ト書き

チリちゃんのネイル事情

2024/08/17 02:53
R18

チリちゃんの手袋の下は謎に包まれているため、ネイルの有無について妄想の余地があるな、と思ったメモ書き。当方のチリちゃんはネイルしてないイメージ

◇◇◇

①ポケモンのため
ポケモン第一なチリちゃんなことなので、万一にもポケモン達を傷つけないよう爪は伸ばさない。餌やりやブラッシング、ウォッシュだとポケモン達の急所や弱点も触ることになるからね。豪快に泥遊びするチリちゃんとポケモン達の姿も見たいから、あんまり爪が伸びてると後で困るかなぁと思ったのも一因。やるとしても爪は伸ばさず整えて、クリアネイルで艶々感を出す程度かな?

◇◇◇

②グルーシャくんに傷をつけたくないため
※以下は夜の話オンリーなので要注意。成人済のみ閲覧可(高校生不可)
※視点は定まっていないため、読みにくいこと必至。あくまで自己満足の吐き出しのため、文体・視点不統一です

グルーシャくんってチリちゃんの怪我に過敏で、身体に傷がつくのすごく嫌がりそうなんだけど。でもチリちゃんも同じくらいグルーシャくんの怪我に敏感だといいな。「もうこれ以上、グルーシャの身体に傷は増やさん」って一人、決意してる

それでも行為の最中はグルーシャくんの背中にしがみついちゃうけど、爪を立てないようにぎゅぅぅって抱き締めてたら健気だね。でもグルーシャくんはチリちゃんからの傷も痛みも欲しいと思ってるから、チリちゃんの理性をぶっ飛ばすように腰を振って攻め立てる。最終的にチリちゃんは気を失う寸前、無意識に爪を立て引っ掻いちゃうから、毎回事後に後悔してる。対してグルーシャくんは、チリちゃんと離れている時も背中の痛みから彼女を感じることができて嬉しいって思ってる

でも、グルーシャくんは疑問があって。ピアスも服装も足のペディキュアも凝ってるチリちゃんが、なんで手の指にはなにも施さないんだろう、と思ってる。ポケモンのためなのは分かるけど、それならリップさんやライムさんだってしてるし、チリちゃんのポケモン達への優しい手つきなら問題なさそうなのに

グルーシャくんがチリちゃんの真意に気づくのは何度か身体を重ねた頃の、とある営みの最中。前述した、グルーシャの背中に引っ掻き傷をつけたくないってチリちゃんが零したから、そんな気遣いを忘れさせるくらい抱いたわけで

・正常位で二人共に果てる時は指を絡める
・寝バック時は、チリちゃんの指を上から覆うように絡める

今回もその体位をしたわけだけど、チリちゃんはいつも指を絡めるだけじゃなく指の腹でグルーシャくんの骨張った手の甲を擦ってることに気付き、穿っていた律動を止める。突然全身を巡っていた快楽が無くなり、イヤイヤするチリちゃん

「なんで……っ? もう少しやったのに……止まんといてや……っ!」

ゆるゆると自ら腰を振って、グルーシャくんからの律動をおねだりしてるチリちゃんは可愛いけど、グルーシャくんは屈しない

「チリ……正直に答えて。ネイルしないのは、ぼくの手を握りたいから?」
「ーーっ! そ、れは……やな……」

正常位に向き直し、絡めた指を二人の間に掲げチリちゃんの掌にちゅ、と音を立て唇を落とすグルーシャくん。チリちゃんの蕩ける紅眼には、絡まった指越しに覗く、グルーシャくんの真摯な表情しか映っていない。でも本当のことなんて言えるわけなくて

・ネイルしたら繋いだ時に手の甲に食い込んで、グルーシャの身体に傷をつけてしまう
・1ミリもグルーシャと距離を隔てたくない。髪も口もナカも、そして掌だってぴったりとくっついて握り合ったままイキたい
・普段は手袋の下に隠されている男らしい掌は、自分しか知らないという独占欲を噛み締めたい
・グルーシャの性感帯の一つである手の甲を擦ることで、少しでもキモチ良くさせてあげたい
・フェラをする時に指全体で愛したい。万一にも爪を引っ掛けたくない

こんなはしたなく、重たい愛を抱えていることを知られたくなくて口ごもっていると、グルーシャくんはチリちゃんのナカから音を立てながら自身を引き抜こうとする

「そう、ぼくには言えないんだ。じゃあ今日は終わりにしようか」

残念そうな声色で言うと、入口でカリを抜き挿ししてチリちゃんを煽る。すると、肉棒を抜かすまいとグルーシャくんの腰に足を絡めるチリちゃん

「いやや……っ! もっとグルーシャとシたい……ッ!」

久しぶりの会瀬でチリちゃんも溜まってたのに、たった2回の交わりじゃ胎の疼きは全然治まらない

「じゃあ理由、言えるよね」
「うっ……ネイルせんのはポケモンのため……と」
「うん。チリらしい」

グルーシャくんは次の答えを促すように、チリちゃんの爪一枚一枚にリップ音を鳴らしながら口づけていく

「……っっ! ん、ぅぅ……ッ! それ……こそばいぃ……」
「ほんと敏感。で、ポケモンのためと何?」

次の答えを促すように、爪への愛撫が口づけから舌で舐めて吸い付くように変わっていく。そのもどかしい快感に身体を震わせながら、ぽつぽつと本音を吐き出していくチリちゃん。理由を言い終わる頃には、チリちゃんは焦らされた欲望が抑えきれず瞳を濡らし、繋いだままの手の甲を指先ですりすりしておねだりする。グルーシャくんはチリちゃんの深い愛情を知って、まだ眠っているであろう本音を引きずりだすために攻め始める

「そんなこと思ってたんだ……ッ! チリは隠すのが上手い、な……ッ!」
「あああっっっッッ!! 奥に……ッ、キテる……っ! ぐるー、しゃぁぁッッ!」
「ねぇ、まだ隠してることあるんじゃない? 言いなよ。ぼくに隠し事なんて許さないから」

バックでお尻を鷲掴み撫で回すと、唾液を交えながら吸い付く(スパンキングもソフトなら有り?)

「ンぅぅ……っっ! あッ、はぁぁんッッ! 」
「締まってる。叩かれるの好きなんだ?」
「ちゃうっ! 好きやないぃぃ……っ!」
「……の割に……っ、随分ヨがってるけど……ッ!」

獣のように犯していくうちにチリちゃんは四つん這いの体勢が維持できず、お尻だけを上げた姿勢になっちゃう。枕に顔を埋めて唸るように喘ぎを押し殺し、握り締めているシーツには皺が寄っている。その手首を掴んで後ろ手に回し一纏めにすると、グルーシャくんによって身体の自由が利かないため、背を弓なりに反らせ、控えめな形のいい胸がぷるぷると弾む。呼吸がしやすくなると、隠せない喘ぎが部屋に反響する

「やぁぁっっ!……こんな、カッコ……! グルーシャ、激し……ッッ!」
「くっ、……持ってかれるッッ……!」

チリちゃんを抱き寄せ、背面座位で身体を固定する。逃げ場を失ったチリちゃんはなすすべもなくグルーシャくんからの快楽を受け留めるだけ。共に果て、胸板に背を預けてきたチリちゃんの耳朶を食み、吐息を吹きかけるともう蕩けきった女しかそこにはいない

「チリはぼくのためにネイルしないんだ」
「……うん。チリちゃんな、グルーシャのこと大好きやから……」
「可愛いこと言ってくれるね。でもぼくがチリにネイルして、って言ったらするの?」
「…………ううん、グルーシャの頼みでもネイルはせんよ」

理性を無くしたチリはひどく甘えた様子で本音を零してくれるようになったが、ネイルだけはイヤイヤと首を幼子のように振ってきっぱりと否定する。力の抜けた身体に指先を這わし、先ほどまで隙間なく自分のさが埋まっていた腹を往復させる。舌は脳に刷り込むように耳で水音を立て、チリの理性を溶かしていく

「なんでしないの? まだ理由があるなら教えて……チリ」
「……ひっ……うぅぅんッッ!……や、ぁぁ……っ!……ネイルせんのは……あぁっ!……一人でスルとき……困るから……」

チリちゃんを愛撫していた指と舌の動きを止め、驚きに目を見開くグルーシャくん

(一人でシてる? あのチリが……?)

あらゆるポケモントレーナーから憧れの眼差しを向けられ、強く美しい四天王である彼女が、ぼくを想いながら自らを慰めているだけでも堪らない幸福感を覚えるのに、自慰をするために爪を伸ばさないだなんて。恋人として興奮を隠しきれない

「ねぇ、ぼくがいない時どうしてるのか知りたい。いつもやってる姿を見せてよ。……お願い」
「……うっ、……グルーシャがおらん時は……」

ぼくに甘いチリは『お願い』の言葉に弱い。それは彼女の姉御肌の気質もあるが、ぼくに頼られると嬉しいと言っていた。そんな当たり前のことでいちいち喜ぶ恋人が愛おしくて堪らなかった。今までも、これからも、ぼくが甘えて本音を晒すのはチリだけなんだから

長くしなやかな足をM字に開き、細い指は慣れた手つきでクリトリスから濡れそぼった入口まで往復しだす。その整えられた爪には二人の溢れ出た愛液が絡みつき、厭らしくてらついていた。もっと間近でその様子を見ようと、枕を2つ重ねてチリの背へ凭れ掛けさせ、自分はベッドから下りてチリの秘部が目の前に来るよう立て膝をする

「んぅ……っっ、ふ……あッ! あかんて! そない近くで見んといて……ッ!」
「こうしなきゃチリがどこまで深く弄ってるのか見れない。ああ、2本の指根元まで飲み込んじゃったね」
「やッ! ああんッッ! 言わんといてぇ……っ!」

グルーシャの漏れ出ている熱い吐息が自らで射し込んでいる指と秘部にかかり、普段の自慰より興奮して深く早く弄ってしまう

「イ、くぅ……っ! や……ッ、離れてッ! グルーシャ……っっ!!」

チリは身体を丸めるとガクガクと身体を震わせ、潮を辺りに撒き散らす。ぼくの顔にも生温かい温もりがかかり、舌と指とで舐めとるとひどく甘い女の味がした

「そんな奥まで指を挿れるなら、確かに爪は伸ばせないはずだ」
「……ごめ、……嫌いにならんといて……っ!」
「嫌いになんかなるわけない。むしろ、こんなエロいチリが見れて興奮してるけど」
「ほんま……? 良かった……」

チリちゃんの不安を拭うように目尻と額にキスするグルーシャくん

「でもチリがネイルしたいなら協力しようか?」
「協力?」

ペディキュアのように塗りを手伝ってくれるのかと思っていたら、ベッド下にいたはずのグルーシャにいつの間にか押し倒され、愉しそうに口角を上げた恐ろしいほど整った顔に見下ろされている

「そろそろ同棲しようよ。毎晩ぼくとセックスすれば一人でスることないし、お互い欲求不満も解消できて、チリはお洒落も楽しめる。悪い話じゃないと思うけど?」
「はあっ!? ど、同棲ってうちとグルーシャが!?」
「他に誰がいるの。本当は結婚したいけど、リーグの建前もあるし、順序は大事でしょ。だから今は同棲で手を打っとくよ」
「あのなぁ、決定事項みたいに言うてるけどチリちゃんの意思は聞かんのかい」
「ふーん、断る理由があるんなら一応は聞くけど」
「それ聞く気ないやん。でも……悔しいけど断れんなぁ。グルーシャと一緒に住めるやなんて楽しいに決まっとる」
「なら決まりだね」

二人で額を合わせて笑い合ったら、再び始まる恋人の時間~。同棲後はチリちゃんネイル解禁するのも有りだけど、今までのように爪を伸ばさず、グルーシャくんと爪切りして互いの爪のやすりをかけて行為に雪崩れ込むのえっちじゃん。相手のために爪先まで整えてますよ感、やっば

同棲初期のチリちゃんは照れ隠しで喋りながらグルーシャくんの爪にやすりをかけてたけど、同棲して数ヵ月もすればこの後の行為が待ちきれなくて、二人とも急くように無言で爪を整えていたらそれはもう前戯と呼べるんじゃないかなー。相手に整えてもらった爪で相手の身体をなぞり、性器に触れて快感を与え合ってるグルチリは絵になるはず💙💚

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