第9話 飛行訓練と三つの頭
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ドラコは箒に乗るのうまいな~…って今はそうじゃないだろ
「どうしたポッター。ついてこられないのか?」
ドラコの馬鹿…なんでそんなふうに挑発するのよ…
それを聞いたハリーが横で箒にまたがってる。
…挑発に乗ってしまった…
「ハリー飛んじゃダメ。先生に言われたでしょ?それに、飛び方も知らないくせに」
ハーマイオニーがハリーに飛ぶなと注意してくれた。
ナイス!ハーマイオニー!
ハリーの事はハーマイオニーに任せて私はドラコが飛んでる下まで走って行った。
「ドラコもうやめようよ。先生に見つかったらドラコも怒られちゃう。なんでそんな事するのよ」
飛んでるドラコに叫んだ。
「この方が面白いからさ。ナエはそこでゆっくり見物でもしてなよ。ほら、早速お出ましさ」
振り返るとハリーまでもが箒で空を飛んでる。ハーマイオニー止めれなかったんだ…
「それを返さないと箒から叩き落とすぞマルフォイ」
「フンッ。出来るかな」
思い出し玉を手でポンポンさせて余裕なドラコ。
それを目掛けてドラコに手を伸ばすハリー。
でもドラコの方が上手だ。ヒラリと箒の上で一回転してハリーをかわした。
見ていてとてもハラハラする。
「ちょっと二人ともやめなさい!私も怒るよ!?」
あまりにもハラハラさせるから見てられない。お願いだからやめてくれと思ってたら…
「とれるものなら取ってみろ」
ドラコがおもいっきり思い出し玉を投げた。
あ~……やってしまった…。
ドラコが思い出し玉を勢いよく投げてしまった。
それと同時にハリーは玉目掛けて猛スピードで飛んで行く。
早い!ホントに箒に乗るのが初めてなのかと思う程早かった。
そして
ハリーは見事玉をキャッチ。みんなの元へ降りてきた。
私もみんなの所へ向かう。
「ハリー!凄い!ナイスキャッチ!あなたホントに箒乗るの初めてなの?凄いよ!」
「うん。初めてだよ///」
私がベタ褒めするとハリーは少し照れ臭そうに答えた。
ホントにあのキャッチは凄かった。ベタ褒めしたってバチは当たらない。
わいわいがやがや皆で騒いでいたら
「ハリー・ポッター。来なさい」
なんとマクゴナガル先生が現れハリーを呼んだ。
ハリーはなんだろうとゆう顔でマクゴナガル先生についていった。
あっ!いけない!
私はハリーの元へ走って行き
「ハリー。思い出し玉、私からネビルに渡しておくよ!あとハリーの活躍も!」
そう言うとハリーはニッコリ笑って
「解った。ナエにお願いするよ」
ハリーから思い出し玉を受けとった。
でもなんでハリーはマクゴナガル先生に呼ばれたんだ?先生は飛行訓練には関係なし、お説教ならドラコも当然連れて行くはずだし。
「はは!ポッターめ。いいざまだ」
後ろでドラコが他のスリザリン生と笑ってた。
全く…どこまで仲悪いんだか…
ネビルの思い出し玉を持ってみんなの所へ戻る途中、思い出し玉に変化が起こった。
「あれ、赤い煙り?」
私の手の中にある思い出し玉に赤い煙りがたっていた。
ハーマイオニーは確か、忘れてる事があると赤い煙りが出るって言ってたな~。
まさに今がそれだ。
私何か忘れてる事でもあったかな?
なんかあった?
……マズイな…マジで私も思い出し玉持ってた方がいいかな…
結局何も思い出せず、箒に乗る事も出来ず、本日の飛行訓練は終わった。
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