お隣さん同士の助け合い
名前変換フォーム
女夢主人公-設定女夢主人公のフルネーム設定となります。
お好きな名前をどうぞ♪
空欄の場合は、設定通りの名前になります。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「真昼くん。私、すぐそこのスーパーで買い物してくるよ。何か食べたいものある?」
「いや、大丈夫…」
「そう?近くだから、クロ連れてっても大丈夫だよね?」
「ああ…」
「すぐに戻ってくるから、万が一先に終わっても帰っちゃダメよ?いい?」
「はいはい…」
「じゃあ、後でね」
「おう…」
真昼が病院の中へ入っていくのを見送り、蒼も近くのスーパーへ向かった。
抱えてもらっていたクロは、先程の蒼の発言に「まるで母親みてーだな」と発言してみる。
「そーかなあ…」
「それより蒼、買い物すんならラメ王買ってくれ」
「ラメ王?…あ、カップ麺か。クロ大好きだもんね」
クロは人目の付かない場所で人間の姿になり、蒼と一緒にスーパーの中へ入っていく。
「梅干しとネギ、ハチミツ、ヨーグルト、あとリンゴとかもいいなあ…」
「アイスはいーのか?」
「あ♪そうねそうね♪アイスアイス♪真昼くんの好きなバニラと、私は何味買おうかなあ♪」
「クッキー&クリーム買ってくれ…いつもバニラしか置いてくれねーから」
「あ!私も好き~♪じゃあ~…今日は私もクッキー&クリームにしよー!」
そんな会話をしながら買い物をする蒼とクロ。
いつもは真昼だけか、真昼と蒼と行くかというぐらいで、蒼との買い物は滅多にない。
というより、そもそもの話…限界距離のせいで二人での買い物は行けない。
(たまにはいいな、蒼と二人で買い物も…)なんて思いながら。
だが真昼自身、クロと蒼を二人で行かせたくない理由がちゃんとあるのだ。
「あ、あとコーラも買ってくれ…」
「もう無くなっちゃったの?」
「買い置きだ…」
「そっかそっか、いーよ♪」
「あとポテチ、コンソメ味で…」
「クロ、コンソメ味好きだもんね」
「おー…」
「私はのりしお味かなあ♪」
チラ…
「…あ……クッキー&クリームもう一個置いておきてーなあ…」
「あ、じゃあ私ミルクコーヒー味も買ってこー♪」
と、こうなる…。
蒼は基本クロに甘いので、欲しいと言ったものはついつい買ってあげてしまう。
真昼に止められることもしばしば、甘えさせてはいけないと、真昼は蒼とクロだけで買い物に行かせたくないのだ。
……まあ、それも一つの理由ではあるが、二人きりというのが真昼にとってもあまり良くは思っていないのである。
「…ふー…さて、病院に戻りますか」
「おー…」
──────────……
先に買い物が終わり、外で蒼と黒猫姿のクロが待っていた。
診察が終わった真昼と合流し、処方箋を貰ってマンションまで帰宅。
雨が降る強さは朝より少し落ち着いていた。
「真昼くん、そのまま部屋に行って着替えて?私買い物したの冷蔵庫に入れてくるから」
「ああ、悪いな…」
「気にしないで?お隣さんだもん。あ、着替えたらちゃんと横になってるんだよ?」
「分かってるよ…」
「じゃあ、後でね」
蒼はクロとリビングへ、真昼は自分の部屋へ入っていった。
冷蔵庫に買ったものを入れていきながら、蒼は「大丈夫かなあ…」と真昼を心配し、動きが止まってしまう。
ピーッと冷蔵庫から音が鳴り、ハッと気付いた蒼は開けっ放しにしていた冷蔵庫をパタンと閉めた。
そしてクロの朝ご飯の準備、それとタオルを取り出していた。
一方で真昼は制服から着替え終わり、はあ~…と溜め息をついている。
その理由は、先程から気にしている事だ。
熱が出て情けないとか、蒼にこんな姿見せてカッコ悪いとか、もんもんと悩んでいる。
「はあ~……ホント、情けねーなぁ…」
ベッドの中に入り、横になろうとした。
すると、ドアをノックする音が響いた。
コンコンと優しく叩く音、蒼だ。