好きしか知らない
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【𝙹𝚞𝚗𝚐𝚔𝚘𝚘𝚔】
テヒョンイヒョンが言うように待ってるだけじゃなんにも始まらない。どのみち始まってもいないのにおれのこの恋心が終わりを迎えることは目に見えているけど。
「ジミニヒョン。」
「!!」
もう最近のヒョンはそれが仕事中であっても家の中であっても、おれが名前を呼ぶだけでその背中がぎくりと音を立てるのが聞こえそうなほど態度に出ちゃってるもんな。
どこで何をしていても突き刺さる視線の先には必ずジミニヒョンがいて、ん?とおれがヒョンを見返すと慌てて目を逸らすからその度におれはやり切れない気持ちになるんだ。
近づくと逃げる、そんな毎日を繰り返していたら珍しくヒョンの方から近づいてきてチラチラとおれの顔色を伺いながら遠慮がちに隣りに座った。え、
まあ、隣りとは言えないほどの距離感ではあるけど久しぶりに近くでヒョンの顔を見れた気がして少しほっとしたのに。
「あのっ、さ、夜におまえの部屋行ってもい、い?」
あーうんそっか。なんとも歯切れが悪くジミニヒョンがおれの部屋に来ると言った。目も合わせてくれなかったしやっぱり、無理って言われるんだろう。ちょっと泣きそう。
振られる自分を想像しただけで鼻の奥がつんとして恐怖が胸をぎゅうと締めつけた。
*
リビングのカーテンの隙間から覗いたら星ひとつ出ていない夜空は今にも雨が降り出しそうで、おれの心情が読めるのかって傷心に浸りながら時計の針を確認した。そろそろ部屋に戻ってないと。
やっぱ告白なんてしなきゃよかった。振られたあとに毎日顔を合わせなきゃいけないなんてどんな罰なんだって、重い足取りで自室のドアを開けたら部屋の真ん中でまるい金色の頭が膝を抱えて座っていた。
おれを見上げる彼の表情にどきんと心臓が音を立てて、一瞬で気持ちが落ちていく。
「待ちました?」
いまにも張り裂けそうな胸のうちを隠そうとしたけど声が掠れて出なかった。かっこ悪いな、おれ。
まだ...まだ言わないで。おれは逃げるようにジミニヒョンから離れた場所に座り彼の横顔を盗み見た。
テヒョンイヒョンが言うように待ってるだけじゃなんにも始まらない。どのみち始まってもいないのにおれのこの恋心が終わりを迎えることは目に見えているけど。
「ジミニヒョン。」
「!!」
もう最近のヒョンはそれが仕事中であっても家の中であっても、おれが名前を呼ぶだけでその背中がぎくりと音を立てるのが聞こえそうなほど態度に出ちゃってるもんな。
どこで何をしていても突き刺さる視線の先には必ずジミニヒョンがいて、ん?とおれがヒョンを見返すと慌てて目を逸らすからその度におれはやり切れない気持ちになるんだ。
近づくと逃げる、そんな毎日を繰り返していたら珍しくヒョンの方から近づいてきてチラチラとおれの顔色を伺いながら遠慮がちに隣りに座った。え、
まあ、隣りとは言えないほどの距離感ではあるけど久しぶりに近くでヒョンの顔を見れた気がして少しほっとしたのに。
「あのっ、さ、夜におまえの部屋行ってもい、い?」
あーうんそっか。なんとも歯切れが悪くジミニヒョンがおれの部屋に来ると言った。目も合わせてくれなかったしやっぱり、無理って言われるんだろう。ちょっと泣きそう。
振られる自分を想像しただけで鼻の奥がつんとして恐怖が胸をぎゅうと締めつけた。
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リビングのカーテンの隙間から覗いたら星ひとつ出ていない夜空は今にも雨が降り出しそうで、おれの心情が読めるのかって傷心に浸りながら時計の針を確認した。そろそろ部屋に戻ってないと。
やっぱ告白なんてしなきゃよかった。振られたあとに毎日顔を合わせなきゃいけないなんてどんな罰なんだって、重い足取りで自室のドアを開けたら部屋の真ん中でまるい金色の頭が膝を抱えて座っていた。
おれを見上げる彼の表情にどきんと心臓が音を立てて、一瞬で気持ちが落ちていく。
「待ちました?」
いまにも張り裂けそうな胸のうちを隠そうとしたけど声が掠れて出なかった。かっこ悪いな、おれ。
まだ...まだ言わないで。おれは逃げるようにジミニヒョンから離れた場所に座り彼の横顔を盗み見た。
