登場人物紹介&世界観説明
アベル(18歳)
教会を兼ねた孤児院で育てられた国1番との誉れも高い吟遊詩人。
亡くなった近衛隊の将軍と関わりがあるため、育ちや職業に似合わず腕が立つ。
左腕にそれは見事な腕輪を隠している。
レイティア(17歳)
現国王の第一王女でレティシアの双生児の姉姫。
王位継承者としての自覚が強く、自分が女王になることで、妹には苦労させまいとしている。
父親はふざけてばかり、母親は病弱、妹は箱入り娘で、必然的にしっかり者に育ち、そのため気が強いと思われがち。
レティシア(17歳)
レイティアの妹姫で第二王女。
姉に庇われ箱入り状態で育ち、王位は姉が継ぐものと思っている。
だが、反面、王位を継がない自分は、いずれ政略結婚する義務があると覚悟もしている。
周囲が思っているほど、なにもできず知らない王女ではない。
ケルト(36歳)
飄々としていつもふざけてばかりのディアン王国現国王。
本来は第二王子で先の国王だった兄が亡くなったことにより王位を継いだ。
前王は聡明、現王は強硬と噂されている。
平民出身の妃と駆け落ちした過去がある。
リアン(14歳)
レイティアたちと親友のリドリス公爵令嬢。
強制的な婚約をきらい、王都へと飛び出す。
レティシアに負けないくらいの箱入り娘。
リドリス公爵(45歳)
ディアン王国現宰相。前王とは親友で、当時の功績で宰相になった。
遅くにできた娘リアンを溺愛している。
エル・ジーア(22歳)
孤児院兼教会のシスターで、アベルとフィーリアの姉的存在。
大の貴族嫌いで寄付金などを受け取らないので、アベルに頼る形に。
フィーリア・ムーン(14歳)
孤児院育ちのシスター見習い。アベルの妹代わり。
マリン・エスクート(17歳)
王女たちの専任護衛騎士。堅物でかなりの頑固者。アベルの幼なじみ。
シドニー神父(55歳)
孤児院の院長をしている神父。アベルたちが父と慕う人。
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