闇の中の光 まとめ読み
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「う"お"ぉい、ベル!前髪上げろぉ!」
「うっせーな、分かってるって。向こう行ったらそうするし」
「ティアラも外しときなよ」
「スクアーロもマーモンもうっせーよ。そんくらい分かってるし」
「お姫様のご登場よ~」
全員一斉に玄関ホールに響いた声の主を見る。
その後ろには完璧にドレスアップしたエルザの姿。
スクアーロもマーモンもいつもと違うエルザの格好に呆気をとられてる。ただ、1人は違った。
「おい貴様、本当に標的を落とせるのか」
そう、任務のことで頭がいっぱいなのはレヴィ。
今回の任務の標的を仕留める鍵となるのはエルザだ。
その標的は年に数回開かれるパーティーの中で、毎回1人の女を『お気に入り』として別室に連れて行くそうだ。
警備のいない別室ではやつが完全なる無防備になる唯一のチャンスとなるのだ。
その『お気に入り』になるかならないかで成功率が一気に左右されることになる。
「余裕だよ」
「こらエルザちゃん!言葉遣いに気を付けるのよ」
「失礼いたしましたレヴィ様。必ずや彼のお気に入りに入るよういたします」
「ぬ……」
ここまでスイッチを切り替えられるのも才能だな。
感心しながら2人で送迎用のリムジンに乗った。
エルザはあからさまにオレと離れて座ってる。
さっきのことまだ根にもってるのか。
それより、いつも首にしているペンダントが気になる。
聞いてもどうせ無視されるから聞かねーけどな。
約2時間の沈黙の果て、やっとパーティー会場の城に着いた。
手順はこう。
エルザが標的であるルースに近づき『お気に入り』になる。
その間オレは適当にパーティーを満喫してるふりをしておく。
もしが別室に連れて行かれたら城を出て外で待機。
上手くいったらそのままエルザと合流して帰る。
「ベル、行くよ」
「はいはい。あんまこっち見んなよ」
ティアラを外し、前髪をかき上げる。
門番に精巧にできた偽物の招待状を見せ、城へ入った。
「うっせーな、分かってるって。向こう行ったらそうするし」
「ティアラも外しときなよ」
「スクアーロもマーモンもうっせーよ。そんくらい分かってるし」
「お姫様のご登場よ~」
全員一斉に玄関ホールに響いた声の主を見る。
その後ろには完璧にドレスアップしたエルザの姿。
スクアーロもマーモンもいつもと違うエルザの格好に呆気をとられてる。ただ、1人は違った。
「おい貴様、本当に標的を落とせるのか」
そう、任務のことで頭がいっぱいなのはレヴィ。
今回の任務の標的を仕留める鍵となるのはエルザだ。
その標的は年に数回開かれるパーティーの中で、毎回1人の女を『お気に入り』として別室に連れて行くそうだ。
警備のいない別室ではやつが完全なる無防備になる唯一のチャンスとなるのだ。
その『お気に入り』になるかならないかで成功率が一気に左右されることになる。
「余裕だよ」
「こらエルザちゃん!言葉遣いに気を付けるのよ」
「失礼いたしましたレヴィ様。必ずや彼のお気に入りに入るよういたします」
「ぬ……」
ここまでスイッチを切り替えられるのも才能だな。
感心しながら2人で送迎用のリムジンに乗った。
エルザはあからさまにオレと離れて座ってる。
さっきのことまだ根にもってるのか。
それより、いつも首にしているペンダントが気になる。
聞いてもどうせ無視されるから聞かねーけどな。
約2時間の沈黙の果て、やっとパーティー会場の城に着いた。
手順はこう。
エルザが標的であるルースに近づき『お気に入り』になる。
その間オレは適当にパーティーを満喫してるふりをしておく。
もしが別室に連れて行かれたら城を出て外で待機。
上手くいったらそのままエルザと合流して帰る。
「ベル、行くよ」
「はいはい。あんまこっち見んなよ」
ティアラを外し、前髪をかき上げる。
門番に精巧にできた偽物の招待状を見せ、城へ入った。