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開始!刹那争奪戦!


フェルトとマリーが刹那を避難させるためにやって来た場所は服売り場。


刹「???」


いつの間にか違う場所に来ていた刹那は首を傾げた。


それにフェルトとマリーは『2人がケンカを始めた』と説明すると納得する。


刹「分かった。」


マ「すみません急に。ここが一番遠かったんで。」

フェ「ごめんね刹那。暫くしたら2人もケンカ終わるだろうし、その間ここにいよう。」


刹「大丈夫気にしてないから。」


小さく刹那は笑う。
それに2人はドキッとする。


フェ「私、刹那に合う服見てくる!」


マ「私もです!」


そう言うと2人は男性の服売り場へと向かった。
1人残された刹那は近くにあったベンチに座るとハァと息をつく。


刹「体がだるい・・・頭も少しばかり・・・」


たぶん睡眠不足だな・・・と思いながら片手で頭を抱えた。


しかし、今日は刹那争奪戦。
明日を一緒に過ごしたいと言う輩はたくさんいるため、刹那が休めるはずもなく・・・


ネ「あはっ♪刹那発見♪」


ミ「いたぜチビ!兄貴~ここにいたぜ」


ヨ「あぁ。」


トリニティ兄妹が現れた。


刹「トリニティ兄妹!?」


驚いて刹那は立ち上がり後退る。


ヨ「久しぶりだね刹那。」


ミ「お前探すのにどんだけ苦労したことか。」


刹「・・・ってかお前ら死んだんじゃ・・・」


ネ「本編ではね♪でも刹那に会いたくて地獄より舞い戻って来ちゃった♪」


某霧の守護者のセリフをパクりながら笑顔で言うネーナ。


ヨ「と言うことで私達についてきてくれ。大丈夫、恐いことはしない(たぶん)」


刹「待てっ!その『(たぶん)』って何なんだ!?」


ミ「まぁ(たぶん)は(たぶん)だ。気にすんな。」

そう言うとヨハンとミハエルは刹那の腕を掴みズルズルと引きずっていく。


刹「うわっ止めろっ」


半泣きになりながら刹那は抵抗する。
その時だ。


?「その汚い手を放したまえ!」


トリニティ「誰だ!?」


トリニティ兄妹は聞こえてきた声に慌てて振り替える。
一方刹那はその声に聞き覚えがあり、別の意味で身の危険を感じた。


グ「誰だかれだと言われたら答え・・・あぁもう面倒だ。我名はミスターブシ「ハイハイ。本名はグラハムだね。」」


トリニティ兄妹が振り向いた先にいたのは、黒い仮面をつけ、マントをはおった明らかに怪しすぎる服装の金髪の男・グラハム・エーカーと、彼の友人兼同僚のビリー・カタギリがいた。



グ「カタギリ、私は今はミスターブシドーと名乗ってるのに。」


ビ「でもグラハムはグラハムでしょ。とりあえず話しは置いておいて、刹那君連れてかれちゃってるけど・・・」


マイペースにビリーはグラハムが喋ってる隙を見て連れてかれた刹那を指差す。


グ「何と!?乙女座の私がい「とにかく早く行こう!」」


ビリーの言葉にグラハムは我に返り?すぐに追った。

トリニティ兄妹は人工的に作られたデザインベビーのため、力も強く足も早い・・・が、刹那をストーカーし続け約4年、保護者的(一部変態)役割を持つCBのメンバーや、暴走止めるためにスパナで毎回ぶん殴る友人の攻撃もあり、グラハムは軍人以上に強くなっていた。


そのため、あっと言うまに追い付き、3人に制裁を与える。


グ「ハムチョップ!」


ネ「きゃっ!?」


グ「ハムキック!」


ミ「うわぁ!?」


グ「止めだ!ハムビーム!」


ヨ「うわっ!?くっ・・・私達は世界を変えるために作られ・・・世界を変えるために生き・・・バタッ」


そう言ってヨハンは倒れ、ミハエル、ネーナもその場に気絶。


ビ「ビームはドラマCDの方にはないけどね・・・」

後から来たビリーがアハハと苦笑いをした。
そして呆然としている刹那の元にやって来る。


ビ「大丈夫かい刹那君?」


刹「あっ、はぁ。何とか・・・」


ビ「そうかいそれはよか「少年!!」」


グラハムはビリーを押し退け、刹那の手を握り締める。


刹「グッ、グラハム・・・とりあえず礼"は"言う。マリーとフェルトのとこに戻らないと行けない。離せ!」


あえて『は』を強調しながら、身の危険を感じていた刹那は去ろうとする。
だがやはりここは元祖、刹那限定変態ストーカー(今の変態はディランディ兄弟)。
手を逆に引っ張り刹那を自分の方へとやる。


グ「聞く耳持たんな。やっと手に入れた君を・・・」


刹「あっ・・・ちょっ・・・」


耳元で囁かれたあと息を吹きかけられ刹那は赤面し、思わず声を漏らした。


グ「可愛いな。さすが私と運命の赤い糸で結ばれた仲だ。」


グラハムの手が刹那の服の隙間から侵入する。
その冷たい感触に身震いした。


刹「っう、嫌だっ、止め・・・」


(ど、うしてこんな目に・・・)


さすがに朝から変態共に盛られ、それも今この場(ショッピングセンター内)でヤラレそうになり、刹那は怖くて仕方なかった。


とまたそこに・・・


ティ「とおっ!!」


『ドガッ!』


グ「クハッ!」


どこからともなくティエリアが現れ、暴走したグラハムに見事なドロップキックをおみまいした。

その衝撃でグラハムは見事床に倒れる。


刹「ティッ、ティエリア・・・」


ティ「刹那無事だったか!?」


刹「あぁ・・・」


あまりにも怖かったのか、刹那は現れたティエリアにすぐにしがみつく。


ビ「すまないね刹那君。怖がらせてしまって・・・」


申し訳なさそうな顔をしながら気絶したグラハムを引きずり謝るビリー。


ビ「今回突然だったからバカを叩くスパナを持って来れなかったんだ。正直僕も汚物を直に触りたくなかったし。でも今度このようなことがあった場合、半殺しにしとくから、それで許してね。」


ティ「汚物ですか・・・なんなら良いゴミためを教えましょうか?」


ビ「ハハッまたこのようなことが起きたらその時に。じゃあね、あっ今度お詫びに○スタードーナッツを三箱くらい持ってくるから。では。」



黒発言をバシバシと言ったあとビリーはその場から去っていった。

刹「ティエリアすまない・・・」


ティ「気にするな。偶然カーディガンを買いに着たらああなっていたから助けただけだ。それにしても、君が無事で良かった。」


そう言うとティエリアは柔らかな笑みを浮かべる。


刹「ティエリア・・・ありがとう。」


刹那もつられて笑顔を見せた。
するとそこに・・・


リジェ「ティエリア、そうやって独り占めするのはよくないと思うよ。」


リボ「そうだね。刹那は僕たちのものだし。」


ヒリ「嘘ついて刹那に近付くなんて嫌ね。」


ディバ「同意見だ。」


リウ゛ァ「そういう訳なんで、刹那を渡してください。」


リボンズを筆頭にイノベイター達が現れた。


ティ「出たな変色髪集団。」


リジェ「アハハ。君、人のこと言える?」


ティ「黙れ。本編で出たくせに次の番組では主人公をやる目立ちたがやりめ!」


リジェ「声ネタで攻めるなら、リウ゛ァイブもそれに出るし、君らのとこにいるKY根暗男と変態クソ双子、それとトリニティのネーナとかも出るよ。」


リボ「そうなの?」


リウ゛ァ「えっ、まぁ一応・・・」


刹「・・・とりあえず、ティエリアが嘘をついているとは何だ?」


ヒリ「あぁそれはね、ティエリア・アーデね、本当は朝からずっと刹那についていたのよ。」


刹「!?」


冷たい眼差しでティエリアを見始める刹那。


ティ「なっ!?何をバカなことを言う女!」


ディバ「バカなことだと?ティエリア・アーデ、君の『仲間や敵と取り合うのは目に見えているから、大変な目にあって1人、悲しむ刹那をさりげなく癒してハートを掴む☆』と言う策こそバカだと思わないのか!!」


ティ「なっ、何故知っている・・・バカな・・・僕の策はウ゛ェーダに提出し120%の成功率だったのに・・・俺は・・・僕は・・・私は・・・」


ガックリとその場にうなだれるティエリア。


リボ「さて邪魔ものはいなくなったね。せつ・・・!?」


リボンズがふとディバイン達の方を見ると、刹那はいなくなっていた。


リジェ「あっ!刹那がいない!」


ヒリ「えぇ~」


リウ゛ァ「今の隙をついてどこかへ行ってしまった見たいですね。」


ディバ「そう言えばさっきからブリング・スタビティの姿も見当たらないのだが・・・」


イノベ「・・・・・・」


暫しの沈黙。



リボ「・・・確かに刹那見つけた時もいなかったよね・・・」


リジェ「まさか・・・迷子?」


ヒリ「ブリングが?ありえないわよ。」


リウ゛ァ「・・・そう言えばさっき『厠』と一言言ってたような・・・」


※『厠(かわや)』=トイレ。昔のトイレの呼び名。


ディバ「ブリング・スタビティは基本無口だからな。」


リボ「とにかく刹那優先で2人を探そう。」


イノベイター達はすぐさま"刹那優先"でブリングを探し始めた。
ちなみに、刹那優先するあまり脳量子波のことは完全に忘れている。









一方、刹那はショッピングセンターの外に出ていた。
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