好きしか知らない
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【𝙹𝚒𝚖𝚒𝚗】
「だーかーらぁ、うざいかうざくないかどっち。」
「んなこと俺に聞いてどうすんだよ。」
「テテにしか聞けないじゃん!ぁ、またテテって言っちゃった。」
「なにそれ。」
「なんか子供っぽいだろ、もう22だし。」
「それもあいつが言った?」
「え、まぁ...ぼくもちょっと子供っぽいかなって思ってたから、」
「俺は好きだよ。」
「へ?」
「お前にテテって呼ばれんの、好き。」
「あ、そうなの?」
へえ、そうなんだ。さっきから神妙な面持ちでなんか考え込んでるように見えてるけど何にも考えてないんだろうな、こいつ。眠いのかな。
「もうその話終わった?俺寝ていい?」
やっぱり眠いんだ。テヒョンは枕を抱えて背中を丸くしちゃったからぼくは仕方なく自室に戻ったんだけど。
結局持っていった相談ごとのひとつも解決していなくて、あいつがああいうならこれからもテテと呼んでやってもいいかなってそれだけ。
テヒョンいわく思春期に悩まされているという弟のことはしばらくそっとしておこう。こんなにも可愛がって育ててきたのにかまいすぎてうざがられるなんて悲しいし。
「思春期かぁ...。」
いや、長すぎ。おまえもうハタチなんだからさ、どうにかなんないの?と言うのはぼくの心の中だけに止めた。
*
それからぼくはジョングクの半径1メートル以内を立ち入り禁止区域と決めて、付かず離れず適度な距離を保つため細心の注意を払った。
それ以上近くにいるといつもの習慣で肩に腕を回しちゃったり、ジョングクがしゃべるたびに癖で頭を撫でてしまってまた嫌な顔をされるのは分かりきってる。
母性本能に似た愛情を持てあましてむずむずするときはホビヒョンをぎゅっとしたら不思議と落ちつくことを発見してラッキー。さすがはソウルメイトならぬルームメイト。
それなのにあいつときたらそんなぼくの努力も知らないで、コメント撮りのときだったり全体写真のときだったりおやつの時間にだって気づいたら隣りにいて。
失敗したどうしよう、ってホビヒョンのところに避難するんだけど。いつものようにホビヒョンを探して立ち上がるとどういうわけか今日は伸びてきた手に腕を掴まれた。
どこ行くんですか?っておまえ自分が言ったこと忘れたのかよ。
「だーかーらぁ、うざいかうざくないかどっち。」
「んなこと俺に聞いてどうすんだよ。」
「テテにしか聞けないじゃん!ぁ、またテテって言っちゃった。」
「なにそれ。」
「なんか子供っぽいだろ、もう22だし。」
「それもあいつが言った?」
「え、まぁ...ぼくもちょっと子供っぽいかなって思ってたから、」
「俺は好きだよ。」
「へ?」
「お前にテテって呼ばれんの、好き。」
「あ、そうなの?」
へえ、そうなんだ。さっきから神妙な面持ちでなんか考え込んでるように見えてるけど何にも考えてないんだろうな、こいつ。眠いのかな。
「もうその話終わった?俺寝ていい?」
やっぱり眠いんだ。テヒョンは枕を抱えて背中を丸くしちゃったからぼくは仕方なく自室に戻ったんだけど。
結局持っていった相談ごとのひとつも解決していなくて、あいつがああいうならこれからもテテと呼んでやってもいいかなってそれだけ。
テヒョンいわく思春期に悩まされているという弟のことはしばらくそっとしておこう。こんなにも可愛がって育ててきたのにかまいすぎてうざがられるなんて悲しいし。
「思春期かぁ...。」
いや、長すぎ。おまえもうハタチなんだからさ、どうにかなんないの?と言うのはぼくの心の中だけに止めた。
*
それからぼくはジョングクの半径1メートル以内を立ち入り禁止区域と決めて、付かず離れず適度な距離を保つため細心の注意を払った。
それ以上近くにいるといつもの習慣で肩に腕を回しちゃったり、ジョングクがしゃべるたびに癖で頭を撫でてしまってまた嫌な顔をされるのは分かりきってる。
母性本能に似た愛情を持てあましてむずむずするときはホビヒョンをぎゅっとしたら不思議と落ちつくことを発見してラッキー。さすがはソウルメイトならぬルームメイト。
それなのにあいつときたらそんなぼくの努力も知らないで、コメント撮りのときだったり全体写真のときだったりおやつの時間にだって気づいたら隣りにいて。
失敗したどうしよう、ってホビヒョンのところに避難するんだけど。いつものようにホビヒョンを探して立ち上がるとどういうわけか今日は伸びてきた手に腕を掴まれた。
どこ行くんですか?っておまえ自分が言ったこと忘れたのかよ。
