11歳 4/2
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「ヒロインさーん。」
風の吹き渡る丘からお父さんの声が聞こえる。
『はーい!』
私はお父さんのところまで走り出した。
父と慕う男性は本当の父親ではない。兄弟の肌の色も目の色も人種も全然違う。でも私たちは幸せに暮らしている。
ここはWorld・House。通称WHと呼ばれる孤児院だ。これは私と私の家族たちの日常を描いた物語。