ト書き
ポケモンになれるとしたら何になりたい?
2024/11/28 21:16ふと妄想が降臨した、お付き合い初期のバカップルグルチリ。ほぼセリフのみ
⚠️全年齢の内容ですが大人向けの描写を匂わす会話があるため、ご注意ください
◇◇◇
❄️「ポケモンになれるとしたら何になりたい?」
(チリさんのことだからドオーか手持ちの誰かだろうな)
🌶️「珍しっ! リアリストのあんたがもしもの話振ってくるやなんて」
❄️「ぼくにもそういう時ぐらいあるよ」
🌶️「ふーん。そうやなぁ……いっぱいなってみたい子ぉはおるけど……一番はアルクジラやろか」
❄️「アル、クジラ……? なんで」
🌶️「せやかてアルちゃんならずーっとグルーシャの傍におれて、いつでも撫でてもらえるんやろ? そんなん役得やん。あ、でもたまにはバトルさせてや。甘やかされてばかりやと、体なまってまうからなぁ」
にかっと笑い、腕をぶんぶん回してるチリちゃん
❄️「……アルクジラはだめ」
🌶️「なんでや。理由言うてみ」
❄️「アルクジラだと出来ないから」
🌶️「出来ないってなにが……」
チリちゃんの細い腰を引き寄せ、後頭部を抱えて深~いキスをお見舞いするグルーシャくん
そのあまりの早業に「んーむー!」しか言えず、ぽかぽかグルーシャくんの胸板を叩くことしか出来ないチリちゃん。ようやく唇が離れたと思ったら真剣な表情で悩んでいるグルーシャくんの顔が目の前にある
❄️「あいつは口が大きいからキス出来ない。ハルクジラもツンベアーそう。マニューラは舌がざらついてるしモスノウは触れ合い過ぎると熱が籠って体に悪い。チルタリスはくちばしがぶつかるだろうしキュウコンはそもそも生きる時間が違いすぎる」
🌶️「ぐ、グルーシャ?」
❄️「うん。やっぱりチリさんはチリさんのままでいてよ」
マシンガントークを終え、妙にスッキリした顔で一人解決した様子のグルーシャくん
🌶️「なに本気で考えとんの! あんたが言い出しっぺやろがー!」
グルーシャくんの手持ちになりたいと思ったチリちゃんと、その真意に気づいたグルーシャくん。ちょっと暴走気味だけど、そんなバカップルなグルチリも可愛いな
◇◇◇
🌶️「で? そういうグルーシャはおんの。なってみたいポケモン」
❄️「ぼくは……ロトムがいい」
🌶️「ロトム!? なんや意外なセレクトやなぁ」
❄️「そう? ロトムだったら仕事でもプライベートでもチリさんの傍にいても不審に思われない。家でも役に立てるし、チリさんのいろんな姿が合法的に見れる」
小悪魔笑顔のグルーシャくんと、顔真っ赤になったチリちゃん
🌶️「合法的って……あんたなに考えてんの! このすけべぇ!」
❄️「あれ。ぼくはただ傍にいたいって言っただけなのに、どんな想像したの? それとも何か見られたらマズイものでもあるわけ」
図星を突かれ、あわあわしながら逃げ出すチリちゃんと追いかけるグルーシャくんの図~
チリちゃんはロトムの前でも真っ裸で家の中うろうろすることもあるし、隠しグルーシャくんフォルダもあるし、夜のお勉強のためのアレやソレの検索結果を思い出しちゃった。グルーシャくんはチリちゃんのあられもない姿を期待してたけど、チリちゃんはポケモンの前でオナ○ーはしない気がする。チリちゃんの乱れた姿はグルーシャくんしか知らないよ。よかったね
おしまい