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あんな姿見たら・・・


「トランザムを発動する!」



敵の艦隊を破壊するため、すぐにトランザムシステムを発動させた。


その直後、刹那は浮遊感に襲われ、周囲の風景が変わる。


「何・・・だ・・・これは・・・」


確かにダブルオーに乗っていたはずなのに、いつの間にか全身裸でいる自分。

そして・・・



「ルイス?・・・この声は。」


「沙慈・・・一体何処に!?・・・」


聞こえてきたのはオーライザーに乗っているはずの沙慈と、ここにいる筈のないルイスの声。



(まさか・・・周囲にいるパイロットの声が聞こえるのか・・・)


刹那は呆然としつつ状況を理解していった。








一方、遠くで敵を倒しているロックオンは、刹那の様子が気になり、モニターにダブルオーのコックピット内を写していた。


モニターに写し出されたのは明らかにコックピット内ではない、金色に輝く周囲と・・・



「せっ、刹那全裸!?」

刹那の全裸姿。

それに思わず興奮し、勢いよく鼻血を出す。


『ロックオンキタナイ、ロックオンキタナイ』

すぐ近くでハロがパタパタと耳を動かしながら言う。


「なっななな何がどうなってんだ!?」


とりあえず鼻を押さえながら、その光景を食いいるように見る。


どうやら、ロックオンのモニターに写し出されていることを本人は気付いてないらしく、ロックオン側から色んな所が見放題。


(ある意味絶景だな・・・)


そんなことを思いつつ敵を倒していく。


そして突然思い出したかのように、トレミーにいる兄へと連絡した。
『もしもしチッ、ライルか!』


『チッて何だよ!?何で舌打ちするんだよ!』


連絡入れて早々舌打ちをされ、苛立つロックオンいや、ライル。


『刹那かと思ったから。今ダブルオーライザーがトランザムシステムを発動させたしな。』


『トランザムシステムか・・・そうかだからあんな格好に。』


ライルの『あんな格好』と言う言葉でニールは叫んだ。


『何だあんな格好って!?刹那か!刹那がどうしたんだ!?』


その反応にライルはニヤリと笑った。


『今から兄さんに面白いもの見せてやるぜ・・・の前に、今何処にいるんだ?』


『今?あぁ半壊したオーライザーがしまってあったとこ。マリーって事一緒にいる。』


後ろにマリーと気を失っているイアンがいることを確認するニール。


『そうか。ならいいや。実はな今ダブルオーライザーの中は・・・こうなってるんだよ♪』


そう言うとライルはニールに今自分が見ているダブルオーのコックピット内を写し出した。


その直後、ニールは盛大な鼻血を噴出。


後ろでマリーが驚いている。


そんなことはお構い無しにニールは興奮しながらライルと会話を続けた。



『ななな刹っちゃんが・・・』


『いい眺めだろ♪』


ビシッと親指を立てるライル。


『あっあぁ・・・。ライル、』


『なに?』


『録画よろしく♪』


『がってんだ♪』


互いに指を立てOKのサインをする。









その後、無事戻ってきた刹那をニールがニヤニヤしながら出迎えたのは言うまでもない。







end




あとがき↓


11話派生でしたが・・・マジで興奮しました
(≧▽≦)/
刹っちゃんの全裸姿サイッコーです(←変態)


ニール、ライルはこれを見てたら絶対我忘れてたと思い書きました。
ちなみに、今更ですが銀が書くニール・ライルは変態ちっくです刹那溺愛しすぎて(笑)
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