04.アリス・イン・ザ・ガーデン
名前変換フォーム
女夢主人公-設定女夢主人公のフルネーム設定となります。
お好きな名前をどうぞ♪
空欄の場合は、設定通りの名前になります。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「こんにちは。整った綺麗なお顔の方」
「なっ…!!」
「ここの学生ではないですよね?うちのクラスの、誰かに御用ですか?」
「っ……城田真昼に、というより、アイツの所持しているものに用がある」
「…真昼くん?」
一呼吸置き、真昼に用があると言われて、思わずキョトンとしてしまった。
見知らぬ男子の口から、真昼の名が出たのだから。
「真昼くんなら同じクラスなので、呼んできますよ」
「っ!ちょっと待て!」
「?」
中に入ろうとしたが、呼びかけによって足を止める蒼。
首を傾げ、一体なんだろう…そう思いながらじっとうかがった。
顔を背けて男子が何か言おうとしている、が…。
「……貴様」
「(き、貴様…!?)…は、はいっ」
「……名前。貴様の名前は」
「え…名前?」
一瞬ポカンとしてしまう蒼。
いきなりの貴様呼ばわり、何か言われるのではないかと思っていたが、普通の質問にポカンとしてしまったのだ。
偉そうな言葉遣いはともかく、蒼は安心したようにふと笑みを零した。
「私は蒼、夜明蒼といいます。高校一年です。私も、よろしければお名前を伺ってもいいですか?」
「…僕は、有栖院御園。同じく高校一年だ」
「!なんだ、同じ学年なのね。じゃあ、堅苦しい言葉は止めます!よろしくね、有栖院くん」
「………」
ニコッと微笑みながらそう言った蒼。
蒼の笑顔で、顔が熱くなるのを感じた御園は再びそっぽを向いた。
「……御園で、いい…」
「!……」
目を合わせれば顔を背けられてしまう。
だが発した言葉に不快だという空気は感じられない。
…きっと、上手い言葉が見付からないだけで、仲良くしたいのだろう。
そう感じた蒼は手を伸ばした。
「!」
「私も、蒼って呼んでほしいな。改めてよろしくね、御園くん」
「―――――っ…」
何も言わず、少し頬を赤らめながら手をスッと出した御園。
その手をぎゅっと掴み握手をする。
だが赤らめた頬は落ち着こうとせず、どうしても熱くなってしまう。
見られるのを嫌がり、手が離れてすぐの御園は直ぐ様顔を背けた。
新しく友達ができた時のように、どこか嬉しく思う蒼は「でも驚いたよ~」と話し始めた。
「何がだ?」
「だって、真昼くんにこんな綺麗な顔の人が知り合いにいたなんて…」
「っ!き、貴様はそんな恥ずかしい台詞を堂々と…!」
「?…恥ずかしい、かな?そんなにダメ…?」
「当然だろう!!普通そんな事を平然と言わないぞっ。寧ろ貴様の…っ蒼の方が、その…綺麗な…顔、を……」
「?なぁに?」
「っ!!な、何でもない!!」
「?」
御園は教室の前に立ち止まり、しかめっ面で様子をうかがっていた。
「入らないの?呼んでこようか?」と問いかける蒼を横目で見ながら、「言っておくが、城田真昼とは知り合いでも何でもない」と返す。
「え?そうなの?」と返し、教室を覗くと、二人の可愛らしい子供がいる事に気付いた。
一人はショート、もう一人はロングの髪、双子だという事は一目瞭然。
「…??だ、だれ…?」
「「城田真昼?“オールオブラブ”が、あなたを呼んでる」」
「えっ子供?」
「誰かの妹?」
「?!いや…えっ?」
「どこから入ったんだろ…」
周りがざわつく中、二人の子供はある存在に気付く。
ぴゃっと二人同時に机に飛び込んだ。
「「スリーピーアッシュ!」」
「に゙ゃっ?!」
びくうっとその机から跳ね上がるクロ。
ガタタッと机は傾き、近くに居た桜哉が巻き込まれ下敷きになってしまった。
「わぁ~~~っ」「あ――っ桜哉が下敷きに!」ガラガラガラと更になだれに巻き込まれ、周りは更に慌て騒ぎ始める。
そんな様子を蒼も、はわわ~と心配していた。