龍
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西谷とおじさんは銃で撃たれてしまったが、なんとか一命を取り留めたらしい。ナマエがそのことを知ったのは、もう二人とも随分と元気になってからだった。
二人が入院していることを知ってから日課になっているお見舞いに行くと、今日は西谷の部屋に先客がいた。
「ナマエ、待ってたで! これが真島君や!」
「ああ! 初めまして、ナマエです」
「へー、お前がナマエか……こいつが気に入ってる言うからどんな男やと思ってたら、案外普通やな」
「西谷と釣り会う男なんてそういませんよ」
真島のことは西谷から聞いている。真島のことを語る西谷はいつもよりずっと楽しそうだった。真島はきっと釣り会う男なのだろう。
「結構普通のお前が、西谷とどうやって知り合ったんや?」
「小中と同じ学校に通ってたんです」
「それからよう付き合いが続いたな」
「西谷が院に入ってからはしばらく疎遠だったんですけど……しばらくしたら、学生のときみたいに一緒にいたんです。どうしてか、自然とそうなっていました」
「そりゃあ昔っから、お互い気があったからやんかぁ。手が上手く使われへんねん、手伝ってや」
西谷がナマエの手を掴んで布団の中に引き入れた。
「ちょっと、おい!」
真島は呆れた顔をして目を背ける。
「あとにしろや……」
「い、いえ、あ、あとにもしませんから!」
手を解放されて、ナマエは本当に安心した。
二人が入院していることを知ってから日課になっているお見舞いに行くと、今日は西谷の部屋に先客がいた。
「ナマエ、待ってたで! これが真島君や!」
「ああ! 初めまして、ナマエです」
「へー、お前がナマエか……こいつが気に入ってる言うからどんな男やと思ってたら、案外普通やな」
「西谷と釣り会う男なんてそういませんよ」
真島のことは西谷から聞いている。真島のことを語る西谷はいつもよりずっと楽しそうだった。真島はきっと釣り会う男なのだろう。
「結構普通のお前が、西谷とどうやって知り合ったんや?」
「小中と同じ学校に通ってたんです」
「それからよう付き合いが続いたな」
「西谷が院に入ってからはしばらく疎遠だったんですけど……しばらくしたら、学生のときみたいに一緒にいたんです。どうしてか、自然とそうなっていました」
「そりゃあ昔っから、お互い気があったからやんかぁ。手が上手く使われへんねん、手伝ってや」
西谷がナマエの手を掴んで布団の中に引き入れた。
「ちょっと、おい!」
真島は呆れた顔をして目を背ける。
「あとにしろや……」
「い、いえ、あ、あとにもしませんから!」
手を解放されて、ナマエは本当に安心した。
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