第6話 汽車の中
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ロンは再び咳ばらいをし、気を取り直して
「お日様~ヒナギク~とろけたバター。このデブネズミを黄色に変えよ!」
パシュッ!!
一瞬杖の先から光が出てロンのネズミに当たったが何も起こらなかった。
「その呪文ホントにあってるの?私は簡単な魔法だけど、ちゃんと効いたわよ」
そう言って女の子は杖を取り出し、ハリーの眼鏡目掛けて
「例えばこれ。オキュラス・レパウロ」
シュルシュルッ!
その途端、ハリーの壊れかけてた眼鏡が元の綺麗な形に戻った。
ハリーもロンも私もビックリ!
「あらイヤだ!あなたハリー・ポッターね!私はハーマイオニー・グレンジャー。隣の貴方は?」
ぐいっといきなり私の方を向いた彼女。
「わっ私はナエ・イワウラです」
ビックリしながら答えると
「あら、貴方日本人!?嬉しいわ!一度日本の子とお話ししたかったの!日本は素敵な国よね!漢字とかカタカナ!そして常に言葉が進化しているのよね!貴方の名前にも漢字があるのでしょ?」
「えっ、ええ。ありますよ」
「素敵!今度ゆっくり話しましょう!」
なんて元気のいい子なんだ
半ばビックリした三人をよそに一人でしゃべる彼女。今度はロンの方を向いて
「あなたの…名前は?」
「ロナウド・ウィーズリー。ロンでいいよ」
「そう。よろしくねロン。そろそろローブに着替えたら?もうすぐホグワーツに着くと思うから」
そう言うなり彼女はそくさかと去って行った。そして去り際に
「貴方の鼻に泥がついてるわよ。知ってた?ここよ、ここ」
自分の鼻でロンの鼻についている泥を指摘して出て行ってしまった。
不思議な女の子だけど、悪い感じはしなかった。
ロンとハリーは、なんなんだあいつは。とゆうような顔つきで、二人して顔を見合わせていた。
程なくして汽車はホグワーツへ着いた。
汽車を降りると
「いっちねん生!いっちねん生はこっちだ!」
ハグリッドの声がした。ハグリッドが一年生を誘導する役みたい。
「はぐれずについて来いよ!お前らは船での移動だからな」
はぐれずについて行ってはいるが、一気に汽車から人が降りてごちゃごちゃになったせいでハリー、ロンとはぐれてしまった。
行き先は同じだからまた後で会えるし大丈夫かなと思ってとりあえず開いてる船に乗り込んだ。
一つの船に5人~6人しか乗れない小さな船だ。船に乗って開いてる席に座ると隣に座っていた男の子が声をかけてきた。
「やあ。君も今年からホグワーツ?」
「そうよ!よろしくね!」
「僕はドラコ。ドラコ・マルフォイ。君はこの辺りではあまり見掛けない顔だね」
「私はナエ・イワウラ。日本とゆう国から来たの」
「やはり日本か!行った事はないが父上が日本についてよく話しをしてくれた。ヤマトナデシコの国だそうだな!」
「ヤマトナデシコ?まぁ…そんな感じと言えばそうだしなんか違うような気も…」
なんか微妙に古臭い感じはしたがまあいいかと思いドラコと握手をしてよろしくと言いあった。
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