第9話 飛行訓練と三つの頭
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そしてやっと寮へついた。私も三人もヘトヘトだ。
「いったい何考えてるんだよ。学校にあんな化け物閉じ込めとくなんて」
「どこに目をつけてるのよ。怪物の足元見なかった?」
さっきからハーマイオニーとロンの言い合いが続いていた。私とハリーはお互い顔を見合わせてやれやれと思った。
「足なんて見てる暇ないよ。頭を見るので精一杯さ。気付かなかったの?頭が三つ」
ロンはかなり興奮した様子で話す。
「確かに三つの頭なんて…普通見ないからね…」
私もビックリはしたしあの時は逃げるのが精一杯だったからな~と言うと
「だろ?ナエだって、みんなそうなるさ」
「あの怪物の足元に仕掛け扉があったわ。何かを守ってるのよ」
「何かを守ってる?」
ハーマイオニー…あの状況でよくそんな所観察出来たね…
「その通りよ。それじゃあ、失礼していいかしら。もう寝るわ。貴方達に付き合ってたら命を落としかねないもの。もっと悪くすれば退学ね。ナエ寝ましょう」
ハーマイオニーは言いたい事を全て言い終わり、女子寮へと入っていった。
「死ぬよりも退学になる方が悪いのかよ」
ロンの言い分もごもっともなんですが…
私は苦笑いしか出来なかった。
「ハリー、ロン、また明日ね!ハーマイオニーが寝るみたいだから私も寝るね」
「うん、おやすみナエ。ロン、僕達も寝よう」
「そうだな。おやすみナエ」
「おやすみ。ロン、ハリー」
二人と別れて私も女子寮へ入った。
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