超恋愛
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【𝙹𝚒𝚖𝚒𝚗】
「あーもうダメだぁーおれ、遠距離とか無理!」
ホビヒョンが隣りで肩を揺らして笑いを堪えていて恥ずかしいったら、もう。ジョングクからの着信に、どうせなら3人で楽しくおしゃべりしようと考えた自分を心から悔いながら、大慌てでスピーカーをオフにしてスマホを耳に当てた。
ぼくとホビヒョンはプロモーション活動のため、たったいま日本に到着したところで。行ってきまーす!と元気よく宿舎を出発してからまだ3時間も経っていない。早すぎだろ、と呆れるホビヒョンにぼくは目だけで同調した。
でもまぁそういうわけで、ぼくたちの交際はすこぶる順調。ジョングクは目に見えて笑顔が増えたし、最近では作曲に挑戦したり、映像を作ったりと仕事欲にも溢れていて、それはあの、シュガヒョンが感心するくらい。
というのも...あの日、改めてメンバーが認めてくれたこと、心から祝福してもらえたことが大きかったんだろうと、ぼくは密かに思っている。
*****
玄関のドアを開けたとたん、ただいまを言う前にジョングクのお腹の虫がきゅるきゅると鳴いた。そうなっちゃうのは無理もない、美味しそうな匂いに導かれて早足でリビングに向かうと、メンバーが勢揃いしていて二人で顔を見合わせた。
両手に大きなミトンをしてオーブンを覗き込んでいたジンヒョンが、「ほんとにグッドタイミングで帰って来るよねぇ」と笑って。シュガヒョンがお鍋を掻き混ぜている隣りにくっついてウィンナーを焼くホビヒョンにひと口ちょうだい!と、まとわりつく食いしん坊のジョングク。
料理に関してはまるで役に立たないナムジュニヒョンはテーブルにお皿を並べてセッティング中で。あれ?一人足りない...探していた親友はジンヒョンの足元で大きな身体を丸めて零れた牛乳を拭いていた。あらら、何をやってるんだか。
思いがけないご馳走に喜びを隠せないジョングクは、その理由を聞いてさらにテンションを爆発させた。自称、恋のキューピットだという兄たちからのサプライズ。嬉しくてたまらない様子のジョングクは、ぼくの左腕を引っ張って薬指のリングを強調するように二人の手を並べて見せる。
「おれたち正式に婚約しました。ふふっ、」
あれが正式なのかどうかは首を傾げるけれど、ちょっぴり照れる可愛い末っ子にうちのヒョンたちは「おめでとう」の拍手をくれたから、すごく満足気にぼくに向けて笑顔を見せるジョングク。なんだか、こそばゆい。
その場のノリで「今日から同棲してもいいよね!」意気揚々と言ったジョングクに、「即刻却下!」と長男の愛のムチが炸裂して。思ってもみない展開に零れ落ちそうな瞳をいつも以上にまんまるにして固まる、愛されマンネ。
「本日ここで、我らがチョンホソクをこの未熟な防弾カップルの監視役に任命します!」
長男に名指しされたホビヒョンはジョングクさながら目も鼻も口もおっぴろげている。あー顎がはずれちゃいそう、思った瞬間カクン!と両手でそれを押し上げるテヒョン、グッジョブ!
「監視するなんていくらなんでもひどいよっっ!」
声を張りあげたジョングクに、一票。
「監視ってのは言い方が悪かったね、ごめんごめん。ジョングガお前ね、油断するとすぐに心の声が表に出ちゃうの、それをいつもフォローするのはホソクでしょ。お前の性格からして、急ブレーキはかけられないわけ。分かる?」
さすが!ジョングクという人間をとても理解していらっしゃるジンヒョンにも、一票。
ふむふむ、どっちも正論だよなぁ、と頷きながら聞いていたら、他人事みたいな顔してんじゃねえ!とホビヒョンに首を絞められて、苦しい。全然ぼく、そんなつもりじゃないんだけど。
ホビヒョンとはもう何年も同じ部屋を使っているし、今さら離れ離れは寂しいから。たとえ部屋が別々でもジョングクのことを好きな気持ちは変わらないよ、って隣りのジョングクに耳打ちしたら。うーん、微妙な表情を浮かべていた。
*****
結局うちの長男には逆らえるはずもなく、部屋割りはこれまで通り。そして本人の意思とは関係なく、ホビヒョンはジョングクとぼくの監視役となった。
意地になったジョングクは毎晩ぼくのベッドに潜りこんでくるし、お構いなしに引っついてくるから、たまりかねたホビヒョンは部屋を変えて欲しいとジンヒョンに訴え続けたけれど。それもまぁ最初のうちだけで、慣れてきたのかぼくたちは元々3人部屋だったみたいに仲良く暮らしている。
「ちょっとぉ!聞いてるっ?」
「あーうん、聞いてるよ?それよりおまえ、ゆっくりしてて大丈夫なの?」
「ん、今から出るとこ。ジミニヒョンは?」
「ぼくもこれから取材が一本入ってるから、また夜に電話する。」
「うん。」
「んふふふっ、元気出せって!」
ヒョンは平気そうだね、ってジョングクはしょぼくれていたけどそりゃあ、ぼくだって寂しいに決まってる。これまでは別々のスケジュールがあったとしても、家に帰れば当たりまえに会えるわけだし。
1週間会えないともなると、ジョングクが遠距離恋愛だと言い出す気持ちも分かる。今回の日本遠征がホビヒョンとぼくの二人だけって聞いたときは真っ青になってたもんな、あいつ。
ぶきっちょな優しさを持つジョングクはいつでも自然に不自然にぼくに寄り添って、何から守っているのか周囲への威嚇も忘れない。あるとき、ぼく宛にちょっと脅迫めいた文章が届いてからはもっと、ジョングクのガードが固くなった気がする。口には出さないけど。
外を歩くときは片時もぼくのそばを離れないジョングクがいてくれること、それだけですごく安心できていたんだなぁ、って今朝空港を歩きながら思ったんだ。これって、おまえが言う平気とは違うと思う。
ホビヒョンとは長年のルームメイトだから気を遣わなくていいし、明るい性格のヒョンと一緒にいるだけで楽しいけれど。1週間も二人ぼっちは寂しい。もちろん、ジョングクに会えないのは、もっと。
「ジミナジミナ、ナムジュニからメッセージきた!うくくくっ、見てみ、こいつ。」
「あはは、ジョングギ?これいつの?」
「今!今!移動と空き時間はずっと不貞寝だってさ、こんな怒った顔して寝るやついる?ふはっ、」
スクロールしたスマホの画面をいちいちぼくに見せながら爆笑している。ホビヒョン、あのね?ああ見えてガラス細工のような繊細さと、ビー玉みたいな少年の心を持ち合わせてるんだ、ジョングクは。あいつが泣き虫なの、知ってるでしょう。
そんな泣き虫ジョングクにすぐにでも会いたくなって、着信履歴のいちばん上をコールしたのに、出ない。一度で繋がらないと寂しい気持ちがぶわっと膨らんだ。ジョングクのせいだぞ!おまえが遠距離恋愛だとか言うから。
たったの1週間じゃないか、遠く離れ離れになったわけでもないのに。大袈裟だなぁ、ってジョングクの頭を撫でてやったのは、ついさっきのこと...なのに。
「悲しくなってきちゃったじゃん、ばかやろ。」
*
じゃんじゃか、じゃんじゃか。
手探りで探し当てたスマホを掴んだと思ったら音が止んだ。もし寝落ちしちゃってもジョングクからの着信にちゃんと気づけるようにマナーモードを解除していたんだけど。ミスった、切っちゃった。
んー、と背伸びをしたら遠くの方で「ジミニヒョン?」と声がする。あれ?繋がってたのか。ジョングク?ぼくは慌ててスマホを耳にあてた。
「ジミニヒョン、寝てた?」
「ん、そうみたい。今何時?」
「もうすぐ23時。ヒョンと一緒に寝ようと思って、風呂入ったりしてたらもうこんな時間でさ。待ってた?なわけないか、寝てたもんね。」
「おまえの電話待ってる間に寝ちゃったんだよ、まだ余裕で寝れる。」
「寝ないでよ?やっと声聞けたのに。一日中あなたのことばっか考えてたんだから、おれ。」
「ふーん、どんなこと考えた?」
「一番はやっぱねぇ、笑った顔かな。笑い声も、好き。ジミニヒョンが笑うとつられて笑っちゃう。」
「ヒョンの好きなとこ考えてたの?ふふ、可愛いね。」
「好きなとこっていうか、まぁ...好きなとこ、なんだけど。...ジミニヒョンは?ヒョンも少しはおれのこと、考えてくれた?」
「聞きたい?」
「聞きたい。」
「じゃあぼくも、おまえの好きなとこ考えるね?ジョングガの好きなとこ...、んー声?やっぱ一番は声かなぁ。ハチミツみたいな甘い声を耳元で聞けないのはちょっと、寂しいな。それから...おまえの高めの体温も肌で感じたい。」
「なんでそんなエロいこと言うの。もっと会いたくなっちゃうじゃない、おれはヒョンに触りたくても触れないのに。」
「ぼくだって...声聞いちゃうと会いたくなるし、ジョングクに触りたくてたまんない...遠距離って、怖いね。」
「おれはあなたが、怖い。」
エッチな声出さないで、ってなに鼻息荒くしてんの、おまえ。それが電話越しにもびしばしと伝わってきて、ぼくたちなんでこんなに興奮してんだろうねって。
はぁ...とか、ふぅ...とかジョングクが吐息を漏らすごとに、こんな距離で熱さなんて感じないはずなのに。ぼくの身体は火照ったように熱を持った。その熱を逃がすように空いてるほうの手を自分を抱きしめるように滑らせる。
あ、だめ...だめだよ、と思うのに、その先にある芯を持ち始めたそこに手を伸ばしてしまう。ジミニヒョン?耳に届く声が擽ったくて肩をすぼめたら、反射的に自分のソコをきゅっと握ってしまった。んっ、吐息交じりの声が漏れる。ダメだってば。
「あーもうダメだぁーおれ、遠距離とか無理!」
ホビヒョンが隣りで肩を揺らして笑いを堪えていて恥ずかしいったら、もう。ジョングクからの着信に、どうせなら3人で楽しくおしゃべりしようと考えた自分を心から悔いながら、大慌てでスピーカーをオフにしてスマホを耳に当てた。
ぼくとホビヒョンはプロモーション活動のため、たったいま日本に到着したところで。行ってきまーす!と元気よく宿舎を出発してからまだ3時間も経っていない。早すぎだろ、と呆れるホビヒョンにぼくは目だけで同調した。
でもまぁそういうわけで、ぼくたちの交際はすこぶる順調。ジョングクは目に見えて笑顔が増えたし、最近では作曲に挑戦したり、映像を作ったりと仕事欲にも溢れていて、それはあの、シュガヒョンが感心するくらい。
というのも...あの日、改めてメンバーが認めてくれたこと、心から祝福してもらえたことが大きかったんだろうと、ぼくは密かに思っている。
*****
玄関のドアを開けたとたん、ただいまを言う前にジョングクのお腹の虫がきゅるきゅると鳴いた。そうなっちゃうのは無理もない、美味しそうな匂いに導かれて早足でリビングに向かうと、メンバーが勢揃いしていて二人で顔を見合わせた。
両手に大きなミトンをしてオーブンを覗き込んでいたジンヒョンが、「ほんとにグッドタイミングで帰って来るよねぇ」と笑って。シュガヒョンがお鍋を掻き混ぜている隣りにくっついてウィンナーを焼くホビヒョンにひと口ちょうだい!と、まとわりつく食いしん坊のジョングク。
料理に関してはまるで役に立たないナムジュニヒョンはテーブルにお皿を並べてセッティング中で。あれ?一人足りない...探していた親友はジンヒョンの足元で大きな身体を丸めて零れた牛乳を拭いていた。あらら、何をやってるんだか。
思いがけないご馳走に喜びを隠せないジョングクは、その理由を聞いてさらにテンションを爆発させた。自称、恋のキューピットだという兄たちからのサプライズ。嬉しくてたまらない様子のジョングクは、ぼくの左腕を引っ張って薬指のリングを強調するように二人の手を並べて見せる。
「おれたち正式に婚約しました。ふふっ、」
あれが正式なのかどうかは首を傾げるけれど、ちょっぴり照れる可愛い末っ子にうちのヒョンたちは「おめでとう」の拍手をくれたから、すごく満足気にぼくに向けて笑顔を見せるジョングク。なんだか、こそばゆい。
その場のノリで「今日から同棲してもいいよね!」意気揚々と言ったジョングクに、「即刻却下!」と長男の愛のムチが炸裂して。思ってもみない展開に零れ落ちそうな瞳をいつも以上にまんまるにして固まる、愛されマンネ。
「本日ここで、我らがチョンホソクをこの未熟な防弾カップルの監視役に任命します!」
長男に名指しされたホビヒョンはジョングクさながら目も鼻も口もおっぴろげている。あー顎がはずれちゃいそう、思った瞬間カクン!と両手でそれを押し上げるテヒョン、グッジョブ!
「監視するなんていくらなんでもひどいよっっ!」
声を張りあげたジョングクに、一票。
「監視ってのは言い方が悪かったね、ごめんごめん。ジョングガお前ね、油断するとすぐに心の声が表に出ちゃうの、それをいつもフォローするのはホソクでしょ。お前の性格からして、急ブレーキはかけられないわけ。分かる?」
さすが!ジョングクという人間をとても理解していらっしゃるジンヒョンにも、一票。
ふむふむ、どっちも正論だよなぁ、と頷きながら聞いていたら、他人事みたいな顔してんじゃねえ!とホビヒョンに首を絞められて、苦しい。全然ぼく、そんなつもりじゃないんだけど。
ホビヒョンとはもう何年も同じ部屋を使っているし、今さら離れ離れは寂しいから。たとえ部屋が別々でもジョングクのことを好きな気持ちは変わらないよ、って隣りのジョングクに耳打ちしたら。うーん、微妙な表情を浮かべていた。
*****
結局うちの長男には逆らえるはずもなく、部屋割りはこれまで通り。そして本人の意思とは関係なく、ホビヒョンはジョングクとぼくの監視役となった。
意地になったジョングクは毎晩ぼくのベッドに潜りこんでくるし、お構いなしに引っついてくるから、たまりかねたホビヒョンは部屋を変えて欲しいとジンヒョンに訴え続けたけれど。それもまぁ最初のうちだけで、慣れてきたのかぼくたちは元々3人部屋だったみたいに仲良く暮らしている。
「ちょっとぉ!聞いてるっ?」
「あーうん、聞いてるよ?それよりおまえ、ゆっくりしてて大丈夫なの?」
「ん、今から出るとこ。ジミニヒョンは?」
「ぼくもこれから取材が一本入ってるから、また夜に電話する。」
「うん。」
「んふふふっ、元気出せって!」
ヒョンは平気そうだね、ってジョングクはしょぼくれていたけどそりゃあ、ぼくだって寂しいに決まってる。これまでは別々のスケジュールがあったとしても、家に帰れば当たりまえに会えるわけだし。
1週間会えないともなると、ジョングクが遠距離恋愛だと言い出す気持ちも分かる。今回の日本遠征がホビヒョンとぼくの二人だけって聞いたときは真っ青になってたもんな、あいつ。
ぶきっちょな優しさを持つジョングクはいつでも自然に不自然にぼくに寄り添って、何から守っているのか周囲への威嚇も忘れない。あるとき、ぼく宛にちょっと脅迫めいた文章が届いてからはもっと、ジョングクのガードが固くなった気がする。口には出さないけど。
外を歩くときは片時もぼくのそばを離れないジョングクがいてくれること、それだけですごく安心できていたんだなぁ、って今朝空港を歩きながら思ったんだ。これって、おまえが言う平気とは違うと思う。
ホビヒョンとは長年のルームメイトだから気を遣わなくていいし、明るい性格のヒョンと一緒にいるだけで楽しいけれど。1週間も二人ぼっちは寂しい。もちろん、ジョングクに会えないのは、もっと。
「ジミナジミナ、ナムジュニからメッセージきた!うくくくっ、見てみ、こいつ。」
「あはは、ジョングギ?これいつの?」
「今!今!移動と空き時間はずっと不貞寝だってさ、こんな怒った顔して寝るやついる?ふはっ、」
スクロールしたスマホの画面をいちいちぼくに見せながら爆笑している。ホビヒョン、あのね?ああ見えてガラス細工のような繊細さと、ビー玉みたいな少年の心を持ち合わせてるんだ、ジョングクは。あいつが泣き虫なの、知ってるでしょう。
そんな泣き虫ジョングクにすぐにでも会いたくなって、着信履歴のいちばん上をコールしたのに、出ない。一度で繋がらないと寂しい気持ちがぶわっと膨らんだ。ジョングクのせいだぞ!おまえが遠距離恋愛だとか言うから。
たったの1週間じゃないか、遠く離れ離れになったわけでもないのに。大袈裟だなぁ、ってジョングクの頭を撫でてやったのは、ついさっきのこと...なのに。
「悲しくなってきちゃったじゃん、ばかやろ。」
*
じゃんじゃか、じゃんじゃか。
手探りで探し当てたスマホを掴んだと思ったら音が止んだ。もし寝落ちしちゃってもジョングクからの着信にちゃんと気づけるようにマナーモードを解除していたんだけど。ミスった、切っちゃった。
んー、と背伸びをしたら遠くの方で「ジミニヒョン?」と声がする。あれ?繋がってたのか。ジョングク?ぼくは慌ててスマホを耳にあてた。
「ジミニヒョン、寝てた?」
「ん、そうみたい。今何時?」
「もうすぐ23時。ヒョンと一緒に寝ようと思って、風呂入ったりしてたらもうこんな時間でさ。待ってた?なわけないか、寝てたもんね。」
「おまえの電話待ってる間に寝ちゃったんだよ、まだ余裕で寝れる。」
「寝ないでよ?やっと声聞けたのに。一日中あなたのことばっか考えてたんだから、おれ。」
「ふーん、どんなこと考えた?」
「一番はやっぱねぇ、笑った顔かな。笑い声も、好き。ジミニヒョンが笑うとつられて笑っちゃう。」
「ヒョンの好きなとこ考えてたの?ふふ、可愛いね。」
「好きなとこっていうか、まぁ...好きなとこ、なんだけど。...ジミニヒョンは?ヒョンも少しはおれのこと、考えてくれた?」
「聞きたい?」
「聞きたい。」
「じゃあぼくも、おまえの好きなとこ考えるね?ジョングガの好きなとこ...、んー声?やっぱ一番は声かなぁ。ハチミツみたいな甘い声を耳元で聞けないのはちょっと、寂しいな。それから...おまえの高めの体温も肌で感じたい。」
「なんでそんなエロいこと言うの。もっと会いたくなっちゃうじゃない、おれはヒョンに触りたくても触れないのに。」
「ぼくだって...声聞いちゃうと会いたくなるし、ジョングクに触りたくてたまんない...遠距離って、怖いね。」
「おれはあなたが、怖い。」
エッチな声出さないで、ってなに鼻息荒くしてんの、おまえ。それが電話越しにもびしばしと伝わってきて、ぼくたちなんでこんなに興奮してんだろうねって。
はぁ...とか、ふぅ...とかジョングクが吐息を漏らすごとに、こんな距離で熱さなんて感じないはずなのに。ぼくの身体は火照ったように熱を持った。その熱を逃がすように空いてるほうの手を自分を抱きしめるように滑らせる。
あ、だめ...だめだよ、と思うのに、その先にある芯を持ち始めたそこに手を伸ばしてしまう。ジミニヒョン?耳に届く声が擽ったくて肩をすぼめたら、反射的に自分のソコをきゅっと握ってしまった。んっ、吐息交じりの声が漏れる。ダメだってば。
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