好きしか知らない
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【𝙹𝚒𝚖𝚒𝚗】
どうにかこうにか親友を宥めて、ぎくしゃくしている恋人の顔色を伺いつつ、名前のようには甘くない兄に「いい子にしてますよ」アピールも忘れちゃいけない。ああ忙しい忙しい。
そんなある日、テレビ収録中にひそひそ声でを話しかけてきたこの子の顔を見てそういえばそんな約束した気がするなと思い返した。
「ジミンさん、食事の約束覚えてくれてますか?」
「セウォナ、ぼくがご馳走するって言ったんだよね、ごめんごめん。」
「今日このあとって空いてますか?」
「ごめん、スケジュール詰まってるわ。」
「そうですか、残念...それじゃあ今日は、」
ジュースでいいです、と連れて来られた自販機の前、ストレートティーにするかミルクティーにするかでえらく悩んでいるセウォンに。
どっちも買ってあげるよ、と言っても本人はどうにも納得せずに最終的にミルクティーに決めるまでを笑顔で見守っていた。
ミルクティーの缶を嬉しそうに両手で握りしめてる姿がとっても幼く見えて、可愛い。
「うちのジョングクより年下だよね?」
「98年なんですけど、僕早生まれなんで学年は同じなんですよ。」
「へえ、同い年か、」
そっか。ジョングクの方がだいぶ大人びて見える。なんでだろう、と考えていたらふにっと指先を握られた。
「え、なに。」
「あのっ、ジミンさん...の、こと、.....ヒョンって呼んでもいいで、す、か?」
「なんだ、そんなこと?」
もちろんいいよ、と即答しても緊張してるのかな?可愛い顔がこわばって見えるけど、彼の親指がぼくの指輪をなぞるように動く。ん?
こういう経験、以前もしたことがあるような。焦って手を引こうとすると強い力でもっと握りこまれた。やっぱり、この空気をぼくは知ってる。
「僕、あなたを好きになりました。本気です。」
やぱい!と思ったときにはもう手遅れで、いつもニコニコしてる印象ばかりの彼に笑顔はなく射抜くような強い眼差しを向けられている。
「もう...付き合ってる人、いますか?...年下じゃだめですか?」
「え、っと.....ぁ、の、」
どう言えばいいんだ、こういう時は。
ぐるぐる頭を回転させるけどどうしてもジョングクの顔が浮かんで、いるともいないとも返事ができないでいると、ガゴン!思わず飛び上がるほど大きな音がして。
盛大にひっくり返ったダストボックスとその周辺に転がった空き缶たち、その先に恋人の後ろ姿を見た。
どうにかこうにか親友を宥めて、ぎくしゃくしている恋人の顔色を伺いつつ、名前のようには甘くない兄に「いい子にしてますよ」アピールも忘れちゃいけない。ああ忙しい忙しい。
そんなある日、テレビ収録中にひそひそ声でを話しかけてきたこの子の顔を見てそういえばそんな約束した気がするなと思い返した。
「ジミンさん、食事の約束覚えてくれてますか?」
「セウォナ、ぼくがご馳走するって言ったんだよね、ごめんごめん。」
「今日このあとって空いてますか?」
「ごめん、スケジュール詰まってるわ。」
「そうですか、残念...それじゃあ今日は、」
ジュースでいいです、と連れて来られた自販機の前、ストレートティーにするかミルクティーにするかでえらく悩んでいるセウォンに。
どっちも買ってあげるよ、と言っても本人はどうにも納得せずに最終的にミルクティーに決めるまでを笑顔で見守っていた。
ミルクティーの缶を嬉しそうに両手で握りしめてる姿がとっても幼く見えて、可愛い。
「うちのジョングクより年下だよね?」
「98年なんですけど、僕早生まれなんで学年は同じなんですよ。」
「へえ、同い年か、」
そっか。ジョングクの方がだいぶ大人びて見える。なんでだろう、と考えていたらふにっと指先を握られた。
「え、なに。」
「あのっ、ジミンさん...の、こと、.....ヒョンって呼んでもいいで、す、か?」
「なんだ、そんなこと?」
もちろんいいよ、と即答しても緊張してるのかな?可愛い顔がこわばって見えるけど、彼の親指がぼくの指輪をなぞるように動く。ん?
こういう経験、以前もしたことがあるような。焦って手を引こうとすると強い力でもっと握りこまれた。やっぱり、この空気をぼくは知ってる。
「僕、あなたを好きになりました。本気です。」
やぱい!と思ったときにはもう手遅れで、いつもニコニコしてる印象ばかりの彼に笑顔はなく射抜くような強い眼差しを向けられている。
「もう...付き合ってる人、いますか?...年下じゃだめですか?」
「え、っと.....ぁ、の、」
どう言えばいいんだ、こういう時は。
ぐるぐる頭を回転させるけどどうしてもジョングクの顔が浮かんで、いるともいないとも返事ができないでいると、ガゴン!思わず飛び上がるほど大きな音がして。
盛大にひっくり返ったダストボックスとその周辺に転がった空き缶たち、その先に恋人の後ろ姿を見た。
