愛の結晶
夢設定
全体夢設定*夢対応*と書かれている小説に適用される設定です。
-----------------
夢設定はある程度脳内補正出来る方に推奨。
オリジナルキャラクターとして濃い目の設定を作っているので、貴方様と違う所があるかも知れません。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
綺麗な窓ガラスから日が差し込み、ホコリひとつない部屋で朝を迎える。
カーテンも美しく束ねられていて、計算され尽くした部屋のレイアウト。
贅沢な体験をしているはずなのに、気分は明るくなかった。
__ここ数週間色々なイベントが立て込み、各地を飛び回る毎日になっていた。
往復で4時間ほど掛かることもあるが、観光してる暇もなく1時間ほどで次の場所へ向かったり。
そんな状態で自宅に帰れるはずもなく、ホテル生活を送っていた。
私物がなく、ホテルの備品に囲まれる生活は落ち着かないが、仕事の為仕方ない。
久しぶりに家で休みたいんやけどな……自宅を思い浮かべていれば、マネージャーが淡々と予定を読み上げる。
「今日は午前に1件、午後に2件の打ち合わせがあります。
あと、夜に焔さんのライブがありますがどうしますか?」
「んー、ちょっと観に行くわ」
「承知しました。そのように調整しておきます……珍しいですね、他メンバーのライブに足を運ぶなんて」
首を傾げるマネージャーに、たまたま気分が向いたのだと適当に誤魔化す。
手元で操作している携帯は、ひとつのツイートを画面に映していた。
『今日のライブ参戦します!
こんな服装してるので見つけた人声掛けてください〜たのしみ!』