ト書き

うちのグルーシャに 何さらしとんのや!

2024/05/03 18:17

某探偵漫画の名(?)セリフをチリちゃんに叫んでほしい。本家であったナンパ疑惑シチュでは言わなそうだけど。ナンパなんてグルチリにとっては日常茶飯事だろうし、グルーシャ君が浮気するはずないって思ってるから女子に絡まれているのは全然気にしないイメージ(←時と場合に寄る)

だけどグルーシャ君の過去を知ってる輩が、心を抉るような言葉を言い放っている現場をチリちゃんが目撃して「うちのグルーシャに 何さらしとんのや!!」
って首根っこ掴んでぶちギレてほしいなとは思ってる

流石に本家の「何さらしとんじゃ!」は男言葉遣い過ぎかなと思うので語尾だけ変えてみたけど。チリちゃんは自分に向けられる悪意はうまく受け流すのに、周りの大切な人達が脅かされそうになったら、なりふり構わず実力行使するぐらいの感情はもっているかなと。以下チリちゃんがぶちギレた後の妄想↓


①チリちゃんの剣幕に脱兎の如く逃げる輩

「なにあんの野郎。もっとしばきあげといたら良かったわ」←胸の前でレザーの乾いた音を鳴らしながら、左手パーの掌に右手グーで殴ってる図(←説明下手過ぎ👊)

(……ぼくの彼女、男前過ぎるんですけど。しかもこれでぼく達が付き合ってるのバレたな)

未だに怒り冷めやらない様子のチリちゃんに対し、額に手を当てこれから起こる熱愛騒動に頭を痛くしているグルーシャ君




※以下暴力表現有。二人のキャラ崩壊が大きく、イメージを損なう恐れ有り。メモ書きのため視点がぶれまくってます

②路地裏の袋小路。スラックスのポケットに手を突っ込み、相手の足を擦りながら踏みつけてるチリちゃん
「ほれ」
路地裏に横たわった輩の低い呻き声が沈んでいく
「あーあ、みっともない声出しよって」
「……もう……やめてくれ……。このままじゃスノボが……出来なくなる……っ」
「あ、ホンマや。そら大変なこっちゃ」

さも今気づいたかのようにオーバーな仕草を取りながら踏みつけられていた足が上げられ男はホッとするが、すぐに同じ箇所をより高い位置から踏まれる。もう片方の足でも狙いをつけたかのように足・背中・腹・腕を蹴り上げられる。男はすがるように見上げるが、整った美しい顔は恐ろしいほど感情が消え去り、まるで小石を蹴っているかのようではないか。ただこちらを見下ろしてくる瞳だけは瞳孔が開ききり、赤く煮えたぎっていた

集中的に踏んでいる箇所はグルーシャ君の夢を奪った大きな傷痕の場所。他は未だ身体に残っている現役時代に負った傷痕の位置で。グルーシャ君の絶望とスノボへの熱意を味合わせるかのようにいたぶっていく。蹴る度に上がる呻き声に苛つきを隠せないチリちゃん

「ちっ、こんぐらいで一々やかましいな。うちの蹴りなんて大したことないやろ。グルーシャの受けた痛みはこんなもんやない」
「……ひぃ……っ!……わ、悪かった! 今後一切そいつには近付かない!……これ以上は本当に……滑れなくなるから……っ!」
「あ? なに勝手に口開いとんねん。……ほんまに、黙らせたろか」

再び振り降ろされる足。しかし男に当たる寸でで止められる。グルーシャ君がチリちゃんの肩を掴んで動きを封じたからだ

「もういい。こんな奴のためにチリが傷つくことない」
「止めんとき。こういうクズはなぁ、身を以て覚えんとおんなしこと繰り返すんや! それにうちのどこに傷があるって!?」

怒りが収まらないチリちゃんを自分の後ろに押し下げて、伏せたままの男に屈んで話し掛けるグルーシャ君

「あんたはまだ若い。なんでも出来ると思ってる頃だろうけど道を踏み外せば一瞬で奈落だ。覚えておくことだね。分かったなら……とっとと失せな」

グルーシャ君の冷静な声色からは想像出来ないほどの冷えきった蒼瞳で射抜かれ、震えながら頷くしか出来ず、膝を抱えてて走り去る男

「こらっ、なに帰しとんの! あんな奴に情けなんか要らん!」

追いかけようとするチリちゃんを腕の中へ閉じ込め、四天王の象徴に触れる

「どうでもいいよ、あんな奴。それより、これ外して」
「えっ! あ、いや、これは、トップからもろた大事なもんやし、一応まだ仕事中やから無理やなぁ?」

グルーシャ君の指摘に、途端にしどろもどろの受け答えになり目が泳ぐチリちゃん。両手を擦りながら黒手袋を背へと隠してしまう

「……ったく、強情。じゃあ先にこっちから消毒する」

チリちゃんが疑問の言葉を出す前に、血が滲む唇に口づけを落とす。あれだけ強気に男をいたぶっていたが、蹴る度に唇を噛み、手袋の中でも唇と同じように血が滲んでいるのだろう。舌を遣って唾液を塗り込むように傷口に触れれば、薄く開く唇。いつ人目につくか分からないこの場所ではあくまでも消毒の意味しかなかったのだが、恋人から誘われたら断れるわけもない。腰を引き付け、口づけが深いものになると自然に首へと回る腕。キスに溺れさせれば掌を覆うものを抜き取っても、もう抵抗はない

「こんなになるまで握ることでもなかったのに」
「……せやかて悔しかったやもん。今のグルーシャのことなんも知らんのに、好き勝手言いよって。でも確かにやり過ぎたわ。すまん……」

爪が食い込んだ痕の残る手掌に、グルーシャの薄い唇が触れるとぞくりと身体が震える

「チリがぼくのこと分かってくれてるんだから、それでいい。他人からどう思われようが関係ないよ」
「そう、やね」

掌から顔を上げたグルーシャと目が合ったが、思いきり反らされてしまう

「ほら、もう帰るよ。家まで送ってく」

こちらの口元を隠すようにぐるぐるに巻かれるグルーシャのマフラー。彼の香りに心が凪ていく

「なぁなぁ、もしかしてグルーシャ照れてんの? チリちゃん、おもろい顔でもしとった?」
「照れてないし、面白くもない」
「むっ。照れてないならなんで目ぇ合わせてくれんの。ちゅーか、おもろくないは聞き捨てならんなぁ。チリちゃんはいつでもおもろいやろ!」

グルーシャ君の様子が変なのと、コガネのプライドが入り交じって頓珍漢なやりとりをふっかけるチリちゃん。痺れを切らしたグルーシャ君に壁ドンされる

「そんなに知りたいなら教えるあげるよ。ぼくからのキスに感じて、その先を欲しがる女の顔してた。なんなら、ここでシようか? それともホテル?」
「~~~っっ!」

グルーシャ君の愛撫に感じていたことを見抜かれて真っ赤になるチリちゃん。マフラーを鼻先まで上げて顔を隠すけど、すぐにグルーシャ君の手によってずり降ろされる

「いつでも『おもろい』チリなら、ぼくのことも愉しませてくれるんだよね?」
「……グルーシャの家ならいっぱい愉しめるんとちゃう?」
「言ったね。後でやっぱ無しは聞かないから」
「んなこと言うか。チリちゃんのおもろさ、たっぷり教えたる」

チリちゃんの手を取り、路地裏を足早に抜けるとグルーシャ君の家へ向かう二人の背中



みたいなのが見えた(←②の妄想、めっちゃくちゃ長いな!)。支離滅裂だしキャラ崩壊えぐいしで自分でも頭抱えてる。相手が自分のことを理解してくれていればそれでいい、みたいなほの暗い共依存な感じを纏めようと思っただけ

あくまでイチャイチャほのぼのラブラブグルチリを目指してるので、自分だけが分かるメモ書き程度で満足だ!(単なる実力不足)

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