このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

ラッキースケベ(?)

今日は翔陽。稲荷崎とか言う高校と戦うらしい。昨日は音駒と戦ったらしい。稲荷崎。強いらしい。去年は1位やったらしい。翔陽には、頑張ってもらうしかないな。

「お母さん。喉乾いたから、飲み物買ってくる!何か飲みたい物とかある?」

「あら、良いの?じゃあ水でお願い。」

「はーい。」

翔陽。勝てるかな。いやいや、お兄ちゃんを信じない妹がどこに居る?お兄ちゃんは強い。だから絶対に負けない。

ドン

「わわっ。すみません。考え事(?)してて。」

「あぁ。」

コケッ

「はっ。何しとん。」

「すみません。自分の足に引っかかっちゃって…」

そんな奴、おるんやな。今ここにいるけど、はぁ、手にかかる…てか、この柔らかいもんはなんや?

むにっ…

「!!?」

なんやろ。分からん。

むにむに…

「ひゃ、あ、あの、な、名前分からないんですけどぉ、む、胸触るの、辞めて貰っても…良いですか?」

あ、胸やったんか……って胸!?!?

「すまん!!!この通りや。許して欲しい。」

「嫌、分からなかったら大丈夫です!」

胸デカい子やな思ってたけど、こんなにも胸って柔らかいんやな。ビックリしてたのは、俺が触ったからか。悪いことしたなー。

「あー。そや君、名前は。」

「日向陽香(ようか)です」

「陽香ちゃんか。覚えたで。俺は宮侑。」

「宮さん。」

「嫌、侑って呼んでくれ。サムと被るのは嫌や。」

サム?

「侑君。」

はっ!やって、しまった。初対面の人にしかも、(多分)年上の人に…

「す、すみません。く、癖で…」

「大丈夫やで。次の試合。見てくれな。」

「え?」

「俺稲荷崎高校。烏野と戦うねん。」

「あ、その烏野に、私の兄が居ます!」

「私と同じ、髪色で。」

「ほー。オレンジ色か。わかりやすいな。」

「じゃあな。」

「はい!さようなら!」

烏野のオレンジ髪。か。

翔陽。あんな強そうな人と戦うのか!応援しなきゃ!勝っても負けても、お祝いしなくちゃね!


finish
1/2ページ
LOVE