第8話 はじめての授業
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振り返るとそこにはドラコがいた。
「やあ、ナエ。君も次は魔法薬学だろ?」
「そうよ!ドラコも?」
「ああ。それにしても…」
「ん???」
「まさかよりによって君がグリフィンドールになるとは…」
ドラコは、はぁとため息混じりにそんな事を言った。
「え?なんで?まぁ確かにドラコのいるスリザリンにはなれなかったけど。でもハリーやロン、ハーマイオニーもいるから寂しくないよ」
そう言ったとたん、ドラコがピシッと音をたてて固まったようになった。
「えっドラコ!?」
私変な事でも言った?
「そいつらがいるから余計に、なんで君がスリザリンじゃないんだと思ってしまう」
「そっそうなの?」
よく分からないがとりあえずドラコはハリーやロンがあまり好きではないのね…
「それにグリフィンドールとスリザリンは昔から犬猿の仲だ。だからスリザリンはグリフィンドールの連中とはしゃべらない」
「…私もグリフィンドールだよ?」
つじつまが合わなかったので一応聞いてみた。
「なっ…そっそれは…べっ……/////…ナエはいいんだよ//」
あれ、なんかドラコの顔が赤い?
「ドラコ顔赤いよ?どうしたの?熱でもあるんじゃ…」
彼に熱がないか確かめる為、私はドラコの額に手をあてた。
「うーん。熱は…なさそうね!」
安心して手を離した。
でも…
「ドラコさっきより顔赤くなってるけど大丈夫!?」
熱はないはずなのにさっきより顔が赤くなってる。
「だっ///大丈夫だ…そっそれにグリフィンドールの奴と一緒にいた所を人に見られたら示しがつかない//ぼっ僕は先に行く!」
そう言って先にスタスタと歩いて行ってしまった。
…そっちから話しかけてきたじゃないか…
それに…
「"ナエはいいんだよ"か」
その言葉を思い出したらなんか少し照れ臭くなった。
でもなんで私はいいんだろ??
今度本人に聞いてみようかな?
そんな事を考えながらとぼとぼと歩いてたらいつの間にか次の教室に着いていた。
魔法薬学の教室。
いかにもって雰囲気と独特なニオイがなんとも言えない。
中を見渡すと先程スタスタと歩いて行ってしまったドラコがいた。
例の二人組と一緒に1番前の席に座っている。
隣に座ってやろうかと一瞬考えたが"グリフィンドール"と一緒にいるところを見られたらマズイかなと…
なんか変な所で気を使ってしまった。
とりあえず座ろう。
真ん中辺りの席に座った。
そしたら調度ハリーとロンが来たので二人を呼んだ。
私、ロン、ハリーの順に座る。
その後直ぐにハーマイオニーも教室に入ってきてハリーの隣に座った。
しばらく4人で会話をしてたらいきなり勢いよくドアが開いた。
バンッ!!!
うおっ!ビックリした~…
魔法薬の先生が入って来たのだが…
「この授業では杖を振ったり馬鹿げた呪文を唱えたりはしない。いいかな。」
入ってくるなりいきなり話し始める。
てか、開けた扉はきちんと閉めましょう!!
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