放っておけないやつ
名前変換フォーム
女夢主人公-設定女夢主人公のフルネーム設定となります。
お好きな名前をどうぞ♪
空欄の場合は、設定通りの名前になります。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【放っておけないやつ】
「今夜はごちそう♪ごちそう♪ごち……そ?」
学校からの帰り道、買い物帰りに蒼が目にした人物。
「あ♪」キランと目を光らせたように、蒼は駆け寄った。
「御園くーん!」
「ん?っ!…蒼っ…!」
塾へ向かう途中の御園だった。
蒼に気付き、ほんのり顔を赤くしている。
とてとてと駆け寄ってくる姿は、まるで小動物の様だ…と、いつもながらに思う御園。
「こんにちは。今から塾?」
「あ、ああ。蒼は…買い物の帰りか?」
「うん」
「一人で買い物か?城田はどうした?」
「真昼くんは、先生に雑用頼まれて居残り。クロは真昼くんから離れられないからね」
「ふんっ、相変わらず世話焼きだな」
「そうね、でもそこがいいところだよ♪」
「確かにな」
「ところで、リリイさんは?」
「あいつは近くの喫茶店にいる。無駄遣いしないといいんだが…」
「ふふっ。御園くんは優しいね」
「はあ?何を言っているんだ。熱でもあるのか?」
「熱はないよ~。御園くんは素敵で優しいなって思ったから、そう言っただけだよ」にこっ
・・・・・・・・・・・・・・・。
「…~~~っっっ!!!!!??!!?!?」ボンッ
素直な言葉と、不意打ちとも言える笑顔に、御園の頭からまるで山から噴火したように湯気が爆発、そして顔が茹でだこのように真っ赤に染まった。
思わずバッと口元を手の甲で隠し、目をカッと見開く。
突然のことで動揺を隠せず、かと言って何だかんだフォローしてくれているリリイもここにはいない。
「なっ…!いっ…!ばっ…!きっ…!」あたふたしすぎでろれつも回らず言いたいことが言えないまま。
ドッドッと鼓動が鳴り止まない中、言おうとしていた言葉を何とか言おうと口にする。
「な、なななっ…!何をっ、いきなり…っ!ばっ、ばばっ、馬鹿か貴様はっ…!!」
「えー?馬鹿じゃないよー。これでも学年では成績上位なんだよ?」
のほほんと返答する蒼。
動揺している原因に全く気付かない蒼に、御園は(そういうことじゃない…)と、未だ顔を赤くしながら口元に持っていた手を目元にあてて唸った。
何でこんな鈍感なんだと…気付け馬鹿と言いたくなったが呆れた思いの方が強く、言うのを止めた。
「…全く、城田はよくこんなことに対応できるな」
「ん?真昼くんがどうしたの?」
「……いや、何でもない…」はー…
真昼に対して少々関心する御園。
ちらりと蒼を見ると、変わらず緊張感の無いのほほんとした顔で見られていることに理解できず、?を飾しながら首を傾げた。
その行為すらも、胸の鼓動を早く動かすものだというのに…。
そんな時、御園の中でもやがかかったような思いに見舞われた。
蒼にとって、真昼やクロは隣に住んでいる家族のような存在。
一番近くにいられる二人に対し、御園は抱いたことのない思いを抱えることとなる。
「蒼」
「ん?」
「蒼は……っそ、その…」
「?」