第8話 はじめての授業
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「ウサギの目、ハープの音色、この水をラム酒に変えよ」
ここは大広間。みんなで自主練中だ。
私は魔法薬学の復習と予習をしている。
みてろよスネイプえせ教師。ギャフンと言わせてやる。
その頃、同じ寮のシェーマスって男の子が一生懸命水をラム酒に変えようとしていた。
が…
ボンッ!!
ラム酒に変えるはずの水を爆発させた。
周りは大爆笑。
シェーマスも顔も髪も真っ黒に焦げた。
すると、空から梟の群れが現れた。
「あー。郵便が来た」
ロンの言う通り、梟がそれぞれの主人の元に郵便を届けた。
私には今回郵便はなかったけど…
ハリーも郵便がなかったらしく、ロンの所にあった新聞を読んでた。
斜め前ではネビルが丸くて透明のガラス玉を持ってた。
「ネビルー。それ何?」
ちょっと興味があったので聞いてみた。
「なんだろう。僕も初めて見た」
「それ思い出し玉じゃない?本で読んだ事ある。中の煙りが赤くなるのは何か忘れてる時よ」
ハーマイオニーホントにさすが!何でも知ってる!
思い出し玉か~。私も持っといた方がいいかな?
「でも何を忘れたのかそれも思い出せないんだ」
よくある話しね。ネビルらしいわ。
「ねえロン。グリンゴッツに強盗が入った。ほら」
前に座って新聞を読んでいたハリーが急に騒いだ。
二人でその記事を読んでる。
「あれ?グリンゴッツって私とハリーとハグリッドでお金をおろしに行った銀行」
「そう。僕とナエが行った銀行だ。それに記事にはこう書いてある」
ハリーが読み上げた。
記事にはこう書かれていた。
"闇の魔法使い、又は魔女の仕業だと思われるが何も盗まれていないとグリンゴッツのゴブリンは主張している。713番の金庫は、その日事件の前に空になっていたらしい"
「ハリー、713番金庫って」
「そう。ハグリッドと僕達で最後に行った金庫だ」
これは偶然?あの金庫に何が入っていたの?
それを狙った人物とその目的って…
4人で不思議だと言わんばかりの顔で見つめ合った。
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