愛の結晶
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綺麗な窓ガラスから日が差し込み、ホコリひとつない部屋で朝を迎える。
カーテンも美しく束ねられていて、計算され尽くした部屋のレイアウト。
贅沢な体験をしているはずなのに、気分は明るくなかった。
__ここ数週間色々なイベントが立て込み、各地を飛び回る毎日になっていた。
往復で4時間ほど掛かることもあるが、観光してる暇もなく1時間ほどで次の場所へ向かったり。
そんな状態で自宅に帰れるはずもなく、ホテル生活を送っていた。
私物がなく、ホテルの備品に囲まれる生活は落ち着かないが、仕事の為仕方ない。
久しぶりに家で休みたいんやけどな……自宅を思い浮かべていれば、マネージャーが淡々と予定を読み上げる。
「今日は午前に1件、午後に2件の打ち合わせがあります。
あと、夜に焔さんのライブがありますがどうしますか?」
「んー、ちょっと観に行くわ」
「承知しました。そのように調整しておきます……珍しいですね、他メンバーのライブに足を運ぶなんて」
首を傾げるマネージャーに、たまたま気分が向いたのだと適当に誤魔化す。
手元で操作している携帯は、ひとつのツイートを画面に映していた。
『今日のライブ参戦します!
こんな服装してるので見つけた人声掛けてください〜たのしみ!』