一部
アリシア
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今から約9年前、季節はちょうど今と同じ初夏。
心地のよい風の吹く朝のことだった。
イギリスのとある一家で一人の赤子が産声を上げた。
何が気に入らないのか、なかなか泣き止まない元気な女の子で、産婆の人をとても困らせてしまったという。
その夜、太陽に祝福されし赤子は、満天の星空の加護の下で、両親から名前を与えられた。
――あなたの名前はアリシア。アリシア・フェリシスタスよ。これからよろしくね。
Part1
ファントム ブラッド
(これは私が歩んだキセキを辿る物語)
心地のよい風の吹く朝のことだった。
イギリスのとある一家で一人の赤子が産声を上げた。
何が気に入らないのか、なかなか泣き止まない元気な女の子で、産婆の人をとても困らせてしまったという。
その夜、太陽に祝福されし赤子は、満天の星空の加護の下で、両親から名前を与えられた。
――あなたの名前はアリシア。アリシア・フェリシスタスよ。これからよろしくね。
Part1
ファントム ブラッド
(これは私が歩んだキセキを辿る物語)
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