愛しい子
「・・・エクシア・・・ガンダムエクシア・・・」
瞳を金に光らせ、現在宇宙にいるルイスが見た機体を見て呟く様にリボンズは言った。
(やっと見付けたよエクシア・・・いや、刹那・・・)
フッと自然に口角がつり上がる。
「どうしたのリボンズ?嬉しそうな顔して。」
それを見ていたリジェネが問う。
リボンズはリジェネに向かって微笑みながら言った。
「やっと見付けたんだよ。愛しい彼に。」
「彼?あぁ、君が言っていた刹那って子だね。」
「そうだよ。でも彼は未だにエクシアに乗っている。」
寂しげな表情を見せるリボンズに、リジェネはフフッと笑いながら言った。
「それでもいつかイノベイターに、僕達の仲間にするんでしょ。」
「もちろんだよリジェネ。そうじゃないと僕は、何のためにあの男を利用し死に追いやったことやら。」
テーブルに置かれたカップを持ち、ゆっくりとそれに口づけるリボンズ。
(そう・・・君を傷つけ様とする人は皆利用して殺してあげる・・・そして早く僕の元に来てくれ刹那。・・・そしたらイノベイターの1人にして、ずっと君を側にいさすから・・・僕の大切で愛しい刹那・・・)
end
あとがき。
1話の一番上のシーン(リボンズがエクシアを見た)を見たとき思い付きました。
これは完ぺきリボ刹じゃなくてリボンズ→刹那ですね(笑)
とりあえず、リボンズは刹那を溺愛していてほしいです
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