第6話 汽車の中
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「やった!9と4分の3番線に着いたんだ!」
目の前には赤くて立派な機関車が止まっていた。
一人ではしゃいでいたら先に来てたハリーに
「ナエも無事来れてよかった!早く汽車に乗ろう!」
「ハリー!うん!間に合ってよかったよ!席を確保しないとね!」
私達は席を取るべく汽車へと乗り込んだ。
程なくして汽車は出発した。無事空いているコンパートメントも確保出来て私達は向かい合わせで座っていた。
少ししてから私達の所に一人の男の子がヒョイッと顔を出した。
「あの…ここ…座ってもいい?他はもういっぱいで…」
あれ?さっきの赤毛の男の子だ。
「どうぞ!」
ハリーはその子を気持ち良く招き入れた。
その子はハリーの横に腰掛けた。
「僕はロン!ロナウド・ウィーズリー!みんなからはロンって呼ばれてる」
「よろしくねロン!私はナエ・イワウラ。日本とゆう国から来たの!知ってる?」
「知ってるよ!僕テンプラとカツドンが好きだよ!」
「アハ!私も好きだよ!さっきはありがとう!あなたのお母さんのおかげて無事汽車に乗れたわ!」
ニッコリ笑ってお礼を言うとロンの顔が赤くなった。あれ、車内暑い?窓もう少しあけた方がいいかな?
と思って少し開いていた上の窓をまた少し開けた。
ロンは隣にいたハリーと挨拶をしている。そして
「ハリー・ポッター!?じゃあ、あれは…ホントなの?」
「あれ?ああ。これ?」
と言ってハリーは額の傷を見せた。
「わぉ!スゲー本物だ」
ホントにみんなハリーの事知ってるんだ。ハグリッドの言ってた通り知らない人はいないんだ。
「坊ちゃん達、お菓子はいかが?」
売店のおばちゃんがお菓子を売りに来た。
僕はあるからとロンは家から持参したお菓子袋を見せた。
それを見たハリーは何を思ったのか…
「ぜーんぶ頂戴!」
豪勢に全部買っちゃいました…。まっいっか。私も貰おう!
そしてしばらく三人でお菓子パーティー!私とハリーは見たことないお菓子に興味津々!
これ何?これは?こっちは?
私達の質問に一つずつ答えてくれるロン。
ゾウモツ味とか鼻くそ味とかする食べ物ってどうなの?蛙チョコは本物の蛙みたいに動くし…
ヘンテコな食べ物ばっかだけど見てる分には楽しかった!
「そうだ!魔法を見たい?少し習ったんだ!」
ロンがそう言うと私もハリーもコクコク頷いて見せてとお願いした。
ロンは杖を取り出し、コホンと咳ばらいをした後に、
「お日様~ヒナギク~」
と唱えだした。するとドアからニュッと女の子が現れた。
「ネビルの蛙を見なかった?ネビルの蛙が逃げたの」
茶色のウェーブかかった長い髪の女の子。
「あら、魔法を使うの?やってみせて」
その子はロンが杖を持っているのを見て魔法を使うとゆう事を悟ったのか、見せて欲しいと私の横に腰掛けた。
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