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スキ

スキ!を送りました。
ありがとうございます!これで1週間はハイテンションでいられます。
ささやかになりますがお礼に少しお話を。



「んっ、ふ、ぁあ……は、ぁ……」
 止まった刺激に顔を上げる。
 すると眉間に皺を寄せた彼が見えた。
「なぁ、ここにキスマ付けた覚えないんやけど」
 項が視界に入ったのか。不安げな顔をする彼の頬に優しく唇を落とす。
 頬に手を添え微笑めば察したのか、快感がまたやってくる。
 ……聡明な彼は気付いているだろう。それでも、問い詰めることは出来ない不器用で優しい彼を、私は利用している。
 自分以外と関係を持っているような女を彼女にするべきではないのに、私の甘い声に誘われ、もやもやと頭では分かっているのにドロドロとした関係を続けている。

 そんな彼が愛おしいのだ。

 ずっと私に騙される彼はとても可愛くて、可愛そうで、魅力的だ。
 騙し利用する関係に罪悪感を抱くことも無くなった。指摘しないまま嫉妬を燻らせ、私を掻き抱く彼もきっと堕ちているのだ。

 __ほんとうに、いとおしい。

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