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宮侑薬

キーンコーンカーンコーン…キーンコーンカーンコーン…。

やった!やっと4時間目終わったわ!早く碧のクラスに行かな!!

「碧〜!!!」

「わっ!侑君。どうしたの?」

「今日も一緒に飯食うで〜!!」

「あ、そうだったね。ちゃんとお弁当作ったよ」

「ありがとうな!!」

「はい。どうぞ」

パカッ

「うわぁー!!美味しそうやなー!!」

「そんなに豪華じゃないけどね。」

「ちゃうで、豪華でも、豪華じゃなくても、碧が作ったらもうそれは神食なんや!!」

「神食ってなにw」

「神食は、神さんが食べてる食事や!」

「そんなんあるんだ(笑)」

あ、こんなに碧が笑ってるの見たの、初めてや…。もっと、俺には感情を出して欲しい。俺だけに見せる顔を、見せて欲しい。

「侑君?どうかした?」

「え、な、なんでもあらへん!!早くメシ食うわ!」

「うん。早く食べなきゃ、お昼時間なくなっちゃうもんね」

はぁ。一緒にいたいけど、ずっと一緒にいたらドキドキして心臓が持たへんな。あぁ、碧はほんまに可愛い。誰かに否定されようが、碧は世界一、可愛いんや。
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LOVE