深海成り代わり
人魚姫の唄
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『ぷかぷか~
きょうもよい『てんき』ですね~ぷかぷかびよりです。』
「涼が楽しそうでなによりです!amazing!涼の!日々樹渉です!」
『わあ~!わたる~!いきなりとうじょうされると『びっくり』してしまいます。』
「それはすみません!あまりにも涼が楽しそうなので!」
『ふふふ~わかっちゃいますか~?
きょうはおてんきもよいのでずっと『ぷかぷか』できます。それが『すごく』うれしいのです。』
ふふふ~と可愛らしくふわふわと微笑む彼女に日々樹も思わず頬が緩む
最愛の女性から笑顔を向けられてときめかない男はいない
二人が仲良くなっている雰囲気を察したのかそこへ人影が
「なんじゃなんじゃ~我輩は置いてきぼりかのう?おじいちゃん寂しい……。」
「おや零!今はお昼ですよ?外に出て来て良かったのですか?」
「なに、日々樹君と涼が仲良さそうじゃったからのう。我輩も仲間に入れておくれ~。」
『わあ~れいも『いっしょ』にぷかぷかしますか~?』
今この場に三奇人が揃ったのは偶然か否か
朔間と日々樹の間に火花が散っているのにも関わらず、当の本人は呑気にぷかぷか~と噴水ではしゃいでいる
その時授業が終了した鐘がなった
「おや、午後の授業も終わりみたいですね。私と涼は今日の部活はお休みなのですが、零は部活があるのでしょう?」
「それなんじゃが、今日は部活を閉めようと思っておってのう……わんこも双子も用事が入っているらしくてのう。
一人開けていてもなんじゃし。」
あんま調子に乗んなよ、渉
最後に日々樹にだけ聞こえるようにボソリと呟いた朔間
今では懐かしい昔の【それ】に日々樹は肩をすくめる仕草を返し、今日のところはと思い去っていった
「では涼?我輩と何処か遊びに行かんか?家に帰るのもあれじゃろうし、暇潰しに付き合うぞい!」
『そうですね、ぷかぷかもたくさんしましたし……。』
よいですよ、と深海が返そうとしたその時
「全く……渉兄さんも兄さんだけド、零兄さんも十分抜け駆けしてると思うんだけド?」
『あ~『なっちゃん』です。』
「夏目君や~。」
「やあ、goodnight零兄さン、涼姉さン。」
現れたのは2年生で二人の後輩、そしてかつての五奇人の一人、逆先夏目
「やすやすと見逃せないなア、零兄さン?
姉さン、僕も研究も部活も休みだから着いていっても良いよネ?」
お願い涼姉さン、と上目遣いで深海に頼み込む逆先に勝てなかった深海は
『もちろんです~!さんにんのほうがたのしいですよね?』
ね~れい~、とこちらも可愛らしくおねだりされては惚れた弱みの朔間は了承する他なかった
「悪いね零、小僧。三人ではなく四人なのだよ。」
『しゅう~』「斎宮君もかえ……。」「宗兄さン……。」
五奇人の一人、斎宮宗も会話に混ざる
「涼もそれで良いかね?
行き先が決まっていないのなら喫茶店にでも入るのだよ。」
『もちろんですよ~『きっさてん』よいですね~。『けーき』がたべたくなってきました。』
「仕方ないネ、渉兄さんは置いて僕たち四人であの喫茶店に行こうカ。」
「うむ、では混む前にはやく出発するとしようかの。」
四人の奇人たちは街へと繰り出した
その次の日、日々樹が珍しく不機嫌だったのは言うまでもない
きょうもよい『てんき』ですね~ぷかぷかびよりです。』
「涼が楽しそうでなによりです!amazing!涼の!日々樹渉です!」
『わあ~!わたる~!いきなりとうじょうされると『びっくり』してしまいます。』
「それはすみません!あまりにも涼が楽しそうなので!」
『ふふふ~わかっちゃいますか~?
きょうはおてんきもよいのでずっと『ぷかぷか』できます。それが『すごく』うれしいのです。』
ふふふ~と可愛らしくふわふわと微笑む彼女に日々樹も思わず頬が緩む
最愛の女性から笑顔を向けられてときめかない男はいない
二人が仲良くなっている雰囲気を察したのかそこへ人影が
「なんじゃなんじゃ~我輩は置いてきぼりかのう?おじいちゃん寂しい……。」
「おや零!今はお昼ですよ?外に出て来て良かったのですか?」
「なに、日々樹君と涼が仲良さそうじゃったからのう。我輩も仲間に入れておくれ~。」
『わあ~れいも『いっしょ』にぷかぷかしますか~?』
今この場に三奇人が揃ったのは偶然か否か
朔間と日々樹の間に火花が散っているのにも関わらず、当の本人は呑気にぷかぷか~と噴水ではしゃいでいる
その時授業が終了した鐘がなった
「おや、午後の授業も終わりみたいですね。私と涼は今日の部活はお休みなのですが、零は部活があるのでしょう?」
「それなんじゃが、今日は部活を閉めようと思っておってのう……わんこも双子も用事が入っているらしくてのう。
一人開けていてもなんじゃし。」
あんま調子に乗んなよ、渉
最後に日々樹にだけ聞こえるようにボソリと呟いた朔間
今では懐かしい昔の【それ】に日々樹は肩をすくめる仕草を返し、今日のところはと思い去っていった
「では涼?我輩と何処か遊びに行かんか?家に帰るのもあれじゃろうし、暇潰しに付き合うぞい!」
『そうですね、ぷかぷかもたくさんしましたし……。』
よいですよ、と深海が返そうとしたその時
「全く……渉兄さんも兄さんだけド、零兄さんも十分抜け駆けしてると思うんだけド?」
『あ~『なっちゃん』です。』
「夏目君や~。」
「やあ、goodnight零兄さン、涼姉さン。」
現れたのは2年生で二人の後輩、そしてかつての五奇人の一人、逆先夏目
「やすやすと見逃せないなア、零兄さン?
姉さン、僕も研究も部活も休みだから着いていっても良いよネ?」
お願い涼姉さン、と上目遣いで深海に頼み込む逆先に勝てなかった深海は
『もちろんです~!さんにんのほうがたのしいですよね?』
ね~れい~、とこちらも可愛らしくおねだりされては惚れた弱みの朔間は了承する他なかった
「悪いね零、小僧。三人ではなく四人なのだよ。」
『しゅう~』「斎宮君もかえ……。」「宗兄さン……。」
五奇人の一人、斎宮宗も会話に混ざる
「涼もそれで良いかね?
行き先が決まっていないのなら喫茶店にでも入るのだよ。」
『もちろんですよ~『きっさてん』よいですね~。『けーき』がたべたくなってきました。』
「仕方ないネ、渉兄さんは置いて僕たち四人であの喫茶店に行こうカ。」
「うむ、では混む前にはやく出発するとしようかの。」
四人の奇人たちは街へと繰り出した
その次の日、日々樹が珍しく不機嫌だったのは言うまでもない