好きしか知らない
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【𝙹𝚒𝚖𝚒𝚗】
「で?」
「うん、あのさ、ジョングクって高校のとき彼女いたことあったじゃんね?」
「んー、かりんとうだかむじんとうだか言う?」
「カリンちゃん!!」
名前なんてすっかり忘れていたのにテヒョンの面白くもないボケで瞬時にフラッシュバックした。当時もかわいい名前だなぁって思ってたからすごくいい印象として残ってるのにテヒョンときたら。
「あー、カリンカリン!特別可愛くもなかったよな。俺あいつの趣味ちょっと疑ったもん。」
「なんで?可愛い子だったじゃん。」
「まじで?お前ちょー目ぇ悪いもんな。」
見る目がないと言われているようなものでムカっとしてちょっと小競合いなんてしたものだから、狭い空間でただでさえ酸素が薄いのに暑いわ息苦しいわでいそいそと布団の中から這い出した。
生まれて初めて彼女ができたと嬉しそうに二人で撮ったセルカを見せてくれたジョングク。ぼくの記憶違いじゃなくて、良かった。
かっこいいジョングクの隣りには少し派手めの綺麗な子が似合うんだろうな、なんて勝手に想像していたけれど。ジョングクが選んだのはとっても素朴でまぁるいほっぺの女の子だったのが意外で、どうしてだか嬉しくなったのを覚えている。
音楽の才能はもちろん、背が高くてイケメンでスポーツ万能、おまけにユーモアがあって優しいときてる。ちょっとおバカだけどそこがあいつの可愛いとこだし。どう考えてもモテる要素しかないと思うんだけどな。
いつ、どのタイミングでぼくのことなんて好きになったんだろう。ジョングクが男でぼくも男だってことは紛れもない事実で当然交わらないと分かりきっているけど、ちゃんと向き合ってほしいと言ったあいつの気持ちにはきちんと応えてあげたかった。
「ジョングクのやつに何言われたの。」
「言われたっていうか、その...すっ、」
「す?」
「す、」
「す。」
「あーダメだっ。」
無理、恥ずかしくてとても言葉にできない。
「とうとう告白、されたんだ?」
「!!」
ぎくり、と肩を震わせたのを見逃さないぞと言うように三白眼がぼくをじっと見ている。こいつが何か言いたいときの顔。
「おまえもしかして、なんか聞いてた?」
「うん。」
「あー、」
マジか。
「で?」
「うん、あのさ、ジョングクって高校のとき彼女いたことあったじゃんね?」
「んー、かりんとうだかむじんとうだか言う?」
「カリンちゃん!!」
名前なんてすっかり忘れていたのにテヒョンの面白くもないボケで瞬時にフラッシュバックした。当時もかわいい名前だなぁって思ってたからすごくいい印象として残ってるのにテヒョンときたら。
「あー、カリンカリン!特別可愛くもなかったよな。俺あいつの趣味ちょっと疑ったもん。」
「なんで?可愛い子だったじゃん。」
「まじで?お前ちょー目ぇ悪いもんな。」
見る目がないと言われているようなものでムカっとしてちょっと小競合いなんてしたものだから、狭い空間でただでさえ酸素が薄いのに暑いわ息苦しいわでいそいそと布団の中から這い出した。
生まれて初めて彼女ができたと嬉しそうに二人で撮ったセルカを見せてくれたジョングク。ぼくの記憶違いじゃなくて、良かった。
かっこいいジョングクの隣りには少し派手めの綺麗な子が似合うんだろうな、なんて勝手に想像していたけれど。ジョングクが選んだのはとっても素朴でまぁるいほっぺの女の子だったのが意外で、どうしてだか嬉しくなったのを覚えている。
音楽の才能はもちろん、背が高くてイケメンでスポーツ万能、おまけにユーモアがあって優しいときてる。ちょっとおバカだけどそこがあいつの可愛いとこだし。どう考えてもモテる要素しかないと思うんだけどな。
いつ、どのタイミングでぼくのことなんて好きになったんだろう。ジョングクが男でぼくも男だってことは紛れもない事実で当然交わらないと分かりきっているけど、ちゃんと向き合ってほしいと言ったあいつの気持ちにはきちんと応えてあげたかった。
「ジョングクのやつに何言われたの。」
「言われたっていうか、その...すっ、」
「す?」
「す、」
「す。」
「あーダメだっ。」
無理、恥ずかしくてとても言葉にできない。
「とうとう告白、されたんだ?」
「!!」
ぎくり、と肩を震わせたのを見逃さないぞと言うように三白眼がぼくをじっと見ている。こいつが何か言いたいときの顔。
「おまえもしかして、なんか聞いてた?」
「うん。」
「あー、」
マジか。
