第5話 はじめましてと買い物
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そこにはまたしてもお金の山!山!山!
そこにはハリーの時と負けないぐらいのお金の山だった。
「ナエの方が凄い量だと僕は思うけど」
「あのねハリー。実は私は生まれた時から孤児院で育ったの。両親もいないし…だから…なんでこんな大量にお金があるのかさっぱりだわ」
お手上げポーズを私がとっていると
「えっ、ナエも両親を?僕と一緒だったなんて…」
あっあれ?なんか話が暗い方向に言ってないか?ハリーの顔が妙にしゅん…ってなってるのは…私が悪いんじゃん!
「あ~ごめんねハリー…なんか暗い話になってしまった…ハリーにもなんか辛い思いをさせてしまってたらごめん…」
「えっ僕!?僕は全然辛くないよ」
そう言ってハリーがまりにも激しくぶんぶんと首を横に降るからそれが面白くてつい吹き出してしまった。
私がクスクス笑ってるとハリーもニッコリ笑ってくれた。
あー、やっぱハリーは笑うとカワイイなんてオヤジめいた事を思ってたら
「さあ、次行くぞ!」
とハグリッドに邪魔された
そして次の金庫へと向かった。
「この金庫には何が入ってるの?」
金庫の前まで来るとハリーがハグリッドに聞いた。
「それは言えん。ダンブルドアの頼まれ事でな」
それだけ言って中から取り出したのは小さな袋。それを胸ポケットにしまうと
「この事は内緒にしちょいてくれ」
私とハリーはこくんと頷いた。
無事お金をゲット出来た私達は今日のメイン、買い物へと向かった。
制服を買い、羽ペン、インク、教科書も購入。
「あとは~。杖がいるね」
ハリーが紙を見直してまだ杖を買ってない事に気付いた。
「杖ならオリバンダーの所がいい。ハリー、ナエ。先に行っててくれ。俺は別用を済ませてくる」
ハグリッドはそう言うやいなや、どこかへ行ってしまった。
目の前にはそのオリバンダーさんとやらの杖の店がある。
「凄い老舗の店って感じね。入ってみようかハリー」
「うん。杖を買わないと」
ハリーと私は中へ入った。
店には誰もいなかった。
こんにちは~とハリーが声をあげると中からにゅ~っと店主らしきおじいちゃんが出てきた。
私達の顔を見るなりニコーッとして
「これはこれはポッターさん。いつ会えるかと楽しみにしていましたよ。おや、そちらの美しいお嬢さんはお友達ですかな?」
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