第4話 手紙と出発
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私はハグリッドから渡された手紙を開け、中の文章に目を通した。
まず、入学を許可するとゆう内容から始まり、入学の日にち。授業で使う必要な物等が書かれていた。
「入学式が9月1日?こっちで言う始業式の日ね。持ち物は~はねペン、教科書、杖とスズ製の大鍋一つ…」
なべ?
「希望者はふくろうか猫かヒキガエルを持って来てもよい」
ペットにカエルですか…
「あの~これはどこで買えば…」
到底この辺りで購入出来るとは思えない。
「ロンドンで買える!店を知ってればな!ナエ!二週間後に迎えに来るからそれまで自分で準備出来る事はしておけよ!お前さんに合わせたい人もおる」
それじゃあ!と言ってハグリッドは帰ってしまった。
その場に取り残された私はボーッと、どこで買うのかとか最後に言ってた合わせたい人とかの事を考えていた。
すると後ろから園長先生が
「二週間後ですと7月30日ですね。ハグリッドも気が早いですね。今度奈恵のお別れ会をしましょう!ごちそうを沢山作らないと!」
でも一つ気にかける事がある
「あの、園長先生。アキトに…ここの皆には何て言えばいいんですか?私が魔法使いだって言っては当然ダメだし…」
しばらく先生も考えこんで…
「そうですね。皆さんには私の口から言っておきます。奈恵はイギリスの遠い親戚にお世話になると伝えておきましょう」
親戚…いないんだけどな。しょうがないか。
「解りました先生。ありがとうございます」
「夏休みは帰ってこれますからね。冬休みもその気があれば帰ってきてくださいね」
「はい!先生」
数日後
私のお別れパーティーが開かれた
いつもの食堂は紙で作ったカワイイ飾りがあちらこちらに飾られていていつもの何倍も華やかな食堂になっている
テーブルの上にはごちそうの山!みんな両手にほうばっている。私の向かいで食べていたアキトが
「お前がイギリスなんて信じられねーよ。まっ、オレは全然寂しくなんかないけどなー」
なんて言ってる
「アハハ。そりゃどーも。夏休みとかは帰ってくるから!その時はまたよろしく」
オウ!と元気よく返事をしてくれたアキトに感謝した。本当は親戚の所に行く訳でもないのにごめんねみんなと内心申し訳ない気持ちでいたが、魔法界がどんな所か楽しみとゆう感情の方が大きかった。
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