好きしか知らない
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【𝙹𝚒𝚖𝚒𝚗】
膝の上のジョングクは5秒に1回ぼくを見上げて白い前歯を見せる。どんだけ嬉しそうなんだよ、おまえもう映画なんか観てないじゃんかって笑っちゃうぼく。
こうして二人きりの時間を過ごすたびにやっぱり好きだなって思うけど、ぼくにとってこいつが大事な人だと分かっていても恋愛感情かと問われればまたべつの話しで。
ジョングクの愛情というか感情というのか情熱みたいなのが凄すぎて、そのストレートな愛情表現にまだ慣れないぼくは照れくさくってどうしていいか分からなくなる。
*****
「おれヒョンに夢中で焦っちゃった、ごめんね。」
*****
ジョングクが頭を掻きながらバツが悪そうにこう言った。
今日のようにぼくにべったりなジョングクが熱のこもった瞳でぼくを見つめて、やばいと思ったときには形のいい口唇がぼくの口唇を掠めて思わず肩に力が入った。
あれ?ぎゅっと閉じていた目を開けると俯いたジョングクが口唇を噛んでいて。
いつかヒョンの特別になりたい、と言った彼にとっくにお前はぼくの特別だよ、キスが嫌だったんじゃなくてちょっと身構えちゃったんだって言ってあげればよかったと今になって思う。
そんなことがあった後もジョングクはべたべた引っついてはくるけどそこから先には進めなくて、つまりぼくたちはキスのひとつもしていない清く正しく美しく順調に交際を続けているわけなんだけど。
「ヒョン聞いてる?」
「ん?...うん?」
「足痛くない?代わろっか?」
あーそっか、ここジョングクの部屋だ。完全にひとりの世界に浸っていた。
このままで大丈夫だよ、と髪を撫でたらにっこりと笑顔になるジョングクが可愛くて、気づけば引き寄せられるように口唇を寄せていた。ほんの少し、触れただけ。
あ、
声には出していないけどお互い「あ」の口の形で見つめ合って。まさかヒョンから?まさかぼくから?思ってることは同じだ、たぶん。おまえすっごくまぬけな顔してる。
「なんか、つい、ごっ、」
ごめんねとは言わせてもらえなかった。
ぼくの首を支えにぐいっと伸びあがってきたジョングクの口唇がすごい勢いでぶつかって、おい!これはキスじゃなくて衝突事故!口唇これ以上分厚くなったらどうしてくれるんだ。あーもうっ!なんでこんな可愛いの、おまえ。
膝の上のジョングクは5秒に1回ぼくを見上げて白い前歯を見せる。どんだけ嬉しそうなんだよ、おまえもう映画なんか観てないじゃんかって笑っちゃうぼく。
こうして二人きりの時間を過ごすたびにやっぱり好きだなって思うけど、ぼくにとってこいつが大事な人だと分かっていても恋愛感情かと問われればまたべつの話しで。
ジョングクの愛情というか感情というのか情熱みたいなのが凄すぎて、そのストレートな愛情表現にまだ慣れないぼくは照れくさくってどうしていいか分からなくなる。
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「おれヒョンに夢中で焦っちゃった、ごめんね。」
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ジョングクが頭を掻きながらバツが悪そうにこう言った。
今日のようにぼくにべったりなジョングクが熱のこもった瞳でぼくを見つめて、やばいと思ったときには形のいい口唇がぼくの口唇を掠めて思わず肩に力が入った。
あれ?ぎゅっと閉じていた目を開けると俯いたジョングクが口唇を噛んでいて。
いつかヒョンの特別になりたい、と言った彼にとっくにお前はぼくの特別だよ、キスが嫌だったんじゃなくてちょっと身構えちゃったんだって言ってあげればよかったと今になって思う。
そんなことがあった後もジョングクはべたべた引っついてはくるけどそこから先には進めなくて、つまりぼくたちはキスのひとつもしていない清く正しく美しく順調に交際を続けているわけなんだけど。
「ヒョン聞いてる?」
「ん?...うん?」
「足痛くない?代わろっか?」
あーそっか、ここジョングクの部屋だ。完全にひとりの世界に浸っていた。
このままで大丈夫だよ、と髪を撫でたらにっこりと笑顔になるジョングクが可愛くて、気づけば引き寄せられるように口唇を寄せていた。ほんの少し、触れただけ。
あ、
声には出していないけどお互い「あ」の口の形で見つめ合って。まさかヒョンから?まさかぼくから?思ってることは同じだ、たぶん。おまえすっごくまぬけな顔してる。
「なんか、つい、ごっ、」
ごめんねとは言わせてもらえなかった。
ぼくの首を支えにぐいっと伸びあがってきたジョングクの口唇がすごい勢いでぶつかって、おい!これはキスじゃなくて衝突事故!口唇これ以上分厚くなったらどうしてくれるんだ。あーもうっ!なんでこんな可愛いの、おまえ。
