第2話 今の日常
夢小説設定
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「おい!今日はボクも一緒に学校に登校してやるぞ!」
えらそーな口叩いてるけどようするに一緒に行こうと言っているのだ。
ホントに素直じゃないな~と思ってたら、なんか笑えてきて少し吹き出してしまった。
「何笑ってやがる!ボクの顔に何かついているのか?」
そう言って自分の顔に手をペチペチするアキトがおかしくて今度は普通に笑ってしまった。
「ちがうよ!なんでもない!早く行かないと遅刻しちゃうから!」
「あっ、待て!誘ったボクを置いて行くな!てか笑うな!」
少し顔を赤くしながら一緒に歩くアキト。
「なんでもないしー!早く行かないとねー!」
「とゆうか奈恵!お前が起きるのが遅いからだろうが!それとあと、朝とテンションが全然違うじゃないか!毎日思うけど朝だけなんであんなにテンション低いんだ?」
「ん?それは低血圧だから!朝はいつでもテンション下がりまくり!」
朝とのギャップを更に作ってやろうととびっきりの笑顔を見せたらさっきよりアキトの顔が赤くなった気がした。
夏の厚さのせいかな。
私達は学校へ向かう。
もうすぐ夏休み。
夏は始まったばかり
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