闇の中の光 まとめ読み
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「最近暇よね」
「そんだけ治安がマシだってことだろぉ」
「"マシ"ね~。決して良くはならないのよね、ってことで王様ゲームでもしましょ」
「どういうことだ!?」
自室にいると落ち着かないからいつも談話室にいることにしている。
話しかけられるのが難点なんだけど自室にこもっているよりかはいくらかマシだ。
そうしたら不吉な会話が聞こえてきた。
【王様ゲーム】
確か人数分の紙や棒を用意して1つには王様、他のものには番号をつけた後に…
……何だっけ?
あ、そう。思い出した
そのくじを引いて王様になった人の命令を聞く。
昔、何かの小説で読んだことがあるけど、みんなろくな目にあっていなかった。
そっと気付かれないように談話室から出ようとした。
「逃がさないわよ、エルザちゃん」
出ようとしたが、それを阻止されてしまった。
こういうことに関してはめざとい。
右肩を掴まれながら、逆らったらどうなるか分かっているわよね?という無言の脅迫。
後ろからものすごい圧力がかかってくる。
観念するしかない、か。
溜め息混じりに答えた。
「分かったよ、やればいいんでしょ」
「そうよ、分かればいいのよ。じゃあ皆を集めましょうか」
ルッスーリアに引きずり回され談話室にいないメンバーを探した。
「やだ、王子やんないよ」
「そんな暇があるなら修練でもしておけ」
「お金でもくれるのかい?」
ほらやっぱり玉砕じゃん。
念のため上からベル、レヴィ、マーモンね。
ルッスーリアは顔をひきつらせショックを受けている。
ボスさえ乗り気だったら何とかなるかもしれなかったのに、残念だねルッスーリア。
まぁ私は万々歳なんだけ……
「そうよ!ボスさえ乗り気だったら全員是が非でもやってくれるわ!あえて避けて通った道だけど……この際仕方ないわよね」
ど、ね。
はぁ、面倒なことになりそうだ。
それに同じこと考えてたなんて、ちょっとショック。
それにボスが賛成してくれるはずが
「……勝手にしろ」
こういうオチですか。
本当に興味なさそうなボスの返事に嬉しそうな顔をしていルッスーリア。
そんなにしたいか、王様ゲームを。
「みんな聞いて!ボスが王様ゲームをしろって言ってたわよ~」
行動が早い。
しかも、「勝手にしろ」の勝手にが抜けてる。絶対わざとだ。
真っ先に飛び付いたのがボス命のレヴィ。
スクアーロはもうどうにでもしてくれという感じで諦めている。
ベルは興味本意で参戦。
ルッスーリアの必死の説得(お金のかけひき)によりマーモンも参加することになった。
準備があるとかの関係で、今からではなく夕食後にすることになった。
「そんだけ治安がマシだってことだろぉ」
「"マシ"ね~。決して良くはならないのよね、ってことで王様ゲームでもしましょ」
「どういうことだ!?」
自室にいると落ち着かないからいつも談話室にいることにしている。
話しかけられるのが難点なんだけど自室にこもっているよりかはいくらかマシだ。
そうしたら不吉な会話が聞こえてきた。
【王様ゲーム】
確か人数分の紙や棒を用意して1つには王様、他のものには番号をつけた後に…
……何だっけ?
あ、そう。思い出した
そのくじを引いて王様になった人の命令を聞く。
昔、何かの小説で読んだことがあるけど、みんなろくな目にあっていなかった。
そっと気付かれないように談話室から出ようとした。
「逃がさないわよ、エルザちゃん」
出ようとしたが、それを阻止されてしまった。
こういうことに関してはめざとい。
右肩を掴まれながら、逆らったらどうなるか分かっているわよね?という無言の脅迫。
後ろからものすごい圧力がかかってくる。
観念するしかない、か。
溜め息混じりに答えた。
「分かったよ、やればいいんでしょ」
「そうよ、分かればいいのよ。じゃあ皆を集めましょうか」
ルッスーリアに引きずり回され談話室にいないメンバーを探した。
「やだ、王子やんないよ」
「そんな暇があるなら修練でもしておけ」
「お金でもくれるのかい?」
ほらやっぱり玉砕じゃん。
念のため上からベル、レヴィ、マーモンね。
ルッスーリアは顔をひきつらせショックを受けている。
ボスさえ乗り気だったら何とかなるかもしれなかったのに、残念だねルッスーリア。
まぁ私は万々歳なんだけ……
「そうよ!ボスさえ乗り気だったら全員是が非でもやってくれるわ!あえて避けて通った道だけど……この際仕方ないわよね」
ど、ね。
はぁ、面倒なことになりそうだ。
それに同じこと考えてたなんて、ちょっとショック。
それにボスが賛成してくれるはずが
「……勝手にしろ」
こういうオチですか。
本当に興味なさそうなボスの返事に嬉しそうな顔をしていルッスーリア。
そんなにしたいか、王様ゲームを。
「みんな聞いて!ボスが王様ゲームをしろって言ってたわよ~」
行動が早い。
しかも、「勝手にしろ」の勝手にが抜けてる。絶対わざとだ。
真っ先に飛び付いたのがボス命のレヴィ。
スクアーロはもうどうにでもしてくれという感じで諦めている。
ベルは興味本意で参戦。
ルッスーリアの必死の説得(お金のかけひき)によりマーモンも参加することになった。
準備があるとかの関係で、今からではなく夕食後にすることになった。