お隣さん同士のとある日常
名前変換フォーム
女夢主人公-設定女夢主人公のフルネーム設定となります。
お好きな名前をどうぞ♪
空欄の場合は、設定通りの名前になります。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「蒼ちゃん、こっちこっち」
「へ?なにスズちゃん」
手を引かれ、被り物が置かれている机へ向かう。
何をするのだろう?
「ここからクロちゃんに被せる物選んで?」
「?…クロに?」
言われてすぐクロを見たが、本人も唐突な事に首を傾げるしかなかった。
蒼も同じように首を傾げ、とりあえず選ばないといけないと思い、被り物の方に視線を戻す。
蒼は人間姿のクロを思い浮かべた。
(猫なのにミッ●ーの被り物はどうかと思う…。三角頭巾は………ふふっ…)
思わず笑いが込み上げる。
おい蒼、今何を想像したんだ?という目で見つめるクロ。
そんなクロを他所に「やっぱりこれが一番かな~♪」とそれを手に取った。
「シルクハット?」
「うん!クロに似合いそう♪めんどくせーなあって言いながら」
「?蒼、その猫の言ってる事わかるの?」
「うん!きっとそう言うだろうなあって」
「あ、なるほどね。飼ってると、何となく言いたい事分かるもんね」
「何となくじゃないよ?そう言うの」
「うんうん、そっかそっか」
そんな会話を、真昼とクロはビクビクしながら聞いていた。
多分蒼は、人間姿のクロがそう言うのだろうと思い浮かべながら発言したと思ったから。
まぁ何にせよ、相手の方が勘違いをしてくれた為ホッとしていた。
バレそうになった事に気が付かない蒼はクロの方へ行き「きっと似合うよ~♪」なんて言いながらシルクハットを被せた。
「うんっ、似合う!男前だよクロ」
「にゃあっ」
「黒猫だから、黒のシルクハットは似合うね」
「でしょー?」
「じゃあ蒼、早速撮影会といこーかー!」
「へ?撮影、会?」
「うん、だってその為に呼んだんだもんっ」
「そ、そうだったの?」
「当ったり前よ~♪さ、クロちゃん抱っこしてそこ立って?」
「う、うん」
クロを抱っこして窓際に立つ蒼。
つーか、何にも気付かなかったのか…?なんていうクロの思いは、ため息と共に吐き出されていった。
そして始まる撮影会に皆は夢中、真昼もこっそりと写メを撮っていた。
「もうなんか、あの猫と蒼って、皆の安定剤みてーだよな。若しくはアイドル的な?」
「ん~… 蒼はともかく、クロはどうだろーな」
「お前飼ってるんだろ?可愛くねーのか?」
「~…」
人間のクロを思い浮かべる真昼。
だらだらカップ麺を食べてはゴロゴロとポテチを頬張り、コーラを溢し、アイスはクッキー&クリームにしろと言う。
「うん、全然可愛くない!」思わず声に出した真昼に、「何で飼ってんだよ…」とツッコミを入れる龍征。
「つーかアイツ、弁当どーすんだ?まだ途中だぞ?おーい蒼ー!弁当どーすんだ?食っちまうぞー!」
「あー忘れてた!ダメよ龍征くん!食べちゃダメ!」
クロを机へ置いて直ぐ様弁当にありついた。
「嘘だよ、誰も食わねーよ」と汗を浮かべる龍征を他所に、急いで食べる為案の定喉に詰まらせる蒼。
龍征からお茶を貰い、真昼には背中をさすってもらい、何とか流し込む事が出来た。
「落ち着けって、誰も食わねーから。龍征も、あんまからかうなよ」
「だっておもしれーし」
「はあ…え、えへへ…」
なんやかんやで5限目6限目と終わり、下校時刻。
皆が帰り支度をしている中、真昼は早くに支度が完了し蒼の机へと向かった。
「蒼、今日部活は?」
「今日はあるんだ。先帰ってていいよ?買い物あるでしょ?そのあと病院行くから」
「そっか、分かった」
「手伝えなくてごめんね?」
申し訳なさそうに言う蒼に「気にすんなって」と笑う真昼。
買い物がある為、真昼は颯爽と教室を出ていった。
廊下に出て少しすると、クロが鞄から出てきて真昼を呼んだ。