好きしか知らない
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【𝙹𝚞𝚗𝚐𝚔𝚘𝚘𝚔】
とてつもなく長く感じる沈黙の時間。優しさから自分からは言い出せないんだろうな、おれが傷つかないように。
「おれ...大丈夫だよ?ちゃんと受け止める、覚悟っていうの?できて、る。」
最後は自身に言い聞かせるだって、手持ち無沙汰にヒョンの指がフローリングをなぞってるのを見ていられなかった。
こんなに長い間考えて悩んでくれてたんだとしたらもうそれだけでいいやって。
「男同士でなに言ってんだ、頭がおかしくなったのかなって思ったりしたけど...おれはヒョンが好きで。気持ちを誤魔化すのもう、つらくてごめん、」
言うべきじゃなかった、ヒョンにそんな顔させたかったわけじゃない。
「ヒョンが困ってるって分かってたのに、おれのこと好きになって欲しくて...、ごめんね。」
自分が情けなくてもう何だっていいから早く振ってくれって投げやりな態度を取るおれに呆れたような視線が刺さる。
「ジョングガ、こっちにきて座って。」
今の今まで指先がいじいじと触れていた場所をとんとんと叩いてもう一度こっちへ来いと男前に。
恥ずかしくて情けなくて俯いたまま、ヒョンは素直になれないおれの手を掴んでぐいと引き寄せた。ぐんと近くなった距離に驚いて顔を上げたら視線がぶつかってヒョンの真剣な眼差しに囚われてしまう。
「勝手に一人で話進めないでくれる?べつに困ってないしおまえのこと嫌だとか思ったこともないし、言った覚えもない。」
「でも、」
「ちょっと変な態度取っちゃったかもしれないけど、しょうがないだろ。おまえといるとドキドキするし恥ずかしくてたまらないんだよ。」
「それって...好きってこと?」
「は?おまえのことはずっと好きだし!普通に分かれよそれくらい。」
「...。」
いや、でも、だって、最近のおれたちは...。
ちょんと触れただけの手を慌てて引っ込められたり、ちょっと肩に手を置いただけでするりとかわされたり、遠征先でおれと同室だと知ってテヒョンイヒョンに交代してくれと頼んだことも知っている。
背後霊と見間違えるくらい四六時中ホビヒョンの背中に引っついて話しかける隙も与えてくれなかったじゃない。
「おれ...嫌われたと思って、た。」
「はぁ?ぼくがおまえのこと嫌いになるわけないだろ!」
ばっかじゃないの、って落とされたげんこつが痛くて、涙が零れた。
とてつもなく長く感じる沈黙の時間。優しさから自分からは言い出せないんだろうな、おれが傷つかないように。
「おれ...大丈夫だよ?ちゃんと受け止める、覚悟っていうの?できて、る。」
最後は自身に言い聞かせるだって、手持ち無沙汰にヒョンの指がフローリングをなぞってるのを見ていられなかった。
こんなに長い間考えて悩んでくれてたんだとしたらもうそれだけでいいやって。
「男同士でなに言ってんだ、頭がおかしくなったのかなって思ったりしたけど...おれはヒョンが好きで。気持ちを誤魔化すのもう、つらくてごめん、」
言うべきじゃなかった、ヒョンにそんな顔させたかったわけじゃない。
「ヒョンが困ってるって分かってたのに、おれのこと好きになって欲しくて...、ごめんね。」
自分が情けなくてもう何だっていいから早く振ってくれって投げやりな態度を取るおれに呆れたような視線が刺さる。
「ジョングガ、こっちにきて座って。」
今の今まで指先がいじいじと触れていた場所をとんとんと叩いてもう一度こっちへ来いと男前に。
恥ずかしくて情けなくて俯いたまま、ヒョンは素直になれないおれの手を掴んでぐいと引き寄せた。ぐんと近くなった距離に驚いて顔を上げたら視線がぶつかってヒョンの真剣な眼差しに囚われてしまう。
「勝手に一人で話進めないでくれる?べつに困ってないしおまえのこと嫌だとか思ったこともないし、言った覚えもない。」
「でも、」
「ちょっと変な態度取っちゃったかもしれないけど、しょうがないだろ。おまえといるとドキドキするし恥ずかしくてたまらないんだよ。」
「それって...好きってこと?」
「は?おまえのことはずっと好きだし!普通に分かれよそれくらい。」
「...。」
いや、でも、だって、最近のおれたちは...。
ちょんと触れただけの手を慌てて引っ込められたり、ちょっと肩に手を置いただけでするりとかわされたり、遠征先でおれと同室だと知ってテヒョンイヒョンに交代してくれと頼んだことも知っている。
背後霊と見間違えるくらい四六時中ホビヒョンの背中に引っついて話しかける隙も与えてくれなかったじゃない。
「おれ...嫌われたと思って、た。」
「はぁ?ぼくがおまえのこと嫌いになるわけないだろ!」
ばっかじゃないの、って落とされたげんこつが痛くて、涙が零れた。
