好きしか知らない
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【𝙹𝚒𝚖𝚒𝚗】
それからぼくはめいっぱいの愛情を持ってこの末っ子を甘やかしてきたんだけど。
「あいつ思春期なんだからそっとしといてやれば。」
「思春期?」
「そ、思春期。」
「思春期。」
「うん、思春期。」
リピートされる思春期という単語にとっくに過ぎた思春期が戻ってきちゃいそうなんだけど。ていうかぼくが相談したことと何の関係があるんだよ、ばか。
*****
「ジミニヒョンて...重いです。」
*****
これ、数時間前に可愛い可愛い末っ子の口から吐き出された言葉なんだけど。
確かにジョングクの背中を見るとしょっちゅうふざけて飛び乗ったりもするけど、そんなに重かった?と聞いたらそういう意味じゃない!と軽くキレられた。
よく分かんない、と首を捻ると手の中のスマホをソファーに放り投げてあからさまに溜め息なんか吐いたりして。面倒だと言いたげな表情で、年下のくせに生意気だ。
おまえがまだ自分のことを「ぼく」と呼んでいたころ腕なんかこんなに細くて身長もぼくより小さくて。ジミニヒョンが一番好きです、なんて恥ずかしそうに。しかもちょっと泣いちゃってたのだってしっかり覚えてるんだぞ、ぼくは。
あの日のジョングクはまさに、天使だった。
成長期のジョングクはあっという間にぼくの背丈を追い越して筋肉を纏ってどんどん大きくなっていく。おまえこれ以上おっきくなんなくていいよ、って頭を押さえつけても食べ物を取り上げても無駄なあがきだった。
身体が大きくなるとともに自分を出せるようになってきた末っ子は多彩な才能を発揮しつつ、元々そうだったのかジンヒョンの影響かひょうきんな一面を見せて笑いを運んでくる。
反面、過剰なまでにスキンシップを嫌ってここ最近分かりやすく怪訝な顔をされるぼく。
ジョングクぽっぽ!とカメラの前でサービスショットのつもりでほっぺをちょんちょんしたら録画中の赤いランプが消えたとたんに渋柿でも食べたみたいな顔をして、さっきのやり取り。
なに冗談を真に受けて耳まで赤くして怒ってんだか、可愛いやつめ。
「もしっ、もしもジミニヒョンが恋人なら重すぎてうざいって言ってるんです。これ、例え話だから!」
ガーン...。ぼくってうざいの?頭の中にベートーベンの音楽が流れるほどにはショックを受けた。てかその例え、おかしくない?
それからぼくはめいっぱいの愛情を持ってこの末っ子を甘やかしてきたんだけど。
「あいつ思春期なんだからそっとしといてやれば。」
「思春期?」
「そ、思春期。」
「思春期。」
「うん、思春期。」
リピートされる思春期という単語にとっくに過ぎた思春期が戻ってきちゃいそうなんだけど。ていうかぼくが相談したことと何の関係があるんだよ、ばか。
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「ジミニヒョンて...重いです。」
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これ、数時間前に可愛い可愛い末っ子の口から吐き出された言葉なんだけど。
確かにジョングクの背中を見るとしょっちゅうふざけて飛び乗ったりもするけど、そんなに重かった?と聞いたらそういう意味じゃない!と軽くキレられた。
よく分かんない、と首を捻ると手の中のスマホをソファーに放り投げてあからさまに溜め息なんか吐いたりして。面倒だと言いたげな表情で、年下のくせに生意気だ。
おまえがまだ自分のことを「ぼく」と呼んでいたころ腕なんかこんなに細くて身長もぼくより小さくて。ジミニヒョンが一番好きです、なんて恥ずかしそうに。しかもちょっと泣いちゃってたのだってしっかり覚えてるんだぞ、ぼくは。
あの日のジョングクはまさに、天使だった。
成長期のジョングクはあっという間にぼくの背丈を追い越して筋肉を纏ってどんどん大きくなっていく。おまえこれ以上おっきくなんなくていいよ、って頭を押さえつけても食べ物を取り上げても無駄なあがきだった。
身体が大きくなるとともに自分を出せるようになってきた末っ子は多彩な才能を発揮しつつ、元々そうだったのかジンヒョンの影響かひょうきんな一面を見せて笑いを運んでくる。
反面、過剰なまでにスキンシップを嫌ってここ最近分かりやすく怪訝な顔をされるぼく。
ジョングクぽっぽ!とカメラの前でサービスショットのつもりでほっぺをちょんちょんしたら録画中の赤いランプが消えたとたんに渋柿でも食べたみたいな顔をして、さっきのやり取り。
なに冗談を真に受けて耳まで赤くして怒ってんだか、可愛いやつめ。
「もしっ、もしもジミニヒョンが恋人なら重すぎてうざいって言ってるんです。これ、例え話だから!」
ガーン...。ぼくってうざいの?頭の中にベートーベンの音楽が流れるほどにはショックを受けた。てかその例え、おかしくない?
