好きしか知らない
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【𝙹𝚞𝚗𝚐𝚔𝚘𝚘𝚔】
口をきかなくなって1週間、恋人と呼べる仲になってからは些細なことで言い合いになったりケンカもしなくなっていたのに、分かりやすく避けられて目も合わせてくれない。
気づくとヒョンの姿を目で追っていて、やっぱり寂しいのはおれだけなんじゃんとヘコんだり。
今も小腹が減って一人カップラーメンを啜っているおれと、ジンヒョンたちと談笑しているジミニヒョンとはリビングの同じ空間にいて、聞くつもりはないのに聞こえてくる会話にどうしても気をとられてしまう。
子供は7人欲しいチビっ子少年団を結成するのが夢なんだと力説するジンヒョンのそれネタでしょって話をコロコロと笑い転げて楽しそうに聞いている。隣りの四次元に寄りかかる必要はなくない?
「チビっ子少年団つくるならメンバーの子供を7人集めなきゃ意味ないじゃん。」
ジミナはどう思う?ってテヒョンイヒョン。これ、聞いちゃいけないやつだ。おれは大慌てで残りのラーメンを啜ったのに。
「ぼくもね、男の子欲しいから「チビっ子少年団」に入れてくれる?ジンヒョン。」
あーあーあーあーただ今マイクのテスト中...そっか。
「じゃ俺の子供も入ーれよっと。ジンヒョン「ちびっ子少年団」に入れるのは一人だけだからさ、子供は一人でいいんじゃない。」
「マジかぁ、ひとりっ子は寂しくないか?ジミナも一人でいいの?」
「ぼくは二人は欲しいかなぁ、男の子ふたり。」
*
どうやってあの地獄のリビングから脱出したのか覚えてないけど、気づいたら自室のベッドで寝ていたらしい。
今何時だ?スマホに伸ばしかけた手をこめかみに張りついた髪に滑らせた。なんだ泣いていたのか、どうりで枕が冷たいはずだ。
本気で好きなら好きな人の幸せを願うべきなのは分かってる。自分勝手な感情であなたを縛りつけておくつもりはないよ。
優しいあの人は、自らこの関係を終わりにしたいと言い出せなくてわざとおれに聞こえるように言ったのかも。おまえとの将来は考えてないよって、おれはそう言われたの?
「はぁ、寒いと思った...雪降ってるんだ。」
空から舞い降りてくるその光景は、ふわふわと踊っているようで一見するととても綺麗だけど。反面美しく見える氷の結晶は、おれの心みたいに冷たく窓を濡らしていた。
今年の初雪は二人で見ようね、そう言って笑った顔が瞼に浮かぶ。おれとの約束なんてもう、忘れた?
口をきかなくなって1週間、恋人と呼べる仲になってからは些細なことで言い合いになったりケンカもしなくなっていたのに、分かりやすく避けられて目も合わせてくれない。
気づくとヒョンの姿を目で追っていて、やっぱり寂しいのはおれだけなんじゃんとヘコんだり。
今も小腹が減って一人カップラーメンを啜っているおれと、ジンヒョンたちと談笑しているジミニヒョンとはリビングの同じ空間にいて、聞くつもりはないのに聞こえてくる会話にどうしても気をとられてしまう。
子供は7人欲しいチビっ子少年団を結成するのが夢なんだと力説するジンヒョンのそれネタでしょって話をコロコロと笑い転げて楽しそうに聞いている。隣りの四次元に寄りかかる必要はなくない?
「チビっ子少年団つくるならメンバーの子供を7人集めなきゃ意味ないじゃん。」
ジミナはどう思う?ってテヒョンイヒョン。これ、聞いちゃいけないやつだ。おれは大慌てで残りのラーメンを啜ったのに。
「ぼくもね、男の子欲しいから「チビっ子少年団」に入れてくれる?ジンヒョン。」
あーあーあーあーただ今マイクのテスト中...そっか。
「じゃ俺の子供も入ーれよっと。ジンヒョン「ちびっ子少年団」に入れるのは一人だけだからさ、子供は一人でいいんじゃない。」
「マジかぁ、ひとりっ子は寂しくないか?ジミナも一人でいいの?」
「ぼくは二人は欲しいかなぁ、男の子ふたり。」
*
どうやってあの地獄のリビングから脱出したのか覚えてないけど、気づいたら自室のベッドで寝ていたらしい。
今何時だ?スマホに伸ばしかけた手をこめかみに張りついた髪に滑らせた。なんだ泣いていたのか、どうりで枕が冷たいはずだ。
本気で好きなら好きな人の幸せを願うべきなのは分かってる。自分勝手な感情であなたを縛りつけておくつもりはないよ。
優しいあの人は、自らこの関係を終わりにしたいと言い出せなくてわざとおれに聞こえるように言ったのかも。おまえとの将来は考えてないよって、おれはそう言われたの?
「はぁ、寒いと思った...雪降ってるんだ。」
空から舞い降りてくるその光景は、ふわふわと踊っているようで一見するととても綺麗だけど。反面美しく見える氷の結晶は、おれの心みたいに冷たく窓を濡らしていた。
今年の初雪は二人で見ようね、そう言って笑った顔が瞼に浮かぶ。おれとの約束なんてもう、忘れた?
