援交少女と一目惚れして堕ちていく彼
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緊張していることが見て取れる様子の少女に、下手に声をかけても、と思い最低限の会話に留めていれば、戸惑ったように質問された。
「あの、本当に何もしなくて良いんですか?」
ソファに浅く腰掛けて聞く少女は、改めて見てみれば食べているのか心配になるほど細かった。
理由を聞かずとも、糸が解れだしている服、身を売ろうとしていたという事から、食べる余裕がないのだという答えに辿り着く。
「そんだけ余裕がない子を犯すほど屑じゃないです」
話している途中で気がついたが、疲労の色が濃くやつれているため、ぱっと見冴えない顔だったが、よくよく見てみればとても整った顔をしていた。
どきり、心臓が鳴る。
「でも、何もせずここまで良くしてもらうのも申し訳ないです」
渡した封筒を持ち、身長差により上目遣いで言う少女に、己の欲が顔を出す。
いや、だめだ。そんな事をしてしまったら、先程すれ違った下衆な男達と変わらない。
「感謝してるんです。でもこんなに貰っても、私はこれでしか返せない……」
近付く少女に、手が伸びる。
柔らかい肌に触れてしまえば、自制心など無くなった。
これでは、犯罪ではないか。
最初の目的とは違うのに、目の前の女の子を抱きたいという感情に抗えず、ソファに腰かける彼女を押し倒した。
彼女を抱いた以上、関係をこれきりで終わらせるつもりはなかった。
あわよくば、彼女が足りない分の金を俺が稼いで、渡せばいい。その後は彼女は自由だ。
俺を選んでくれるかはわからないが、出来れば一生添い遂げたい。
一夜でここまで惹き込まれるなんて信じられなかったが、今胸の中にある感情は本物だ。
週末は彼女に会えるから、それだけを生きがいにひたすら働く。
同僚に食事を取っているのか心配されたが、そうしている間にも彼女がどうしているのか気になって、自分の身なんてどうでもよかった。
彼女が他の人に抱かれたと分かった時は、自分の家でひたすら暴れた。
俺が頑張れば、彼女は他の奴に抱かれなくて済む。それを理解してからは、会う頻度を減らしてその分稼いだ。
本職はもちろん、副業にも手を出したし、余った時間は有効活用した。
さらに周りが煩くなったが、構っている時間が無駄だ。
行動を止めようとしてきたら強く睨めばどうにかなった。
とにかく、彼女を幸せにしたくて。
「もう大丈夫、無理しないで。」
ある日、久しぶりに会えばそんなことを言われた。
なんで、どうして?俺は必要じゃない?これじゃ足りないのか。
俺には彼女の言葉をちゃんと聞く余裕もなかった。拒否されたという事だけしか頭にはなかったし、続けて出された言葉も耳に入ってこなかった。
「_____。」
もっと、稼がなきゃ
彼女に捨てられてしまう。それだけはダメだ。
さらに多くの金を手に入れるため、駆け出した。
「もう十分だから、休んで。隈も酷いし顔色がすごく悪い。ご飯食べてる?フラフラしてるしかなり痩せてるよ。」