04.アリス・イン・ザ・ガーデン
名前変換フォーム
女夢主人公-設定女夢主人公のフルネーム設定となります。
お好きな名前をどうぞ♪
空欄の場合は、設定通りの名前になります。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そして到着する、有栖院邸。
目の前に広がる豪邸は、一般人の真昼らにはあまりにも現実離れしている光景だ。
見慣れないものに真昼は茫然とし、蒼は感動していた。
「わあ…大きいっ」
「……ここ、お前の家…!?お前お金持ちの子…?!ここって…なんかデカいグループの会長の家だとかって話…どっかできいた…」
「…僕の家だ」
カッと普通に歩いて行く御園に、真昼と蒼は御園の後を追った。
草むらをザッザッと歩く音が夜に響く。
「あ…あのさ、俺…吸血鬼のこといろいろききたくて…」
「部屋についてからにしろ。…僕の部屋はあの西館だ」
「へ―――…すごいなー。門から家までが遠――――…?」
ぜーはーと息切れをする御園。
蒼含め、二人の子供も御園を心配そうにしている。
「…え!?何?どうした…」
・・・
「触れるな。…リリイ、椅子…」
・・・
「!…リリイ?」
またも出たあの椅子。
「はあ…疲れた。少し待て…」ふ――――――と息をつく御園。
隣で蒼も不思議そうに、椅子をまじまじと見ていた。
「またそのイスっ…どこから出した!?つーかまだ車降りて5分も経ってねーよ!!」
『ふふ…御園は少々体が弱いんですよ、城田真昼くん』
「!?」
どこからか声が降り注いだように聞こえた。
すると御園の頭にひらひらとなにかが靡いているように見える。
それに気付いた真昼は「……え?何それ…?リボン…?」と聞いてみた。
蒼も思わず「あらやだ、可愛い…!」と手を添えて呟いてしまう。
「…?何見て――…はっ!髪にとまるなといつも言っているだろうが!リリイ!!」
ひらひらしたものにばっと手を上げる御園。
その行為により、ひらひらしたそれは髪から離れていった。
「「あっ、蝶…!!」」
真昼と蒼、同時に声を上げた。
そしてその蝶はふわあと形を変えていく。
一人の男性へと……だが、しかし…。
「?!」
「わあ~~~…!」
かなり危ない所まで服がはだけ露出している。
ドン引きの真昼、綺麗な顔立ちと素肌に紅潮する蒼。
…そう、その男性こそ。
「…はじめまして。よければひと肌脱ぎましょう…かっ」がいんっ
「脱ぐな変態!!キモイんだよ!!」
「第一印象は大事だと思いまして…私の一番いいところを…」
「どうしてお前はそう脱ぎたがる!?いつもいつも!!」
かなりのドン引き、真昼が後ずさりしてしまうほど。
だが蒼は綺麗な顔立ちやら何やらで何故か感動している。
引き締まった身体と美しいモデルスタイルが、逆に凄いと思っているらしい。
クロも思わず「なに感動してんだよ…」と問い掛けてしまう。
「ふつーは、きゃーとか顔を隠すモンじゃねーのか…?」
「あ、いや、あまりに綺麗で…その、スタイルとか顔とか…あはは」
「…やっぱりお前、どっかズレてるわ…」
「そうかなあ」
「はあ…」
蒼の返答にクロも呆れてしまう。
…ああ、そう、その男性こそ。
「…この脱ぎたがりが“色欲”の真祖(サーヴァンプ)…」
「脱ぎたがってませんよ―――」
「“オールオブラブ(全ては愛に収束する)”」
「今の名はスノウリリイと申します。どうぞお気軽にリリイとお呼びっ」ドス
「脱ぐな」
話しながら再度服を脱ごうとするリリイに、容赦なく腰に肘を突く御園。
「は…激しいですよ。御園…いたた、腰が~~~~」そんな様子を見る真昼は「……ホスト?」と思ってしまう。
蒼はまたもや感動の表情で見つめる。
「変わってねーなーお前…久しぶり―――」
「あなたもお元気そうで何よりです。さあどうぞ中へ」