているファミリーの詳細が記載されていた
よし、これで必要なものは揃った
私は早く任務を済ますために埃っぽい地下資料室から出た
この場所にとあるモノがあることも知らずに……