あの日見た映画を忘れない
警察官[殺人鬼があっちに逃げたぞ!!]
警察官[早くあいつを捕まえろ!!]
警察官達が必死に追いかける殺人鬼は最近町中を恐怖のどん底に突き落としている
殺人を楽しんでいる快楽殺人鬼
警察官[赤い切り裂き魔[オスカー]!!アイツを今逃がせばまた市民の命が危険な目に合う何としても奴を捕らえろ!!]
警察を誘導する様に先頭を走る、黒い影が路地裏に入る。
警察官達は拳銃を取り出し銃声が聞こえる。
オスカー[銃の使い方知んねぇのか?銃ってのは足を狙うもんじゃねぇ!!
頭狙いな!!平和ボケしてんな無能警察官共!!]
そう警察官達に煽り文句を言い放つと路地裏の細い道を突っ走りゴミや障害物を飛び越えて警察官との距離を広げていく。
その時、オスカーの後ろから連続で銃声が聞こえる。
警察官の1人がやけくそになって乱射したのだ。
オスカー(あ、、チッ、クソっ一発入ったか、、、
あー、すげぇ痛てぇ、、早く逃げねぇと)
警察官達が追いかけるがこの街の路地裏は裏社会の人間達が暮らせる程広く迷路の様になっている。
そこに住んでいるオスカーなら手負いの状態でも警察官からは逃げ切れる。
警察官[くそ!オスカーは何処だ!!探せ!!探せ!!]
オスカー(なんとかまけたな、今日は運が悪かったか、、あー、撃たれた腹痛てぇな痛くてイライラしてきた
でも暫く派手には動けねぇな、暫く殺しは無理か)
走りながら、ふつふつと湧き上がる殺人衝動を抑えながら廃墟に付く。
贅沢では無いがオスカーの家だ。
廃墟の地下がオスカーの寝床になっており、いつも血なまぐさい悪臭が漂っている。
オスカー[ッ__!、、、くそ、包帯、包帯はっと、、、
あ、あった、、、早く治んねぇかなぁ早く、殺りにいきてぇ]
ボロボロのベッドに横になる。
痛みで眠気はやってこない、天上を眺めていればドンドン視界が白くなっていき、ドンドン煙たくなっていく。
がばっとオスカーが跳ね上がると煙が充満しており、扉からガスマスクをした黒い装備服を来た人間が入ってくる。
オスカー(!!なんだガスか?やばい!!吸っちまったッ!!
なんか、眠く、、、な、、、)
???[赤い切り裂き魔オスカー、活動停止
作戦成功、確保に移ります]
謎の人間達はトランシーバーで方向したあと、オスカーに拘束具を取り付けて車に運ばれていく。
┃
┃
┃
┃
┃
┃
┃
???[オスカー起きなさい、[コナー]オスカーを起こしなさい]
コナー[はい、分かりました
オスカー起きて下さい貴方は起きる義務があります]
体を揺さぶられるとゆっくりと目を開ける。白い天井、清潔感のあるベッド、生臭い悪臭も無い。どう考えてもオスカーの使っている寝床ではない事は明確だった。
すぐに起き上がって辺りを見渡す。
白い部屋だ、しかし家具はあるテレビもあるしソファーもある。大きな鏡、観賞用植物、冷蔵庫
殺人鬼がいるには普通過ぎる。
そして、1番異質なのは自分を見ても全く動じない目の前の男だ。
コナー[おはようございます、オスカー
私はコナー、貴方のカウセリングをする為に派遣されました
貴方のこれから1週間の命を預からせていただきます
どうぞよろしくお願いします]
オスカー[は?何言ってんだお前?
ちゃんと説明しろ殺すぞ、てかお前怖くねぇのかよ
ニュース見てねぇのか?赤い切り裂き魔って言われてる殺人鬼が目の前にいんだぜ?]
コナー[怖くないです、貴方は今我々の監視下にあります、しかし私を壊したいならお好きにして下さい
それから説明させて頂きますが、起きたばかりですからお飲み物をどうぞ、大丈夫ですよ毒は入ってないですから]
オスカー[聞く前に毒入ってないとか言うなよ、空気が読めねぇ奴だな]
コナーはオスカーに暖かいココアを渡す。マグカップから伝わる優しい温かさが手に伝わり気分が良くなる。
ココアの湯気からはほんのりカカオの香りがして、落ち着く。
オスカーは1口ココアを飲むと久しぶりの甘い飲み物に少し感動しているのか頬が緩み、ほうと口から甘い匂いのする息を出す。
コナー[では、説明しますね
オスカー貴方は昨晩、本国の特殊部隊に捕えられました。
貴方はすぐにでも死刑が執行されるはずでしたが
ロボットの実地試験の為に貴方が採用されました
ですから死刑が1週間延期されました
貴方にはこの実地死刑に協力する義務があります]
暖かいココアを飲みながら黙って聞いていれば、意味のわからない事をつらつらと平然に言うコナーにオスカーが舌打ちしてコナーの服を掴む。
オスカー[はぁ?やんねーよばーか
というかお前バカなのか?マグカップでも人は殺せるんだぜ?]
コナーが逃げない様に服を強く握り直すと高く振り上げたマグカップがコナー目掛けて降り落ちていく。
ドン!!と鈍い音が部屋に響きコナーが倒れる。
しかしオスカーは殴るのをやめないマグカップで何度も殴ればマグカップが割れてその破片を握り切りかかろうとするが、止まる。
オスカー[こいつ、、、、人間じゃないのか、、、
、、こいつがさっき言ってたロボット?
実地試験中のカウンセリングロボット、、か?]
???[その通りですオスカー
コナー1体目メインコンピュータ 破損、再起不能ですね]
オスカー[誰だテメェ、そこの監視カメラからみてんのか?]
???[はい、その通りです、モニターで監視しています、そして貴方にはスピーカーで話をしています
この際私の存在はどうでもいいでしょう
コナーに変わり説明をします
コナーは対殺人鬼用カウンセリングロボットです
殺人鬼のカウンセリングをするのは人間では荷が重すぎる、だから人工知能のカウンセリングロボットを開発に貴方で試しています
またコナーを送りますから、暫く待機していて下さい]
オスカー[あっ!!おい待て俺の話はまだ終わってねぇぞ]
そう監視カメラに怒鳴るがそれからはなんの声も聞こえなくなる。
すると壁が1部飛び出て来て、何かがゆっくりと起き上がってくる。
先程のコナーだ。
コナー?[初めましてオスカー
私コナーと言います、よろしくお願いします]
オスカー[初めましてじゃねえだろ、さっき殺されたくせに]
コナー[その様な記憶はないです
私は貴方とは初対面ですよ?]
オスカー[、、、、、記憶初期化されんのかよ、、、クソつまんね]
警察官[早くあいつを捕まえろ!!]
警察官達が必死に追いかける殺人鬼は最近町中を恐怖のどん底に突き落としている
殺人を楽しんでいる快楽殺人鬼
警察官[赤い切り裂き魔[オスカー]!!アイツを今逃がせばまた市民の命が危険な目に合う何としても奴を捕らえろ!!]
警察を誘導する様に先頭を走る、黒い影が路地裏に入る。
警察官達は拳銃を取り出し銃声が聞こえる。
オスカー[銃の使い方知んねぇのか?銃ってのは足を狙うもんじゃねぇ!!
頭狙いな!!平和ボケしてんな無能警察官共!!]
そう警察官達に煽り文句を言い放つと路地裏の細い道を突っ走りゴミや障害物を飛び越えて警察官との距離を広げていく。
その時、オスカーの後ろから連続で銃声が聞こえる。
警察官の1人がやけくそになって乱射したのだ。
オスカー(あ、、チッ、クソっ一発入ったか、、、
あー、すげぇ痛てぇ、、早く逃げねぇと)
警察官達が追いかけるがこの街の路地裏は裏社会の人間達が暮らせる程広く迷路の様になっている。
そこに住んでいるオスカーなら手負いの状態でも警察官からは逃げ切れる。
警察官[くそ!オスカーは何処だ!!探せ!!探せ!!]
オスカー(なんとかまけたな、今日は運が悪かったか、、あー、撃たれた腹痛てぇな痛くてイライラしてきた
でも暫く派手には動けねぇな、暫く殺しは無理か)
走りながら、ふつふつと湧き上がる殺人衝動を抑えながら廃墟に付く。
贅沢では無いがオスカーの家だ。
廃墟の地下がオスカーの寝床になっており、いつも血なまぐさい悪臭が漂っている。
オスカー[ッ__!、、、くそ、包帯、包帯はっと、、、
あ、あった、、、早く治んねぇかなぁ早く、殺りにいきてぇ]
ボロボロのベッドに横になる。
痛みで眠気はやってこない、天上を眺めていればドンドン視界が白くなっていき、ドンドン煙たくなっていく。
がばっとオスカーが跳ね上がると煙が充満しており、扉からガスマスクをした黒い装備服を来た人間が入ってくる。
オスカー(!!なんだガスか?やばい!!吸っちまったッ!!
なんか、眠く、、、な、、、)
???[赤い切り裂き魔オスカー、活動停止
作戦成功、確保に移ります]
謎の人間達はトランシーバーで方向したあと、オスカーに拘束具を取り付けて車に運ばれていく。
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???[オスカー起きなさい、[コナー]オスカーを起こしなさい]
コナー[はい、分かりました
オスカー起きて下さい貴方は起きる義務があります]
体を揺さぶられるとゆっくりと目を開ける。白い天井、清潔感のあるベッド、生臭い悪臭も無い。どう考えてもオスカーの使っている寝床ではない事は明確だった。
すぐに起き上がって辺りを見渡す。
白い部屋だ、しかし家具はあるテレビもあるしソファーもある。大きな鏡、観賞用植物、冷蔵庫
殺人鬼がいるには普通過ぎる。
そして、1番異質なのは自分を見ても全く動じない目の前の男だ。
コナー[おはようございます、オスカー
私はコナー、貴方のカウセリングをする為に派遣されました
貴方のこれから1週間の命を預からせていただきます
どうぞよろしくお願いします]
オスカー[は?何言ってんだお前?
ちゃんと説明しろ殺すぞ、てかお前怖くねぇのかよ
ニュース見てねぇのか?赤い切り裂き魔って言われてる殺人鬼が目の前にいんだぜ?]
コナー[怖くないです、貴方は今我々の監視下にあります、しかし私を壊したいならお好きにして下さい
それから説明させて頂きますが、起きたばかりですからお飲み物をどうぞ、大丈夫ですよ毒は入ってないですから]
オスカー[聞く前に毒入ってないとか言うなよ、空気が読めねぇ奴だな]
コナーはオスカーに暖かいココアを渡す。マグカップから伝わる優しい温かさが手に伝わり気分が良くなる。
ココアの湯気からはほんのりカカオの香りがして、落ち着く。
オスカーは1口ココアを飲むと久しぶりの甘い飲み物に少し感動しているのか頬が緩み、ほうと口から甘い匂いのする息を出す。
コナー[では、説明しますね
オスカー貴方は昨晩、本国の特殊部隊に捕えられました。
貴方はすぐにでも死刑が執行されるはずでしたが
ロボットの実地試験の為に貴方が採用されました
ですから死刑が1週間延期されました
貴方にはこの実地死刑に協力する義務があります]
暖かいココアを飲みながら黙って聞いていれば、意味のわからない事をつらつらと平然に言うコナーにオスカーが舌打ちしてコナーの服を掴む。
オスカー[はぁ?やんねーよばーか
というかお前バカなのか?マグカップでも人は殺せるんだぜ?]
コナーが逃げない様に服を強く握り直すと高く振り上げたマグカップがコナー目掛けて降り落ちていく。
ドン!!と鈍い音が部屋に響きコナーが倒れる。
しかしオスカーは殴るのをやめないマグカップで何度も殴ればマグカップが割れてその破片を握り切りかかろうとするが、止まる。
オスカー[こいつ、、、、人間じゃないのか、、、
、、こいつがさっき言ってたロボット?
実地試験中のカウンセリングロボット、、か?]
???[その通りですオスカー
コナー1体目メインコンピュータ 破損、再起不能ですね]
オスカー[誰だテメェ、そこの監視カメラからみてんのか?]
???[はい、その通りです、モニターで監視しています、そして貴方にはスピーカーで話をしています
この際私の存在はどうでもいいでしょう
コナーに変わり説明をします
コナーは対殺人鬼用カウンセリングロボットです
殺人鬼のカウンセリングをするのは人間では荷が重すぎる、だから人工知能のカウンセリングロボットを開発に貴方で試しています
またコナーを送りますから、暫く待機していて下さい]
オスカー[あっ!!おい待て俺の話はまだ終わってねぇぞ]
そう監視カメラに怒鳴るがそれからはなんの声も聞こえなくなる。
すると壁が1部飛び出て来て、何かがゆっくりと起き上がってくる。
先程のコナーだ。
コナー?[初めましてオスカー
私コナーと言います、よろしくお願いします]
オスカー[初めましてじゃねえだろ、さっき殺されたくせに]
コナー[その様な記憶はないです
私は貴方とは初対面ですよ?]
オスカー[、、、、、記憶初期化されんのかよ、、、クソつまんね]
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